2019年7月13日土曜日

中国汚染の真相 富阪聰


この本は2014年の発刊で今から5年前
その頃は未だ中国の大気、河川の汚染が
流行のように情報が流れていましたが
今の中国がどのような状況になっているのでしょうか

大分環境汚染問題は改善されていると思うんですが
ネット記事はかなりの中国バッシングばかりなので
ざっと見ただけでは実のところよくわかりません

この本は悪意に満ちた中国バッシングでは無く
主として中国の水と大気の汚染
環境対策と貧困について書かれています

中国に行ったことはありませんが
実は私も中国の大気汚染を実感しています

実感したのは私が札幌に勤務していた2013年~2016年

仕事で道内のあちこちの産地に車を走らせていると
旭川のあたりが日中白くなっています

霧が凄いんだなと思っていたら
地元の人から、実はあれは霧では無くて
中国のPM2.5だと聞かされました

北海道の空気は澄んでいると思っていたのにショックでした

北海道には中国の観光客が相当数押し寄せています
目的はおそらく、きれいな空気と自然、美味しい食べ物

せっかく高いお金を払って旅行に来ているのに
自国の大気汚染が北海道にまで押し寄せているとは
知らない人も多いのでしょう

私が小学校の時は東京も大気汚染が激しく
毎日、光化学スモッグ注意報
小学生の頃は外でバリバリ遊んでいたので
ぜん息気味でした
しかし光化学スモッグは割と早くから
終わった感じがします

日本とは隣の国で他人ごとではありません
若干国民性は気になりますが
経済大国になった今
早くに環境汚染から脱出してもらいたいものです



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