2020年3月6日金曜日

本日のCD 小倉博和 ♪ Golden Time


小倉博和なるギタリスト全く知りませんでした
しかし、100年以上前のギターの1852年製のマーティン
「マーティン2-27」の音を音源化するということが
2017年の発売時、話題となり聴かせていただきました

グリーンスリーブスなどの、古典的名曲のアレンジも良し
小春日和という曲もいいなあ

徹底的に聞かせる構成なので2枚組のうち1枚目は
林立夫、井上鑑をはじめとする日本トップのミュージシャンたちとのセッション
2枚目はは小倉氏のギター、ベースだけというシンプルな構成
心を落ち着かせてくれる1枚です

【DISC1】
小春日和-An Indian Summer-
Green Sleeves
秋-Harvest Season-
Gymnopedie
Song for “R”
家路

【DISC2】
小春日和-An Indian Summer-(NAKED)
Green Sleeves(Naked)
秋-Harvest Season- (Naked)
Gymnopedie(Naked)
Song for “R”(Naked)
家路(Naked)


このアルバムの音源は見つかりませんでしたが
ギターマガジンで雰囲気のある動画見つけました

  


2020年3月5日木曜日

本日のCD Miles Davis Quintet♪ Peacock Alley 1956



さてこのライブは1956年の7月14日と21日のライブ収録
当時のラジオ音源からおこしたブートもの
なので、おそろしく音が悪いですね
でも貴重なクインテット演奏で楽しいです

ちなみに検索を色々としていたら
同じジャケ写で日付が違うものがあるようで
1957 年 2 月 16 日が正しいとする向きもあり
それで違うものが混在しているようです

マイルスファンにとっては、たまらん一枚何でしょうね
(私は今のところファンではないと自分では思っています)

MC : Spider Burks
trumpet : Miles Davis 
piano : Red Garland
tenor sax : John Coltrane
bass : Paul Chambers
drums : Philly Joe Jones

【Concert one】
Intro
Ah-leu-cha
A Foggy Day
All Of You
Woody 'n' You
Walkin'
Concert Two

【Concert two】
Two Bass Hit
Well You Needn't
Billy Boy
All Of You
Oleo
Newk #2 / The Theme
Sign Off / The Theme


  



2020年3月4日水曜日

本日のCD Thelonious Monk ♪ Monk's Mood


ビクターから1999年に発売のベスト盤です
TheCDClubと裏面に書いてあるので
色んなアーティストのシリーズものの廉価版ベストでしょうか
私も、Disk Unionで確か中古350円でした
つまりは収録曲は、既に持っているものも多いようです
若干いつもの「やっちまった」感ありですが
ジャケ写が違う同じアルバムとかでは無いんで
まあ、いいか

It Don't Mean A Thing (If It Ain't That Swing)
Caravan
Blue Monk
Honeysuckle Rose
Just You , Just Me
Blues Five Spot
Misteriouso
Well, You Needn't
Pannonica

It Don't Mean A Thing

Blue Monk

Misteriouso

Pannonica

  


2020年3月3日火曜日

本日のCD Janis Joplin ♪ Greatest Hits


彼女の短いキャリアの入門編として有名な
死後1973年リリースに発表のベスト盤

晴れた公園で笑っているジャニスのジャケ写は物悲しくも感じる
「Summertime」とかが有名でブルースのイメージが先行しますが
カントリーなどの曲もあることがわかります

所謂訛声(だみごえ)を駆使してコブシを効かせた歌いかたをする
印象ばかりでしたが、こうやってベストを改めて聴いていると
様々な歌いかたや声色を使っていて
やっぱり表現者として凄い人なんだなあと改めて感じます

Piece Of My Heart
Summertime
Try (Just A Little Bit Harder)
Cry Baby
Me And Bobby McGee
Down On Me
Get It While You Can
Bye, Bye Baby
Move Over
Ball And Chain

Move Over

Try

Piece Of My Heart


  



2020年3月2日月曜日

本日のCD The Eminent J.J.Johnson Sextet With Clifford Brown Vol1



 BlueNoteから1989年に発売のアルバムですが何種類か発売されているようです。基本的にコンピレーションなので、発売時期や国によって収録曲が異なるようで、私が持っているこのアルバムは古いバージョンで、収録曲は少ないヤツのようです。
 JJジョンソンで他に所有しているアルバムは Dial J.J. 5 ぐらいです。トロンボーン奏者のリーダー・アルバムは、余り手を付けていなくて、日本人の 向井滋春 ぐらいしか持っていませんが、おそらく向井滋春氏のアイドルにJJジョンソン が入ているのは間違いないと思います。
 カウントベイシー楽団でキャリアを積んで、チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピーらとの演奏で腕を磨いたスピード感あふれる演奏は凄いです🎶

trombone : Jay Jay Johnson
trumpet : Clifford Brown
tenor sax, baritone sax : Jimmy Heath 
piano : John Lewis
bass : Percy Heath
drums : Kenny Clarke

1. Capri(alternate take)
2. Capri
3. Loverman
4. Turnpike
5. Turnpike(alternate take)
6. Sketch One
7. It Could Happen To You
8. Get Happy
9. Get Happy(alternate take)






  

山怪 田中康弘


日本の山には何かがいる
何か正体ははっきりとしないが何かがいる

様々な山に暮らす方から聞いた体験談を
ほぼ脚色せずに書かれているようです
(後半には若干、語り口が違う話があり、
これはお年寄りから聞いた話を翻訳したっぽい感じ)

一話づつは非常に短く1~2ページぐらいのものも非常に多く
似たような話はまとめて連続して書かれています
場所や年代が違えど、似たような体験をしているかたは多いようですね
キツネが悪さをする話が基本的には多い印象です
一応、タヌキと蛇が出てきますがそれほど無し

全編、謎の光体「ひとだま」は出てきます
正体は、リンの燃焼・ヤマドリの飛翔・蛍の光・UFO
山奥で密造しているお酒の蔵へ夜な夜な行く人の提灯
何が正解か答えは当然ありません

ただキツネの仕業でだけではなく
何となく感じるのは「お酒」の存在と恐怖心による「幻覚」
あるいは東北の山中には、麻が自生しているとの噂も聞いたことがあり
もしかして野焼きでラリってたりしたりするのかな

動物に限らない第六感の話も出てきます
私自身は現在ありませんが小学生の頃に不思議な体験ありです

熱が出て学校を休んでいて、ずっと寝ていたのにフッと目が覚め
その瞬間に「誰かが死んだかな?」と単純に思いました
熱が下がって学校へ行くと、
中の良かった友達という訳でもないのですが
学校を休んでいたクラス・メイトが
思った時間に脳腫瘍で亡くなっていました
なので私は第6感は「あるんだ!」と信じています
それ以外は全く感じたことは無いんですけどね


2020年3月1日日曜日

本日のCD Dimendion ♪ Third Dimension


ドラムはデビュー以来固定していません
ドラムレスの3人でレコーディングしたアルバム
打ち込み主体のサウンドで、クラブやライブハウスでの人気曲
「Yellow Sunshine」を収録
楽曲のセンス、テクニックは群を抜けています

sax : Kazuki Katsuta 勝田一樹
guitar : Takashi Masuzaki 増崎孝司
keyboards : Akira Onozuka 小野塚晃
choir : Yuko Hamaya 浜家優子

Lost In A Maze
Fly Into A Passion
Yellow Sunshine
Illusion
Real Box
6-Trip
Buster
Going Back
Rendezvous

Lost In A Maze

Yellow Sunshine

Going Back

  






2020年2月29日土曜日

かつや「デミたまメンチカツ鍋定食」の罪悪感

本日の土曜日は医者の日でした
朝めし抜いて検査も、まあマズマズの数値でした

ヘモグロビンa1cと中性脂肪に気を付けなければならないが
本日は解禁です
腹も減ったので医者が終わって「かつや」に・・


デミたまメンチカツ鍋定食 850円


名前のとおりデミソースの海にメンチカツと温玉
キャベツは気持ちだけ乗っかってます
結構な罪悪感の塊です

美味かった



本日のCD Miles Davis ♪ All Stars Vol1+3


1952年5月9日、1953年4月20日、1954年3月6日
ブルーノートの録音を行った
この音源はシングルや10インチでリリースされ
LPの時代になってBLP-1501、1502でリリース
今回の再リリースCDには1952年、1953年のテイクが収録され
ボーナストラックで3曲の別テイクが収納されている

全体的に3管のアンサンブルで
ビバップの先に進む「瞬間」が見える
マイルスがスターダムに躍り出る前の貴重な音源

ちなみに1952年はマイルスが麻薬中毒になり始め
1953年はどっぷりとなった年のようであります

【April,20,1953】
trumpet : Miles Davis
piano : Gil Coggins
trombone : Jay Jay Johnson
alto sax : Jackie McLean 
bass : Oscar Pettiford
drums: Kenny Clarke

【May,9,1952】
trumpet : Miles Davis
piano : Gil Coggins
trombone : Jay Jay Johnson
bass : Percy Heath 
Drums : Art Blakey 
tenor sax : Jimmy Heath

tempus Fugit 【May,9,1952】
Kelo 【May,9,1952】
Enigma 【May,9,1952】
Ray's Idea 【May,9,1952】
How Deep Is The Ocean 【April,20,1953】
C.T.A. (Alternate Master) 【May,9,1952】
Dear Old Stockholm 【April,20,1953】
Chance It 【April,20,1953】
Yesterdays 【April,20,1953】
Donna (Alternate Master) 【April,20,1953】
C.T.A. 【April,20,1953】
Would'n You (Alternate Master) 【April,20,1953】
Chance It (Alternate Master) 【April,20,1953】
Kelo (Alternate Master) 【April,20,1953】
Enigma (Alternate Master) 【April,20,1953】


tempus Fugit

Kelo

Enigma


Yesterdays

  



2020年2月28日金曜日

本日のCD Pat Martino ♪ Plays Standards Best Of Muse


絶頂期と言われる’70年代のMuseレーベルから出した
5枚のリーダーアルバムからスタンダードを集めたベスト盤

師匠:渡辺香津美と弟子:沢和幸の解説もライナーノーツに収録
付録としてギター・スコアもついてます
このアルバムには「Days Of Wine And Roses」
他4枚のアルバムを買えば別のスコアが付いてきます
ギタリストは、買いなはれ! という感じですね

2013年に出された「We Are Together Again」 は
考えられたギターフレージングを感じますが
こちらのほうが頑固おやじの「王道ジャズギター」といった感じで
決して逸脱しない安定感と、芯の強い音でこれもまた良い

Footprints
How Insensitive
Alone Together
Sunny
Impressions
Along Came Betty
On The Stairs
Both Sides Now
Days Of Wine And Roses
I Remember Clifford
Blue Bossa
Lament

Days Of Wine And Roses

Footprints

Alone Together

  







2020年2月27日木曜日

本日のCD quasimode ♪ The land Of Freedom


「quasimode」の2ndアルバム
ハード・バップ、モーダル・ジャズ + ラテン
でクラブジャズと呼ばれるダンサブルな音楽となる
ジャズながら日本人テイストのわかりやすいメロディー

ファーストよりも濃い目になりながら
サウンドメイクや楽曲構成がこなれてきて
洗練されたサウンドになっていると感じます

クラブジャズ・テイストですが
ジャズを残しつつのバンド
ここまで熱いと嬉しい限りです

bass : 須長和広 
piano : 平戸祐介
drums : 奥津岳
sax : 中村雅人
percussion : 松岡"matzz"高廣
vocal : 有坂美香
vocal : Carmen Lundy

Over the Horizon
The man from Nagpur
Objects in the mirror feat. Carmen Lundy, Masato Nakamura(Sleep Walker)
Last nine days
Time is love feat.Carmen Lundy
For self defence
Percussion Revolver
Raw cotton field feat. Masato Nakamura
The land of freedom
Dark beauty feat. Mika Arisaka
Over the Horizon ~Reprise~



Objects in the mirror

The man from Nagpur

  

沖縄土産で「35COFFEE」

私が沖縄に行ったわけではありませんが
同僚の沖縄旅行土産で「35COFFEE」をいただきました


風化した沖縄のサンゴで焙煎しているとのことで
調べてみたら、“サンゴ再生プロジェクト”で
 35COFFEEの売上3.5%を使いベビーサンゴ移植する活動をしているとのこと
コーヒー好きで飲んでたら社会貢献できるとのこと
良い企画ですね


中には密閉されたドリップパックが入っていて
コップに水を入れてレンジで1分半チンでした


水のバランスを誤ったか?薄目でした
また発見したらリベンジします

2020年2月26日水曜日

本日のCD D'Angelo ♪ Brown Sugar


ディ・アンジェロの1995年のデビューアルバム
ソウルはファンの間では色々なジャンルに分けられています
このアルバムは「ニュー・クラシック・ソウル(NCS)」
「ネオ・ソウル」等と呼ばれて、新しいR&Bの流れを作ってきたアルバムの一枚

ブラウンシュガーと言えばストーンズですが
ストーンズのブラウン・シュガーも黒砂糖という素直な意味ではない
有名な曲だが卑猥な曲であります

ディアンジェロの場合は、ブラウン・シュガーという
名の女性へのラブ・ソングのようです

基本、D'Angelo が全楽器をやっていますが
Smooth, Higherではゲストあり
多彩な音楽性が魅力的な人ですね

Brown Sugar
Alright
Jonz In My Bonz
Me And Those Dreamin' Eyes Of Mine
Sh*t, Damn, Motherf*cker

Smooth/
bass : Larry Grenadier
drums : Gene Lake
guitar : Mark Whitfield

Cruisin'
IWhen We Get By
Lady
Higher/
bass : Will Lee
drums : Ralph Rolle


Brown Sugar



Cruisin'

Lady

  

2020年2月25日火曜日

本日のCD Janis Joplin ♪ 18 Essential Songs


邦題は「18の祈り」のベスト盤

タフなブルース・ボーカルは知ってましたが
アルバムは持っていなかったので
今更ですが中古屋ショップで見かけたので
ジャニス・ジョプリン2枚ほど購入させていただきました

大学はドロップアウトして1963年からフォークシンガーとなり
この頃からヘロインや覚せい剤、アルコールも中毒となっていたそうです
活躍しはじめたのは、1967年のファーストアルバムから
1971年が最後のアルバム録音のために滞在していたホテルで
高純度のヘロインで致死量を超えて中毒死。27歳とは短すぎます

Trouble In Mind
Down On Me
Bye, Bye Baby
Ball And Chain
Piece Of My Heart
I Need A Man To Love
Summertime
Try (Just A Little Bit Harder)
One Good Man
Kozmic Blues
Raise Your Hand
Tell Mama
Move Over
Mercedes Benz
Get It While You Can
Half Moon
Trust Me
Me And Bobby McGee

Trouble In Mind

Me And Bobby McGee

  


サファイア 湊かなえ



いつものイヤミスが無くて、こんな作風もあるんだなと思ってしまった
不完全燃焼気味の後味の悪さを期待して
読んでいると「あれ!」という感じがして
かえって不完全燃焼になるという不思議さ希望が明らかに見える展開もありました

次の話で何か落とされるんだろう
と思っていても落とされることは無く、意気消沈
湊かなえワールドに、いつのまにかはまっているようです

でも人間の持つイヤな部分、妬み、意地悪、嫉妬などは描かれています

真珠、ルビー、ダイヤモンド、猫目石
ムーンストーン、サファイア、ガーネット

7つの宝石に、意味を持たせた展開で
誰にでもありそうな設定で、タイプの違う物語が楽しめます