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2021年12月13日月曜日

平井堅 / Ken's Bar


 ほぼ洋楽で構成されている私の音源コレクションの中でも日本人のボーカル物はかなり珍しいかと思います。他では山下達郎とUAのシングルぐらいかと思います。きっかけはTVで、このアルバムを取り上げたドキュメント番組をみてなんと新譜で購入してしまいました。(平井堅 はこのほかにも「歌バカ」も購入していますが、それぐらいです)現在ではⅢまで発売されて 15th Anniversary Special なるものまで発売されているようですね。息の長い活動をされているようです。
 さてこの Ken's Bar は番号はついていませんが最初のアルバムで、元々は小さなライブハウスでのやるときのカバーを中心にお酒を飲みながら聞けるKen's Barなるライブだったとのことで、それをスタジオで再現したとのこと。大きな古時計のピアノは 矢野顕子、 The Rose では塩谷哲 が参加、見上げてごらん夜の星を では 坂本九 との疑似共演も気持ちが入っています。曲はアコースティックで収録したカバーソングを収録していて、Bette Midler の The Rose 、Norah Jones の Don’t Know Why、ダニーハザウェイの You’ve Got A Friend では、娘の Lalah Hathaway (レイラ・ハザウェイ) が参加しているのは今回聴き直して知りました。


 私の所有するギター譜にいくつか古時計のアレンジがあります。この当時流行った「古時計」ですが、それ以来でしょうか、ギタリストなどでこの曲をカバーしたりしている人は多く多いですがボーカリストではあまり聴かないような気がします。
 平井堅のこのファルセットは好きなんですが、聞き続けると飽きるかもしれないかなあ、ちょと聴くとすごく良い

1.Open
2.Even If 〜Instrumental〜 / piano : Peter Cincotti
3.The Rose / piano : Satoru Shionoya
4.One Day / piano : Masaru Suzuki
5.Lovin' You / acoustic Guitar : sigenji
6.What A Wonderful World / acoustic guitar : Juana Molina
7. You've Got A Friend  
 / vocals : Lalah Hathaway, acoustic guitar : Paul Jackson Jr.
8. Intermission / piano : Masaru Suzuki
9. 大きな古時計 /  piano : Akiko Yano
10. Faith / acoustic Guitar : Masato Ishinari
11. When You Wish Upon A Star  
 / acoustic Guitar : Masahiro Itami, piano : Makoto Kuriya, bass : Yasuhiko "Hachi" Sato, percussion : Masatoshi Kainuma
12. ABC 
 / acoustic guitar : Masato Ishinari, bass : Tomohiko Okanda, percussion : Hideaki Sakai, piano : Masaru Suzuki
13. Don't Know Why / bass : Tony Scherr
14. Close
15. 見上げてごらん夜の星を
 /  acoustic guitar : Masayoshi Furukawa, piano : Akimitsu Homma, bass : Chiharu Mikuzuki, flute : Tadasuke, harp : Tomoyuki Asakawa, percussion : Mataro Misawa, strings : Naoto Strings, synthesizer : Takahiro Iida, trombone : Satoshi Sano, vocals : Kyu Sakamoto






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2021年12月12日日曜日

Take6 / He is Chistmas


 順番にレビューでこのアルバムの紹介となるわけで、特に12月のクリスマス・シーズンだからというチョイスではありません。が本作は Take6の3作目でグラミー賞も受賞したアルバムで、とにかくメジャーなクリスマスソングを、これでもか!と収録。また Take6 のオリジナルの曲もあり、素晴らしいコーラスが堪能できます。
 肉声も楽器の一つであると実感できるのが Take6の魅力で、メンバー全員の優れた表現力によってその間のとりかたとリズムなどが生き生きと感じられます。1曲目に収録の Silent Night から、スローなブルース調のイントロ、ブレイクと、めまぐるしく変わる表情にただのクリスマスではないなと実感できます。Oh! He Is Christman はポップなんですがゴスペル的でもあり讃美歌のような響きも感じられます。The Impressions からの Amen も大好きな曲ですが、これはトラディショナルな感じのアレンジですが、クリスマスをテーマにアルバムに収録されるとまたぐっときます。大人な夜を過ごせそうなアルバムです。お酒はやっぱりワインが似合うかなあ。家にはありませんが・・


 そして、このアルバムを聴くと実はクリスチャンでありながら最近教会へ行っていないな・・とハッと思います。私は四谷の上智大学の横の教会、イグナチオ教会に幼少から学生時代まで通っていました。当然、聖歌・讃美歌を歌う機会は多くて自分たちで歌って作るコーラスのハーモニーの楽しさも教会で覚えました。人の声って重ねていくと、ハーモニーが化学反応みたいになるところが面白いなあと。
 たまに行けば皆さん笑顔で迎えてくれます。でも外人の神父や修道士には「何やってるよ~、教会こないで、信者は教会に来て教会をささえないとダメだよ~」そうなんだよねえ。

【vocals】
Alvin Chea
Cedric Dent
Claude V. McKnight III
David Thomas 
Joey Kibble, Mark 

1. Silent Night
2. Oh! He Is Christman
3. Hark! The Herald Angels Sing
4. Away in a Manger
5. Amen
6. Little Drummer Boy
7. 'twas da Nite
8. Sweet Little Jesus Boy
9. God Rest Ye Merry Gentlemen
10. O Come All Ye Faithful 


▶ Amen



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2021年10月30日土曜日

本日のCD Joni Mitchell ♪ Hejira

 

 Hejira (逃避行)は1976年リリースのジャコ参加で有名な作品です。邦題の逃避行は回教の史語で、マホメットのメッカからメディナまでの逃走を示し、イスラム歴はその年から始まることとなっています。その意味として敵対的な環境から逃げるための大きな集団による旅、と Cuerbo には書いてありますが、ライナーノーツには、旧約聖書に出てくるエキソダスという言葉が大人数の出発、ヘジラは一人一人の逃避であり Flight という意味を持った言葉であると書いてあります。
 このアルバムはジャコの演奏や少人数編成になったことによる今までと違ったサウンド変化への賛否両論が多くてこのタイトルでこのアルバムを作ったジョニの意図を書いてあるものがあまりなかったですね。ライナーノーツの 湯川れいこ の解説が難解でありましたがそこら辺を説明してありました。アルバム・タイトルは Hejira でタイトル曲も入っていますがFlight というキーワードが出てきます。まず「飛ぶ」では、Amelia 女流飛行士で太平洋上で消息を絶った人の歌です。そして Black Crow は何でも光るものをついばむカラスを自分に見立てて自分も何かを見つけて青い空に飛んでいると歌っています。Hejira では、色々な乗り物に乗って旅をして珈琲ショップに座ってと Flight という単語は出てきませんがフワッと浮いて物事を見つめているような浮遊感のある歌。旅の生活を歌った Blue Motel Room と
Flight と Hejira の意味が強くメッセージされ Refuge Of The Roads では、まだまだ車委に乗って旅を続けていくことが描かれ終わっています。ということは逃避行というよりは、心の旅ということが、このアルバムのメッセージのような気もしますね。直訳のようで惜しい意訳でした。(湯川れいこ は邦題命名会議に参加はしていなかったんだろうか?)
 私はこのアルバムを演奏も含めて自由なところが好きだし、ジャコのベースも当然良いと思うし、細部に渡って作りこまれていないジャム的なところも感じるサウンドに非常に魅力を感じます。なんといっても、このアルバムのジョニは凛々しくてカッコイイ。

recorded at A&M Studios


1. Coyote
vocals, rhythm guitar : Mitchell
bass : Jaco Pastorius
lead guitar : Larry Carlton
percussion : Bobbye Hall
2. Amelia
vocals, rhythm guitar : Mitchell
lead guitar : Larry Carlton
vibraphone : Victor Feldman
3. Furry Sings The Blues
vocals, guitar : Mitchell
bass : Max Bennett
drums : John Guerin
harmonica : Neil Young
4. A Strange Boy
vocals, rhythm guitar : Mitchell
lead guitar : Larry Carlton
percussion : Bobbye Hall
5. Hejira
vocals, guitar : Mitchell
bass : Jaco Pastorius
clarinet : Abe Most
percussion : Bobbye Hall
6. Song For Sharon
vocals, guitar : Mitchell
bass : Max Bennett
drums : John Guerin
7. Black Crow
vocals, rhythm guitar : Mitchell
lead guitar : Larry Carlton
bass : Jaco Pastorius
8. Blue Motel Room
vocals, electric guitar : Mitchell
acoustic guitar : Larry Carlton
bass : Chuck Domanico
drums : John Guerin
9. Refuge Of The Roads
vocals, guitar : Mitchell
bass : Jaco Pastorius
drums : John Guerin
horns – Chuck Findley, Tom Scott

▶ Coyote

▶ Hejira



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2021年10月25日月曜日

本日のCD Giovanca ♪ While I'm Awake


 Giovancaはジョバンカと発音で、1977年アムステルダム生まれのオランダ人。モデルとして10代からヨーロッパ中のトップ・ファッション・モデルとして数多くのファッション・ショーに参加しています。モデルとして活躍しながらも、大学で科学を専攻し音楽活動ではバッキング・ヴォーカルを続けてのデビュー。これは2作目だですが、初アルバムは2年かけてレコーディングされたとのことで相当に期待された人だったようです。
 しかし私そんな背景は知らず先入観なしで、タワレコ試聴コーナーで聞いて歌声に惚れて買ったことと記憶しています。ポップであったりフォーキーであったり、ネオソウル的であったり、何よりキュートな歌声で、丁寧な歌いかたでなんと言うか惚れちまいました一枚ですね。
アルバムの作成は2015年で止まってしまって言うようですが、現在はダイアナロスをトリビュートしたツアーを企画中のようです。




1. Everything
2. Drop It
3. Can Somebody Tell Me
4. Flirting With The Sun
5. Lovechild
6. She Just Wants To Know
7. Go Now
8. Hungry
9. Simply Mad
10. Time Is Ticking
11. When Love Lives
12. Little Flower





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2021年8月3日火曜日

本日のCD Galliano ♪ What Color Our Flag


 いつどこで買ったのか記憶がないくらい相当昔の仕入れですね。ラップもので始まりますが基本はアシッド・ジャズ、クラブ・ジャズ系に分類されるアルバムです。ここらへんのカテゴリーのつけ方って相変わらずよくわかりませんが、DJ的な人口リズムのラップ融合型をクラブ・ジャズ、ソウル・ジャズに近いものをアシッド・ジャズとすれば両方が収録されてクラブ・ジャズが多めです。
 前回このアルバムのレビューを書いた3年前は、正直ラップが好きではなく、どちらかと言えば敬遠していたのですが、これだけこのジャンルが世の中に氾濫してくると耳と脳が慣れてきているので、今では違和感なく聞けるように私も進化してきました。
 Galliano は1988年から1997年までロンドンを拠点として活動していたグループで、アシッドジャズ レコードレーベル Talkin' Loud の設立当初の契約のアーチストとしてincogniteとこの Galliano が名前を連ねています。
 と、ここまでこのブログを書くのに改めて調べて、なぜこのアルバムが手元にあるのかわかりました。アシッド・ジャズに凝っていた時期 Talkin' Loud レーベルのアーチストとして incognite 的な音を期待しての試聴なしの購入に間違いありません。そんなことはすっかり忘れていました、なるほど。
 さてアシッド・ジャズは1980年代にイギリスのクラブシーンから派生したジャズの文化であり、ジャズ・ファンクやソウル・ジャズ等の影響を受けた音楽のジャンルでもあります。分類としてアシッド・ジャズされていても、実に様々な形の音楽のグループがありリスナーとしても驚きもあったりして面白い分類であり訳のわからない分類であったりします。そこらへんは、このブログで書いた「ビ・バップとハード・バップへの変遷とジャズの分化」のアシッド・ジャズで少し記載してます。
 Gallianoも様々な試みがあって面白いのですが、私にとっては少し線が細めで印象が薄めですかな。やっぱりジャズファンク的なもの方が好みではあります。

Performer : Constantine Weir (vocals), Crispin Robinson (percussion), Crispin Taylor (drums), Ernie McKone (bass), Mark Van Der Gucht (guitar), Michael Snaith (vibe controller), Mick Talbot, Rob Gallagher(vocals), Steve Amedee (dancer), Valerie Etienne

1. New World Order
2. So Much Confusion
3. Earthboots
4. Stoned Again (Live)
5. Leg In The Sea Of History
6. Cemetary Of Drums
7. 57th Minute Of The 23rd Hour
8. What Colour Our Flag
9. Phantom
10. Prince Of Peace
11. Jus' Reach
12. Jazz?
13. Totally Together
14. Storm Clouds Gather (Live)





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2021年7月20日火曜日

本日のCD Joni Mitchell ♪ Shadws And Light

 


 ジョニ・ミッチェルが1979年9月にカリフォルニアのサンタバーバラで行なったコンサートの模様を収録したライヴ作で、故ジャコ・パストリアスを初めとするドンアライアス、マイケルブレッカー、パットメセニー、ライルメイズというジャズファンからしたら聞き逃せないメンバーによる作品です。目当てとしてはジャコの作品収集の一環としての購入なのでジョニファンには申し訳ないですがジャコファン目線で記述すると、ジョニとジャコのコラボは1976年の「Hejira」1977年の「Don't Juan's Reckless Daughter」1979年「Mingus」があり、ジャコとのコラボ作としては最終作となります。パットメセニーとのコラボは1975年にドイツで録音されたパット・メセニーのデビュー作 Bright Size Life から始まっています。
 ジャコ目線で追ってしまいましたが、これだけの凄腕を集めると誰かがジョニよりも目立ってしまったりしまうものですが、メンバーに最高のパフォーマンスをさせつつ従えて自分のパフォーマンスを最高レベルに見せてしまうことができるのは格が違います。ジャコついでに書いてしまうとビル・ミルコスキー作の「ジャコパストリアスの肖像」で大概の人はジャコはユーモアがあって素晴らしい男だったと褒めていますが、ジョニだけは「傲慢で挑戦的」とインタビューに答えています。でも「たいていの人は彼には耐えられなかったけど私は彼と一緒にやっていきたいと思った」とも答えています。ドラッグに溺れた後のジャコとはほぼ付き合いがなく最後に会ったニューヨークのバーでは表情がなくて虚ろな目をしたジャコがいて名前を読んだら抱き合ったと語っています。正直にでも言葉を選んだインタビューで、きっと素晴らしい女性であることをうかがわせる内容でした。
 この音源も聞いたことはあったんですが、ジャンルレスに聴く人を惹きつけるボーカルはここまで心を打つような内容であるとは記憶しておらず新鮮な気持ちで再度聴いております。特に素晴らしいと思ったのは Goodbye Pork Pie Hat で自由に音階を泳ぐように歌うボーカルが気に入っています。私の好きなエスペランザも似たような作風がありてっきりエスペランザの発明のような音楽だなと思っていたんですが、彼女もこのアルバムは好きだったんだろうなあと思って聞き直し、続く Dry Cleaner from des Moines でもそう思い、まずそうなんだろうと確信しています。
 行きつけの「おでんバー」にこのアルバムのLPが置いてあり、CDと聞き比べたらLPのほうが臨場感が格段にあったので少し悔しい思いをしております。

vocals, electric guitar : Joni Mitchell
keyboards : Lyle Mays
lead guitar : Pat Metheny
electric bass : Jaco Pastorius
drums : Don Alias
sax : Michael Brecker
vocals : The Persuasions

1.Introduction
2.In France They Kiss on Main Street
3.Edith and the Kingpin
4.Coyote
5.Goodbye Pork Pie Hat
6.Dry Cleaner from des Moines
7.Amelia
8.Pat's Solo
9.Hejira
10.Dreamland
11.Band Introduction
12.Furry Sings the Blues
13.Why Do Fools Fall in Love?
14.Shadows and Light
15. God Must Be a Boogie Man
16.Woodstock





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2021年6月16日水曜日

本日のCD Rod Stewart ♪ As Times Goes By..The Great American Song Ⅱ

 

 いつもの「おでんバー」に行く前に立ち寄る中古CD屋。私の知らないロックアーチストや日本人アーチストメインなんで私の守備範囲のCDはごくわずか。そんな棚の中に懐かしのHot Legs を歌ってサッカーボールを観客に蹴りながら歌ってた「ロッド」を発見、手に取ってタイトルを見れば「As Times Goes By」へえスタンダードを歌ってるんだと迷うことなく即買い。この日は他にも数枚ロックのアルバムを購入し、いつもの「おでんバー」に・・
 何か買ってきた?と言ってくれたんで早速見せて、期待はせずに聴いてみますかとCDデッキに挿入。聴き始めるとマスターも私も「!」女性ボーカルのような繊細さに思わず顔を見合わせてしまいました。3曲ほど聞いたところでマスターと私の間では殿堂入り(店のパソコンに、落としていつでも聞ける状態にスタンバイすること)が決定。店にいる間はずっと音楽を聴いているマスターのお眼鏡にかなうと、こちらも良い買い物をしたんだなあと幸せな気分になります。
 よく見るとタイトルに The Great American Song Ⅱの文字もあり第1弾もあるようです。とにかく上手くて改めて世界のボーカリストの実力を思い知らされたって感じでした。ちなみに2003年10月14日にリリースのロッド21番目のアルバムとのこと。
 すっかりテンションが上がり、その後来る常連さんに「良いでしょう?」の押し売りをしていたのですが、一人だけ「悪くはないけど軽薄だよな」のコメントいただきました。そんなコメントでめげるわけもなく家で楽しんで聞き直しております。

lead vocals : Rod Stewart
Executive Producer – Clive Davis

1. Time After Time
keyboards : Philippe Saisse
piano : Henry Hey
trumpet (Solo) : Arturo Sandoval
acoustic guitar : David Spinozza
bass : David Finck
cello : Ann Kim, Mark Shuman, Richard Locker
drums : Frank Vilardi
Violin, Concertmaster : Elena Barere
violin : Ann Leathers, Avril Brown, Carol Webb, Cenovia Cummins, Jan Mullen, Laura McGinniss, Marti Sweet, Maura Giannini, Ricky Sortomme, Yuri Vodovoz
viola : Adria Benjamin, Mary Hammann, Monica Gerard, Vincent Lionti

2. I'm in the Mood for Love
guitar : Dean Parks
bass : Reggie McBride
drums : John Ferraro
sax (solo): Doug Webb

3. Don't Get Around Much Anymore
piano : Peter Nero
keyboards : Philippe Saisse, Rob Mounsey
acoustic guitar : David Spinozza
guitar (nylon string), keyboards : Rob Mathes
bass : Tom Barney
drums : Shawn Pelton
clarinet (Solo) : Lawrence Feldman
violin, concertmaster : Elena Barere
violin : Ann Leathers, Avril Brown, Carol Webb, Cenovia Cummins, Jan Mullen, Laura McGinniss, Marti Sweet, Maura Giannini, Ricky Sortomme, Yuri Vodovoz
viola : Adria Benjamin, MarybHammann, Monica Gerard, Vincent Lionti
cello : Ann Kim, Mark Shuman, Richard Locker

4. Bewitched, Bothered & Bewildered
guitar : Aaron Kaplan, Dean Parks, Larry Koonse
bass : Reggie McBride
drums : Joe LaBarbera
horns, sax(solo) : Doug Webb

5. Till There Was You
piano, keyboards : Rob Mathes
guitar : Carl Sturken, David Spinozza
bass : David Finck
drums : Warren Odze
percussion : Shawn Pelton
vibraphone : Joe Locke
cello : Jean LeBlanc, Richard Locke

6. Until the Real Thing Comes Along
piano, synthesizer (Strings) : Mike Thompson
bass : Reggie McBride
guitar : Dean Parks, Larry Koonse
drums : John Ferraro
clarinet, alto sax : Doug Webb

7. Where or When
guitar, piano : Carl Sturken
bass : David Finck
drums : Warren Odze

8. Smile
piano : Henry Hey
synthesizer (strings) : Mike Thompson, Philippe Saisse
bass : David Finck
guitar : David Spinozza, Jimmy Rip
drums : Shawn Pelton

9. My Heart Stood Still
piano : Henry Hey
arranged by (rhythm), keyboards : Rob Mathes
arranged by (Strings), Keyboards – Philippe Saisse
acoustic guitar : David Spinozza
bass : David Finck
drums : Frank Vilardi
alto sax : Dave Koz
violin, concertmaster : Elena Barere
violin : Ann Leathers, Avril Brown, Carol Webb, Cenovia Cummins, Jan Mullen, Laura McGinniss, Marti Sweet, Maura Giannini, Ricky Sortomme*, Yuri Vodovoz
viola : Adria Benjamin, Mary Hammann, Monica Gerard, Vincent Lionti
cello : Ann Kim, Mark Shuman, Richard Locke

10. Someone to Watch Over Me
piano, synthesizer (strings) : Mike Thompson
guitar : Dean Parks, Frank Simes
bass : Chris Golden
drums : Jimi Paxson Jr.
whistle : Rod Stewart

11. As Time Goes By
guitar : Dean Parks, Larry Koonse
piano, synthesizer (Strings) : Mike Thompson
bass : Reggie McBride
drums : Kendall Kay
sax, woodwind, sax (solo) : Doug Webb

12. I Only Have Eyes for You
keyboards : Philippe Saisse
arranged by (Rhythm), keyboards : Rob Mathes
arranged by (Strings), conductor, keyboards : Rob Mounsey
acoustic guitar : David Spinozza
bass : Tom Barney
drums : Shawn Pelton
piano : Henry Hey
trumpet (solo) : Arturo Sandoval
violin, concertmaster : Elena Barere
violin : Ann Leathers, Avril Brown, Carol Webb, Cenovia Cummins, Jan Mullen, Laura McGinniss, Marti Sweet, Ricky Sortomme, Yuri Vodovoz
viola : Adria Benjamin, Mary Hammann, Monica Gerard, Vincent Lionti
cello : Ann Kim, Mark Shuman, Richard Locke

13. Crazy She Calls Me
piano, synthesizer (strings) : Mike Thompson
bass : Reggie McBride
drums : Joe LaBarbera
guitar : Dean Parks, Larry Koonse
horns, woodwind, clarinet (solo) : Doug Webb

14. Our Love Is Here to Stay
piano : Henry Hey
synthesizer (Strings) : Philippe Saisse
synthesizer (strings, vibe solo) : Mike Thompson
guitar : David Spinozza, Dean Parks, Jimmy Rip
bass : David Finck
drums : Shawn Pelton





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2021年6月12日土曜日

本日のCD Whitney Houston ♪ My Love Is Your Love


 1998年に発表された、ホイットニー・ヒューストンの4thオリジナル・アルバム。この時35歳。歌手であり女優もやってモデル出身のお美しい姿がまぶしいジャケット写真です。ベイビーフェイスやローリン・ヒルなどの人気アーティストを迎え全米最高位は13位だったが、全米だけで400万枚のセールスを上げた作品で、歌手としての実力を再認識する大ヒット作です。
 ホイットニーというとパワーボーカルのイメージが強いのですが、このアルバムは力を抜いてやさしく歌い上げマライア・キャリーとのデュエット When You Believe も収録されています。この曲はミュージカル・アニメーション映画「The Prince of Egyp」のテーマ曲として制作され、ベイビーフェイスがプロデュースを務めた実力とお膳立てが全て揃った豪華な曲でした。輝かしいホイットニーの歌手としての実力や表現力が素晴らしさがわかる素晴らしいアルバム。My Love Is Your Love は改めて聞けば、レゲエ調のアレンジがとても凝っているスピリチュアルかつソウルフルでやはり名曲。
 ホイットニーは1963年8月9日、ニュージャージー州ニューアーク生まれ。アレサ・フランクリンの作品で知りましたがお母さんは Cissy Houston という歌手で、60年代にはスイート・インスピレーションズのリード・ボーカルとして、またエルビス・プレスリー、マヘリア・ジャクソン、娘アレサ・フランクリンのバックコーラスを務め、晩年はゴスペル&ソウル・シンガーとしてソロで活躍された方です。そこで、仕事場にも連れて歩いていたホイットニーが14歳ごろからプロの目にとまり、モデルなどもやりながら学校卒業後に正式にデビューしたそうです。ホイットニーは1992年にボビー・ブラウンと結婚してからは生活が乱れ歌手としても低迷しますが、本作は久々のヒット。しかし2000年にはハワイの空港で大麻所持で拘束されてしまいます。2012年にビバリーヒルズ・ホテルで浴槽の中から発見される最後となりました。検視ではコカインが検出されたとのこと。
 アメリカのミュージシャンと麻薬は昔から切ってもきれないですね。悲しい最後ですが、輝く自分を切り取って、音楽という記録に残して後世の人に影響を与えてくれる作品を残したホイットニーに感謝です。

1. It's Not Right But It's Okay
2. Heartbreak Hotel
3. My Love Is Your Love
4. When You Believe
5. If I Told You That
6. In My Business
7. I Learned From The Best
8. Oh Yes
9. Get It Back
10. Until You Come Back
11. I Bow Out
12. You'll Never Stand Alone
13. I Was Made To Love Him





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