本論からすぐに脱線する語り口も巧妙なエッセイ的で
ジャズ系うんちく書籍の中でも面白い部類
(好き嫌いはあるとは思いますが・・)
十二音平均律、バークリー・メソッド、MIDI
について、歴史的背景もジャズ・プレイヤーならではの
菊地理論が面白く理解できました
「バップ、ビバップは、当初チャイニーズミュージックと呼ばれ
馬鹿にされていた。が、
人気を伸ばすにつれ、アメリカのメディアは、
モダンジャズ、クールジャズと名前を与えた」
なんてとこもフムフム
本編は「歴史篇」で「キーワード篇」も追加でネット購入して
未だ読んでいません
行きつけの「おでんジャズ・バー」のマスターに
キーワード篇読んでみる?と聞いたところ
歴史篇は面白かったけど、音楽を演奏しないジャズファンには歴史篇が限界
とのことでした。そうなのか
現在は著者の別書「憂鬱と官能を教えた学校 上」を読み始めています
未だ途中ですが、講義内容は被っており、こちらの方を読んでから
東京大学のアルバート・アイラーでも良いのかも知れません
音源を聴きながらの講義は、受講者を惹きつけたことは間違いなく
再読しながら音源も聞いてみたいとは思っています
エラク時間はかかると思いますが・・・
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