2021年9月24日金曜日

本日のCD The Brothers Johnson ♪ Kickin'


 1976年 Look Out for でデビュー。兄でギタリストの George Johnson (ジョージ・ジョンソン) 弟でベーシストの Louis Johnson (ルイス・ジョンソン) の兄弟によって結成されたファンク、R&Bユニット。デビュー当時はスライの匂いがプンプンしてました。特に兄のルイス・ジョンソンのスラップ・ベースのテクニックは有名で「サンダー・サム」の異名も。


 そんなスライ系だった彼らは時代とともにディスコ・ブラコン系に進化しましたが1984年ぐらいから活動を休止となり、最後の録音がこの1988年の「Kickin'」です。 
 以前に書いたこのレビューでは、「シンセとスラップだらけの、まさにディスコ時代の音」と書いていましたが、この前のアルバム Out Of Control などを聴いているとそちらの方がまさにシンセとスラップだらけでしたので、最後のアルバムは生音の世界に少しだけ帰ってきた作品となっています。
 そういったところでは、ディスコ系エレクトロ・ファンクは Kick ItTo The Curb、Ball Of Fire、Real Love、I'll Give It Up などがそちら系ファンの方にはお勧めで、I Fresh なんか70年代風のフレーバーで、マイケルジャクソンっぽい、ささやき系ソング Still In Love、
 POBox2000は、ボーカルレスのフュージョン曲。ラストのParty Avenue については、スライ的な味とJBも入っている最後のアルバムの締めとなった曲で悪くないフィナーレではあります。

vocals : Denise Vallin (7), George Johnson, Louis Johnson
backing vocals : Augie Johnson (1, 6 to 10), Carmen Carter (1, 6 to 7, 9), Danny Johnson (8, 10), Day Askey Burke (8, 10), Denise Vallin (1, 6 to 7, 9), George Johnson (3), Gregory Matta (1, 6 to 7, 9), James Ingram (8, 10), Jim Gilstrap (8, 10)
bass : George Johnson (9), Louis Johnson
guitar : David T. Walker (5, 7), George Johnson (1), Louis Johnson (6)
keyboards : Bryan Loren (2 to 4), George Johnson (1, 3, 6 to 9), John Schuller (10), Steve Robbins (5)
synthesizer : Louis Johnson (6)
drums : George Johnson (9), Louis Johnson (6), Mr. Roger (1)
drum programming : Louis Johnson (5)
percussion : Paulinho Da Costa (1, 5 to 7, 9)

executive producer : John McClain

1. Kick It To The Curb
2. Real Love
3. I Fresh
4. Still In Love
5. P.O. Box 2000
6. Ball Of Fire
7. We Must Be In Love
8. I'll Give It Up
9. This Is Our Love
10. Party Avenue





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