「東京大学のアルバート・アイラー」はかなり面白かったので
この人の著書を読み進めようとネット購入した本作
かなり難解な表現と繰り返しが多く
途中で訳がわからなくなりながらも読み終えました
巻末の対談で著者はの神経症的傾向が書かれていて
本人も自覚し、文中の著者の独断と偏見は時間とともに変わるので
現在進行形では違うことを言っているようなこともある
しかしこれを書いていた時はこう思っていたで良いので
改訂などで記述の変更削除はせずに、このまま出版し続けるとのこと
これでもっとジャズがうまくなりたいとか思うのは断念して
ヨーロッパ系文学の訳本を読んだような気分になって
内容はあまり噛み締めずに
読み進めることに重きをおいて時々振り返る
みたいな読み方をすればよいのではないでしょうか
そもそも、音楽とは何か?音とは何か?
現代の楽譜表記は学問として発達し、
商業的に音楽の再現をするためのものであり
もしかしたら、私たちの音楽(音階)に対する感性は
体制に訓練されてしまった洗脳かもしれない
続編で下巻があったので、怖いもの見たさに
今取り寄せ中
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