2019年1月12日土曜日

レプリカたちの夜 一條次郎


シロクマを目撃したのは夜中の十二時過ぎだった
何なんだ?

巻末の解説にもあるように、
まずここから引きずり込まれ
作者の戦略にハマることとなる

記憶が他の人と少しずれる所から違和感を感じ
次に何が起こるのか段々とワケがわからくなる

そしてワクワクしてくる

会話が少しづつ噛み合わなくなってくるのもストレンジ
何が起こるのかを期待させてくれる

紹介にデビッドリンチ的世界観とあるが
映画になるとそんな感じでしょう

この奇妙な感覚は
オズノイとかジョンスコと似ているような気がする
ギターフレーズの手法と重なるな と
違和感を持たせて、つじつまは合わせる

シロクマが品質管理部長?
かき氷?鮭?
青い血、うみみず、C=22

キーワードがいっぱいあります

2回目繰り返し読むと
また印象が変わるんだろうな
と思わせます


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