2018年5月8日火曜日
なつのひかり を読んでみた
シュールで奇妙な夏の日々
「私」こと栞(しおり)は
21歳ウェイトレス兼バーの歌手
兄には美人の妻、そして愛人がいる
けれど不思議な日常感があって
関係は普通に思えます
この物語のアクセントは「やどかり」
何かを擬人化しているのか?
それとも「栞」が幻想を見ているのか?
「やどかり」は何かの比喩なのか?
読み進んでも「やどかり」は「やどかり」
みんなが「何か」を探してる
不思議な浮遊感が漂う物語でした
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