Bill Evans(ビル・エバンス)、Eddie Gomtz(エディ・ゴメス)Jack DeJohnette(ジャック・ディジョネット)のトリオの発掘音源で、ドラムの Jack DeJohnette(がマイルスバンドに参加するためこのトリオは6カ月で解散です。なのでAt The Montreux Jazz Festival(モントルー・ジャズフェス)での共演が有名で「モントルー・トリオ」と呼ばれているようです。ちなみに、このトリオは6カ月しか活動していなかったため音源は、これを入れて三作しかありません。
・「At The Montreux Jazz Festival」1968年6月15日録音
・「Some Another Time」1968年6月20日録音
・本作、オランダのヒルフェルスムライブ「Another Time」1968年6月22日録音
レーベルは発掘音源のレーベルの「Resonance Records」で、エンジニアだった社長George Klabin(ジョージ・クラビン)と、ディレクター、Zev Feldman(ゼヴ・フェルドマン)が、ジャズの歴史をひも解き、遺族などに対しても了解を得て出版権を獲得して合法的に音源を復刻するレーベルとのこと。
発売価格は海外版の方が少し安かったんですが、ライナーノーツもしっかりと書いてあって読める日本版を選びました。強気の3,380円+消費税です。おそらく5年後には値下がりしたりするんでしょうが、これは早く聴いておきたいので購入しました。
さて、この音源、1968年6月22日オランダのヒルフェルスムで行われたコンサートのものですが音質は最高と書かれていた通りリアルな音質で最高の録音状態でビックリします。
この録音はレコード化して発売するつもりで、録音したものではなかったのか?とそこが疑問です。日本語版のライナーノーツは色々な人が長々と書かれているのでそこらへんの記述があるので、後で楽しみに読むこととします。
正直ピアノトリオの演奏はギタリストにとっては、若干退屈なものも多いのですがこのアルバムはものすごく刺激的です。間合いの詰め方、一体感が自然でこれトリオだっけ?って言う感じの濃さが楽しめます。
曲目では全部いいんですが、あえて言えば「Very Early」「Alfie」「Emily」などが良かったです独特の空気感が好きです🎶🎹
piano : Bill Evans
bass : Eddie Gomez
drums : Jack DeJohnette
producer ; Zev Feldman
recorded at Netherlands Radio Union (NRU) Vara Studio 8 in Hilversum, Netherlands on June 22, 1968
1. You're Gonna Hear From Me
2. Very Early
3. Who Can I Turn To?
4. Alfie
5. Embraceable You
6. Emily
7. Nardis
8. Turn Out Of The Stars
9. Five
▶ Alfie
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