書き手が違えばドロドロした話にもなりうる話だ
と思ったのは私だけかな
(途中ドロドロしかけましたけど)
整然として品のあるので、落ち着いて読めますが
夫のDVと浮気が原因で別荘に行ったら
魅力的な男性と、女の目から見ても素敵な女性がいた
設定としては殺人事件でも起きそうです
でもチェンバロ製作という繊細な作業
カリグラフィーも、また繊細な芸術的な作業
静かに、時に湧き上がる感情をぶつけつつ話が進行する
ドロドロな設定なのに美しいものを見た気がする
気になるチェンバロの「やさしい訴え」
震える薫さんと主人公瑠璃子さんが一緒に聞いた
トマス・タリス - エレミアの哀歌
バッハ ゴールドベルク変奏曲よりアリア
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