2022年3月18日金曜日

Who / Who's Better Who's Best / The Very Best Of The Who


 The Who はパンクの元祖でありビートルズ風もあったりしますが、他のロックバンドとは違う発明品みたいな要素が多いいつも思う。でも誰でもそうですが最初から発明品を想像できたわけではありません。前身は The Detours (ディトゥアーズ)というベンチャーズ、シャドウズ、ビートルズのコピーバンドでしたが、同盟のバンドが存在したため The Who と改名。そして1964年7月に High Numbers というバンド名でモッズ系でシングル・デビューするが不発。10月にEMIのオーディションを受け不合格となり、1月にはブランズウィックと契約しThe Who でやっとデビューとなります。当時から大音量、ギター、アンプ、ドラムを破壊するパフォーマンスだったらしいです。


 ベスト盤は持っていても良いが、アルバムを聴くべきであると最近書いたような気がするが、このベスト盤は持っていても良いヤツですね。往年の名曲などは押さえてあるし、並び順も良いと思います。改めて聴いてみてもメロディーはポップであったり、クラシカルであったりするが、どれもバンドのサウンドは破壊的。もちろんピート・タウンゼントのギターが爆発しているのだが、はじけるブンブンするベース、全て力強く叩ききる手数の多いドラムがそのサウンドに凄みを増加させています。
 定番の My Generation は言うまでもない名曲、出だしはこれで文句はありません。ビートルズっぽい Anyway, Anyhow, Anywhere、The Kids Are Alright が続きますが段々と熱くなって激しいサウンドとなるのが、The Whoだなって思います。そして名曲 Substitute です。このブンブンするベースとドラムの強烈なところが聴きどころですね。そして何か劇場仕立てのような I'm A Boy、Happy Jack ここらへんも The Who をすごく感じます。Pictures Of Lily は、可愛らしいメロディーなのにハードになり、ブレイクのボーカルソロのような部分とユーフォニウムのブオンブオンもワンポイント素晴らしい。そして I Can See For Miles はまた演劇のようなドラマチックな展開がたまりません。Who Are You はそうでしたシンセで始まるのですが、これもドラマチック。ボーカルのエフェクト加減と力み方が素晴らしい。段々とここら辺からビートルズっぽいとかは無くなって、The Who の色が濃ゆくなってきてます。そしてMy Generation と同じくらい私が好きな、Won't Get Fooled Again、改めて聴くとこの曲のギターリフは中々凝っています。Magic Bus も、昔すんごく聴きました。生ギターがものすごく合っててサイケな部分もあってこれも名曲だなあ。I Can't Explain も聴いてたですね。Pinball Wizard は昔レコード持ってましたがどこへ行ったんだろう? I'm Free、See Me, Feel Me と外せないとこですね。Squeeze Box だけは記憶に無かった曲です。ふーんこんな曲もあるのか。Join Together、You Better, You Bet は記憶から飛んでいました。締めくくりは、Baba O'Riley ですか。なんかコンサートを聴いてたような気分になります。いや良かった🎵

vocal : Roger Daltrey
guitar : Pete Townshend
drums : Keith Moon
bass : John Entwistle 

1. My Generation
2. Anyway, Anyhow, Anywhere
3. The Kids Are Alright
4. Substitute
5. I'm A Boy
6. Happy Jack
7. Pictures Of Lily
8. I Can See For Miles
9. Who Are You
10. Won't Get Fooled Again
11. Magic Bus
12. I Can't Explain
13. Pinball Wizard
14. I'm Free
15. See Me, Feel Me
16. Squeeze Box
17. Join Together
18. You Better, You Bet
19. Baba O'Riley





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