2021年7月24日土曜日

本日のCD Kassav' ♪ Vini Pou


 友人の影響でラテンに凝った時期のアルバムでその頃に仕入れた「Kassav' (カッサブ)」は、だいぶデジタルな作りの軽いノリのカリブ海系で、ラテンを片っ端から訳もわからずにジャケットだけ見て購入してしまったパターンで、結果正直趣味ではないものにも手を出してしまった懐かしい盤です。若かりしときの思い出のようなものですね。
 ジャンル的にはフレンチ・カリビアンと呼ばれるようで、ギタリストでヴォーカルの Jacob Desvarieux を中心にパリで結成されたグループ Kassav' の1987年リリースの作品。フランスのダンス音楽 「Beguine」 などの伝統とエレクトロニクスを融合させた音楽 「Zouk」 の代表的グループ。(完全に受け売りなのでフレンチ・カリビアン ≒「Zouk」なのかは不明です) 
 正直この「軽薄で人工的なつくりのカリブ海音楽」は今聞いても心に響くものは、ほぼ皆無ですが、外人がいいっぱいのライブハウスのサルサ・パーティに行くとこの手の音楽は必ずつなぎでかかり、皆さんノリノリで踊ります。また最近は私とんとご無沙汰のロシアン・パブで(実際はロシア人いなくても白人ならロシアンパブで働けるみたいですが)カラオケとかが、入っていない時に外人若い女子用のBGMとして、このタイプの曲がかかってることも多いですよね。なのでおそらくワールド・ワイドには懐メロとして成立する分野であるのでしょう。ノリが良くて楽しいことは間違いないですが、チャラくて深さは無いよなあ。まあこの手の音楽に深さは要らんと言えば要らないですか。でかい箱でDJのようにしてかけたら低音バンバン響いてひたすらビートを聴きながら踊れればOK。
 ですが私は日本人なんで・・・という印象です。

guitar, vocals : Jacob F. Desvarieux
vocals : Jean-Philippe Marthely, Jocelyne Beroard, Patrick Saint-Eloi
chorus : Edith Lefel (5), Jean-Paul Pognon, Sylvie Ayoun
programmed by (Fairlight), synthesizer : Celmar Engel
keyboards : Jacques Mbida
keyboards, vocals : Jean-Claude Naimro
bass : Georges Decimus
drums (simmons) : Philippe Brai
drums : Claude Vamur
percussion : Dédé Saint Prix (5), Roger Raspail, César Durcin
sax : Alain Hatot, Claude Thirifays
trumpet : Eric Jiausserand (5) , Freddy Hovsepian, Jean-Pierre Ramirez
trombone : Claude Romano (2), Hamid Belhocine
violin : Alain Kouznetzoff, France Dubois, Roger Bertier

The Phenix Horns
alto sax : Don Myrick
tenor sax : James Roberts (4)
trombone : Louis Satterfield
trumpet : Harry Kim, Rahmlee Davis

1. Sye Bwa
2. Flash'
3. Souf' zouk
4. Zou
5. Soleil
6. Ayen pa mol'
7. Zot' Vini Pou
8. Es' se an la fet
9. Rosa
10. Pale mwen dous'
11. Chouboule





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