キューンはハンガリー系の血筋で5歳からピアノを学び
12歳の時にクラシックのマーガレット・チャロフ女史
(バリトン・サックスのサージ・チャロフのお母さん)の門下生となり
13歳でサージとともにナイト・クラブ・デビュー、ハーバード大学に進学
1959年にケニー・ドーハムからバンド加入の誘いを受け
1960年にマイルス・バンドを去ったコルトレーンのカルテットの初代ピアニストとなり、
本人曰く実力不足で数カ月でマッコイ・タイナーにその座を譲る
エリートのようで苦労人のようでもあります
このアルバムは1966年の録音で初期作品
演奏はアップテンポな曲が主体でゴリゴリとしたダイナミック
「Three Waves」は力ずくでピアノをねじ伏せている熱演
「Today I Am a Man」「Memory」「Bits and Pieces「Kodpiece」
など力強くて中身の濃い作品で好印象
これは当たりですね
piano : Steve Kuhn
bass : Steve Swallow
drums : Pete La Roca
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