ホレス・シルバーはジャズ・メッセンジャーズの初代ピアニスト
シルバーがメッセンジャーズを脱退(解体)は1956年
グループ名は アート・ブレイキー が取り
アート・ブレイキー & ザ・ジャズ・メッセンジャーズ となり
シルバーは自身の ホレス・シルバー・クインテットとなって
翌年の1957年に Epicから Silver's Blue(1956年7月録音)
Blue Noteから本作 6 Pieces of Silver(1956年11月録音)をリリース
地味目の作品ではあるが典型的ハードバップ編成の良品で
わかりやすくてキャッチーなメロディとリズムが好感
ゴスペル、アフリカン、ラテンの影響が色濃く
代表曲としても有名なSenor Bluesは、alternate takeで
2バージョン収録されています
アルバム・タイトルはオリジナル盤の 7 曲中の
ラスト曲For Heaven's Sakeを除く 6 曲が
ホレス・シルバー の曲だったところから名づけられています
だったら6曲で良かったんじゃないかとも思いますが
LPにするための尺が足りなかったんでしょうか?
このレビューを書くために色々見ていたら
メッセンジャースとは関係ないですが
アート・ブレイキーは元々ピアニストでドラムに転向
ホレス・シルバーは、サックスからピアノに転向らしい
才能ある人は楽器選ばずなんですね
現代も著名なミュージシャンはマルチに楽器演奏が可能な人が多いしね
(1 - 8)
piano : Horace Silver
tenor sax : Hank Mobley
trumpet : Donald Byrd
bass : Doug Watkins
drums : Louis Hayes
Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, November 10, 1956.
(9 , 10)
piano : Horace Silver
tenor sax : Junior Cook
trumpet : Donald Byrd
bass : Gene Taylor
drums : Louis Hayes
vocals : Bill Henderson
Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, June 15, 1958.
1. Cool Eyes
2. Shirl
3. Camouflage
4. Enchantment
5. Senor Blues
6. Virgo
7. For Heaven's Sake
【Bonus Take, not part of original】
8. Senor Blues (alternate 45 take)
9. Teppin'
10. Senor Blues (vocal version)
Cool Eyes
Camouflage
Senor Blues