2022年3月22日火曜日

Art Blakey And The Jazz Messengers / A Night In Tunisia


 Bobby Timmons が作曲した Moanin' が発売されたのは1958年。 その翌年 サックスのBenny Golson がバンドを離れ Hank Mobley が加入、同年の秋に Wayne Shorter 加入し初のレコーディングとなったのがこの1960年発表の A Night In Tunisia で看板曲の1つである「チュニジアの夜」を、ドラム・ソロを中心としてドカドカと激しく叩きまくるアレンジで新たにリメイクしています。
 この曲を書いたのは、ディジー・ガレスピー(Dizzy Gillespie) で、ガレスピとブレイキーが Billy Eckstine のビッグ・バンドに在籍していた時。Tunisia は北アフリカの地中海に面した国で遥かかなたのアメリカでこの曲は書かれています。何故この題名になったのかは未だ不明のようです。

 出だしの A Night In Tunisia は、かなり派手でダイナミックなドラムソロから始まります。若干おおげさ過ぎて過剰な演出かとは思いますが、ジャズ喫茶のでかいスピーカーで迫力を聴いてみたいもんで気迫のサービスには頭が下がります。2曲目 Sincerely Diana になると急に質素な演奏になります(Tunisia が派手すぎただけで静かなバラードという訳ではありません)この落差が印影となってまた強烈な印象です。ブレイキーの当時の奥様、ダイアナのためにショーターが書いた曲です。確か奥様は日本人もいたことと記憶してますので、何回か結婚されているようですね。So Tired はティモンズ作曲のベーシックなブルースですが、ティモンズとブレイキーの安定したコンビ的で心を落ちけて聴ける内容ですがショーターのテナーが私には音選びを迷っているようなソロに聞こえてしまって、これはこれで貴重だなと思っています。あと曲名で思うところとしてはティモンズは一回脱退することも思うとブレイキーのへの辞意を現した曲名でもあるんですかねえ。YAMA は山を意味する曲名で Lee Morgan の作曲で妻のヤマモトの頭文字であるようです。曲のイメージでは落ち着かれた方のように見受けられます。そう思って聞くとモーガンのソロも丁寧に気持ちがこめられたソロのような気がします。Kozo's Waltz も「小僧のワルツ」モーガンの作曲です。これはモーガンの家のペットのプードルの名前だそうです。Tunisia でド派手に始めながらも、なんか音楽活動も充実、家庭も円満を自慢しているようなアルバムでもあるようです🎵

drums : Art Blakey
piano : Bobby Timmons
bass : Jymie Merritt
tenor sax : Wayne Shorter
trumpet : Lee Morgan

producer : Alfred Lion
recorded by : Rudy Van Gelder

1. A Night In Tunisia
2. Sincerely Diana
3. So Tired
4. Yama
5. Kozo's Waltz



▶ Yama


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2022年3月21日月曜日

Hank Mobley / A Slice Of The Top

 

 一聴して感じるのは正調で凛々しいサウンドで、とても良質なこと。チューバ、ユーフォニウムなどを加えた5管オクテットからなる8人編成のモブレーの力作です。
 このアルバムは1966年3月18日に Blue Note で録音されたのですが、1979年まで封印されていたアルバムとのこと。理由はよくわかりませんが、Blue Note Records は、この録音の1966年に米リバティー・レコード社に売却されていることが原因なのでしょうか?一方でライナーノーツでは、この売却によってこのレコーディングメンバーの大アンサンブルが実現したのではないか(予算が使えるようになった?)とも書かれていますが、発売されなかった理由については書かれていませんでした。


 さて地味な再発盤なのかジャケットが寂しすぎるのが惜しいこのアルバム、冒頭から大絶賛してしまいましたがホント素晴らしい。そして第一に感じたのは、これだけの大編成の管がいながら、ピアノの存在感が非常に大きいことです。マッコイ・タイナー良いですね。
 曲の紹介ですが、スタンダードで There's A Lull In My Life を演奏しているほかは全てモブレーのオリジナル。印象的なアクの強いテーマではないものの、すんなりとテーマを味わってメンバーがスムーズにアドリブに入っていけていて素材的に優れてるのが特徴的と思います。Hank's Other Bag は、ユーホとチューバから入りながら流れるようにテーマには入り込み、まずはマッコイ・タイナーの技に聞き入ります。Cute 'N Pretty はチューバの低音がテーマの部分で効果的に響き牧歌的な印象を与えながらも情熱的な曲となっています。 A Touch Of Blue、 A Slice Of The Top については、モーダルなアプローチで若干流すような感じもしないでは無いですが、各自のソロは天下一品。1966年のナイト・クラブで酒を飲みながらこんな曲を聴いていて騒いでいたら気持ちよく酔えたに違いない。チューバやユーフォニアムなどの多彩な楽器の中でのモブレー節が楽しいアルバムです。

tenor sax : Hank Mobley
piano : McCoy Tyner
bass : Bob Cranshaw
drums : Billy Higgins
alto sax : James Spaulding
trumpet : Lee Morgan
euphonium : Kiane Zawadi
tuba : Howard Johnson

producer : Alfred Lion

recorded on March 18, 1966 at Van Gelder Studios, Englewood Cliffs, New Jersey.

1. Hank's Other Bag
2. There's A Lull In My Life
3. Cute 'N Pretty
4. A Touch Of Blue
5. A Slice Of The Top





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2022年3月20日日曜日

Herbie Hancock / Takin' Off

 

 Herbie Hancock(ハービー・ハンコック)の初のリーダーアルバムでBlue Note から1962年のリリース。収録曲に Takin' Off という曲は無いのだからまさにここから「離陸」することを確信してのアルバム名なのでしょう。22歳のデビュー作のはじまりは、ハンコックが幼少期に耳にしたスイカ売りの声をモチーフにして書かれた Watermelon Man です。既にこのアルバムを聴く前に様々な人のカバーを私も耳にしています。一番印象に残っているのはブルース・マンの Little Walterのバージョンで、8ビートなのでR&Bの曲で演奏されても全く違和感なく聴けました。このモチーフは相当な印象を与えるようでDonald Byrd の Blackjack に収録されている Beale Street という曲は曲名は違うがほぼ Watermelon Man というものもあります。しかし何といっても、本人が Head Hunters で演奏しているファンク・バージョンが一番印象的でカッコ良いもののような気がします。8ビートの曲をデビュー作の最初に持ってくると言うのも中々斬新なソロ・デビューで、今思えば、以降、ジャズ、フュージョン、ヒップホップ等に進出してしまうハンコックの多彩さな音楽性は既にここにあったようです。


 とこのアルバムの顔となってしまう Watermelon Man ではありますが、収録されているほかの曲の印象が薄れてしまいますが、ハードバップな中に新しいサウンドが聞こえる2曲目の Three Bags Full、ご機嫌なファンキーピアノのブルース Empty Pockets、Freddie Hubbard のトランペットが冴え、朗々としたDexter Gordon のテナーが聴ける The Maze も実に心地よい。Driftin' では、またルーズなブルースに戻るが息の合ったリラックスした演奏で聴いている側も心地よく聞き流せるスムーズさが良い。締めはバラードの Alone And I ですが最後にピアノをしっとりと聴かせるこの演出も素晴らしい。全曲ハンコックのオリジナルで固められたデビュー作はやはり必聴盤でした🎵

piano : Herbie Hancock
bass : Butch Warren
drums : Billy Higgins
tenor sax : Dexter Gordon
trumpet : Freddie Hubbard

producer : Alfred Lion
recorded by : Rudy Van Gelder

1. Watermelon Man
2. Three Bags Full
3. Empty Pockets
4. The Maze
5. Driftin'
6. Alone And I




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2022年3月19日土曜日

The Best Of Punk Rock / VOL.1


 Priority Records ‎なるレーベルから出ているパンク・ロックのオムニバスです。懐かしのパンクロックのヒット曲が集められていて VOL.3 まで出ているようですが、中古屋で見つけて購入しただけなんで他は所有していません。さすがに最近のバンドの新譜を買うことは滅多にありませんが、ロックも聴きますしパンクだって聴きます。パンクもメロコア、スカパンクなんかも聴いたりします。
 懐かしの名前がずらりと並んでいるので、私の少年時代を思い出したりして郷愁を感じてしまう曲がずらりと並んでいて、今の若いパンク小僧たちもこれらの曲を知っていたりするのか気になるところでもあります。現代のパンクはもっと過激な音になっていたりするんで、ここらへんの時代のものは今聞くとキャッチーなメロディであったり、ポップ風な味付けであったりきっちりと商業パンク・ロックしていたんだなと感じますね。
 私ヤジオが中学生時代は金が無かったんで、ここら辺のバンドはラジオからカセットに録音すると言うエアチェック時代に聴いていたものです。The Clash、The Ramones、The Jam、The Stranglers、The Damned、The Buzzcocks、The Vibrators までずらっと名前が並んでいますが、10バンド中8個が「The」がついていて Wire、999の2バンドだけが「The」なしだったんだと今気づいちゃいました。

  

 当時ラモーンズの Rockaway Beach なんかがFMで流れたりすると一緒にサビを口ずさんだり、The Stranglersのポスターが欲しかった。The Buzzcocks のフワフワしたサビのメロディ、Homicideなどなど個性あるそれぞれのサウンドが良くて必ずしもうまくないところが、当時のロック少年にこれなら俺にもできるかも?と思わせてくれるところがまた良いんですよね。フォークギターしかないのでコード弾きでラジオに合わせて弾いてみてそんな時代でした

1. The Clash / Train In Vain (Stand By Me)
2. The Ramones / Rockaway Beach
3. The Jam / In The City
4. The Stranglers / Meninblack
5. The Damned / Born To Kill (Live)
6. The Buzzcocks / I Don't Know What To Do With My Life (Live)
7. The Vibrators / Whips And Furs
8. Wire / Ex Lion Tamer
10. 999 / Homicide (Live)





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2022年3月18日金曜日

Who / Who's Better Who's Best / The Very Best Of The Who


 The Who はパンクの元祖でありビートルズ風もあったりしますが、他のロックバンドとは違う発明品みたいな要素が多いいつも思う。でも誰でもそうですが最初から発明品を想像できたわけではありません。前身は The Detours (ディトゥアーズ)というベンチャーズ、シャドウズ、ビートルズのコピーバンドでしたが、同盟のバンドが存在したため The Who と改名。そして1964年7月に High Numbers というバンド名でモッズ系でシングル・デビューするが不発。10月にEMIのオーディションを受け不合格となり、1月にはブランズウィックと契約しThe Who でやっとデビューとなります。当時から大音量、ギター、アンプ、ドラムを破壊するパフォーマンスだったらしいです。


 ベスト盤は持っていても良いが、アルバムを聴くべきであると最近書いたような気がするが、このベスト盤は持っていても良いヤツですね。往年の名曲などは押さえてあるし、並び順も良いと思います。改めて聴いてみてもメロディーはポップであったり、クラシカルであったりするが、どれもバンドのサウンドは破壊的。もちろんピート・タウンゼントのギターが爆発しているのだが、はじけるブンブンするベース、全て力強く叩ききる手数の多いドラムがそのサウンドに凄みを増加させています。
 定番の My Generation は言うまでもない名曲、出だしはこれで文句はありません。ビートルズっぽい Anyway, Anyhow, Anywhere、The Kids Are Alright が続きますが段々と熱くなって激しいサウンドとなるのが、The Whoだなって思います。そして名曲 Substitute です。このブンブンするベースとドラムの強烈なところが聴きどころですね。そして何か劇場仕立てのような I'm A Boy、Happy Jack ここらへんも The Who をすごく感じます。Pictures Of Lily は、可愛らしいメロディーなのにハードになり、ブレイクのボーカルソロのような部分とユーフォニウムのブオンブオンもワンポイント素晴らしい。そして I Can See For Miles はまた演劇のようなドラマチックな展開がたまりません。Who Are You はそうでしたシンセで始まるのですが、これもドラマチック。ボーカルのエフェクト加減と力み方が素晴らしい。段々とここら辺からビートルズっぽいとかは無くなって、The Who の色が濃ゆくなってきてます。そしてMy Generation と同じくらい私が好きな、Won't Get Fooled Again、改めて聴くとこの曲のギターリフは中々凝っています。Magic Bus も、昔すんごく聴きました。生ギターがものすごく合っててサイケな部分もあってこれも名曲だなあ。I Can't Explain も聴いてたですね。Pinball Wizard は昔レコード持ってましたがどこへ行ったんだろう? I'm Free、See Me, Feel Me と外せないとこですね。Squeeze Box だけは記憶に無かった曲です。ふーんこんな曲もあるのか。Join Together、You Better, You Bet は記憶から飛んでいました。締めくくりは、Baba O'Riley ですか。なんかコンサートを聴いてたような気分になります。いや良かった🎵

vocal : Roger Daltrey
guitar : Pete Townshend
drums : Keith Moon
bass : John Entwistle 

1. My Generation
2. Anyway, Anyhow, Anywhere
3. The Kids Are Alright
4. Substitute
5. I'm A Boy
6. Happy Jack
7. Pictures Of Lily
8. I Can See For Miles
9. Who Are You
10. Won't Get Fooled Again
11. Magic Bus
12. I Can't Explain
13. Pinball Wizard
14. I'm Free
15. See Me, Feel Me
16. Squeeze Box
17. Join Together
18. You Better, You Bet
19. Baba O'Riley





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2022年3月17日木曜日

The Isley brothers / The Brothers : Isley


 The Isley brothers はオハイオ州シンシナティ出身のソウル・グループで、50年代前半に結成したゴスペル・グループを母体としています。デビューは1957年で O'Kelly(長男)バッキングボーカル、 Ronaldバッキングボーカル(3男), Rudolph リードボーカル(次男) を中心にしたメンバーでレコードデビューしています。6人兄弟で、Ernie Isley ギター(5男)、Marvin Isley ベース(6男)、Vernon Isley リードボーカル(4男)、キーボードの Chris Jasper は Rudolph の妻の弟。


 新興宗教のような服装で日本庭園のようなバックのジャケットが印象的なこのアルバムは1969年作アルバムです。この年はレコード会社のT-Neckへの移籍の関係もありライブ盤含めて4枚の大量のアルバム発売の年です。Doin' Their Thing、It's Our Thing、Live at Yankee Stadium、The Brothers: Isley 
 これで12作目となるのだがこの時代は、全盛期へ向かう段階でファンクサウンドを完成に近づけていた時代であると思います。この時代のファンクは、Sly & The Family Stone を筆頭としたサウンドが基本と思いますが、Isley はその路線+ロック+ソウルの要素が強いサウンドです。
 I Turned You On はシングルでも発売され全米R&Bチャート第6位、全米チャート第23位となったヘビーで荒削りで、ワンコードで押し切るファンクの醍醐味が詰まった曲でDJからはサンプリングネタとして重宝されているらしい。カーティスっぽくもある。続くVacuum Cleaner はイントロからずっと鳴っている単純なギターのフレーズがなんともカッコいいダークな雰囲気が良いですね。そしてメロー・ソウルな I Got to Get Myself Together となり、ここら辺がゴスペルを基本としたボーカル・グループとしての魅力が発揮される曲となっています。Was It Good to You? ではグッとダイナミックなサウンドでThe Blacker the Berrie は無理やりグイグイと引っ張って行くようなロックなファンク。そして My Little Girl はオールドなスタイルのソウル・ファンクで懐かしい雰囲気がとても良いです。Get Down off of the Train は、正統派なソウルチューンで、Ronald のボーカルの魅力、Holding On も別の意味で正統派なソウルで、ラスト Feels Like the World はバラードで締めくくりです。元々ボーカルグループだけあって歌にハズレはないですね。

このCDは5枚組お買い得シリーズの一枚


piano, percussion : Chris Jasper
organ : Truman Thomas
guitar, twelve-string guitar, electric guitar, percussion : Ernie Isley
bass, percussion : Marvin Isley
drums, percussion : George Moreland
percussion : George Patterson

executive-producer : Tony Martell
producer : Adam Block

1. I Turned You On
2. Vacuum Cleaner
3. I Got To Get Myself Together
4. Was It Good To You?
5. The Blacker The Berrie
6. My Little Girl
7. Get Down Off Of The Train
8. Holding On
9. Feels Like The World





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2022年3月16日水曜日

The Wild Magnolias / They Call Us Wild


 ワールド系音楽をやっている人たちに見えますが、なんとこれがファンクなんです。どうやら、衣装はニューオーリンズのマルディグラ・インディアンの部族のものでインディアン・ファンクという分野です。
 マルディグラ・インディアンは、マルディグラの時にネイティブ・アメリカンの儀礼的な衣服に影響を受けたコスチュームで着飾ります。ほとんどはニューオリンズ在住の黒人で構成されており、その伝統は、ひどい人種差別の法律から逃れた黒人がインディアンとして自らを示したという、社会から追放されたアフリカ人とインディアンの密接な関係に源があります。マルディグラとは、キリスト教の灰の水曜日の前日、告解の火曜日を指し、ニューオリンズではマルディグラの日を最終日とする11日間の祭りが行われ「インディアン」たちが作ったコスチュームや、踊り、音楽と合体したのです。


 このバンドはマルディグラ・インディアンの部族である Wild Magnolias のビッグ・チーフ(酋長)であったTheodore "Bo" Dollisと彼の幼馴染みでThe Golden Eaglesのビッグ・チーフであったMonk Boudreauxを中心に結成されました。そしてその伝統的にはドラムと掛け声だけで演奏されてきたマルディグラ・インディアンのサウンドにファンクに仕立て上げています。私はこの一枚しか持っていないのですが、これは1975年の2作目のアルバムで1stよりも洗練された聴きやすいファンク・サウンドになっているとのこと。深追いしてみたい気もしますが、ボーカルの旋律はほぼ同じで、バッキングやリズムのパターンを変えたように聞こえる曲も多いので、このアルバムで気持ちよく聴いているだけで良い気もします。
 最初に収録された They Call Us Wild はパーカッシブなファンク・チューンでも聴きやすくてカッコ良いのですが、実はこのアルバムはボーカルの旋律が、この旋律が続く New Sui などで延々と繰り返されることとなります。サウンド自体はオルガン入れ、ファンキーなサックスとなっていて、後に Neville Brothers もカバーしている曲です。Ah Anka Ting Tang Boo Shanka Boo はピアノが怪しげな雰囲気を作りボコーダーでサイケなサウンドに仕上げています。ボーカルの旋律は少し変えていると思ったら後半はやはり同じです(笑)Fire Water は、ジャケの雰囲気が伝わるワイルドなファンクですが今度はボーカルの旋律は、変えているのですがどこかで聴いたことがある旋律とブレイク(笑笑)Injuns, Here We Come は、スマートな演奏で極めて現代のファンクに近いですが Fire Water と同じようなコール・レスポンスのボーカルで(笑笑笑)とここまで聴き直しながら演奏はぴか一に上手いんだがボーカルに工夫がないと思っていたんですが、これは恐らくわざとそうしてるんだろうなと。しかし New Kinda Groove を聴いてまたかと(笑笑笑笑)、Jumalaka Boom Boomd でやっと変わってきたのが嬉しいですが、このJumalaka Boom~ Boomd~と歌う部分はどこかで聴いたことあるなあ(笑笑笑笑笑)、We're Gonna Party は曲の名の通り踊れる感じでサウンドはおしゃれですが、ボーカルは相変わらずで(笑笑笑笑笑笑)Ho Na Nae は、クラビが入るスティービー・ワンダー的でやっと、一味違うメロディーが聴けたと何か安心してしまいました。
 数曲をピックアップして聴くのは良いのですが、エコーとクラビの多用で曲調が似通ってしまい歌メロが単調であることなど、アルバムとして繰り返し聴くのはちょっとしんどいかも🎵

lead vocals, tambourine : Theodore Emile "Bo" Dollis
keyboards, synthesizer (arp) : Wilson Turbinton
guitar : Guitar June
guitar (wah-wah) : Snooks Eaglin
bass : Erving Charles, Julius Farmer
drums : Larry Panna
congas : Alfred "Uganda" Roberts
congas, bongos, vocals : James Smothers
congas, vocals : Joseph Pierre "Monk" Boudreaux
tambourine, cowbell, vocals : Lawrence "Crip" Adams*
tambourine, triangle, vocals : Washington "Bubba" Scott*
tambourine, vocals : Leonard "Gate" Johnson, James "Gator June" Johnson, Jr.
tambourine, whistle, rap, vocals : Johnnie "Quarter Moon" Tobias
alto sax, soprano sax : Earl Turbinton

producer : Philippe Rault
recorded and mixed at Studio in the Country, Bogalusa, Louisiana.

1. They Call Us Wild
2. New Sui
3. Ah Anka Ting Tang Boo Shanka Boo
4. Fire Water
5. Injuns, Here We Come
6. New Kinda Groove
7. Jumalaka Boom Boom
8. We're Gonna Party
9. Ho Na Nae





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