昨年の2020年4月15日アルト・サックス奏者のリー・コニッツが亡くなりました
私の手持ちの中では、渋めのアルバムに参加しておられます
コロナによる肺炎で享年92歳
2018年までアルバムも出されていて現役を貫いておられました
行きつけのバーのマスターも昔好きだったとのことは
聞いていましたので、ソロアルバムなんぞも聞いてみるかと購入しました
このアルバムは2006年なので79歳のかなり晩年の作品で
ベースのハイン・ヴァン・デ・ガインのとデュオ作品
リー・コニッツはリーダーライブでは
一切曲目を知らせない人らしく、共演者は出だしのメロディーを聴いて
スタンダードを演奏しなければならないらしい(恐ろしい)
だがこの作品ではガインから出ていくことも多いので(3, 6, 7, 8, 10)
曲名ぐらいは打ち合わせていたのではないかとのこと
いくらスタンダードと言ってもベースの出だしだけで
リー・コニッツが曲を当てるのは不可能でしょうから
でも最初の2曲はベースは、リー・コニッツの
サックスを聴いてから、少しづつ始めているような気はしますが・・
何回か聞いていますが、最初はあまり聞かずに作業のBGMで
二回目は睡眠導入として小さな音で寝ながら・・
そして、このエピソードを知ってから
ベースのガインの緊張を想像しながら聴くと全く違って聞こえます
(退屈ではなくなる)
「デュオでスタンダードをクールにブロウしたアーティスティックなライヴ作品」
いや不思議なもんです、その通り
alto sax : Lee Konitz
double bass : Hein Van de Geyn
1. Lover Man
2. The Song Is You
3 A-Fantasy
4. Invitation
5. Little Girl Blue
6. I Should Care
7. Cherokee
8. Swift Code
9. Stella By Starlight
10. Sweet Lorraine
11. 'Round Midnight
このアルバムのテイクは見つからないので
1990年録音なんで16年前ですか
このアルバムはMeetsなんで
なるほど、Meeting Againで再会したんですね
I Should Care
The Thrill Of The Thought
Conversation In G
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