2020年7月6日月曜日

本日のCD Kemuri ♪ Little Playmate


日本のスカパンクバンド「KEMURI」の1stアルバムで
1997年6月21日にロードランナジャパンよりリリース。
世界8ヶ国で発売されました。
彼らのマインドは、「P・M・A(Positive Mental Attitude)」で
なるほど新年もってポジティブに生きれば
海外でも売れちゃうんだ、って説得力ありますね
(中々そうはいかないのが人生ですが)

メンバーは結構入れ替わっていますし
2003年にメンバーが死傷する悲しい事故があったり
2007年に解散、2012年に再結成し
2017年2018年アルバムをリリース

良い意味で日本人を感じる気がして嬉しくなる

vocals : Fumio Ito(伊藤ふみお)
bass, vocals : Tsuda(津田紀昭)
guitar, vocals : Yukihiko 'T' Tanaka(田中幸彦)
drums, vocals : Shoji Hiraya(平谷庄至)
trombone, vocals : Yuji Shimoda(霜田裕司)

サポート
trumpet : Masahiko Cyadani
tenor sax : Mike Park
tenor sax, chorus : Ross Peard

1. New Generation
2. Knockin' on the Door
3. Prayer
4. Workin' Dayz
5. Rainy Saturday
6. Circle of Life
7. Sunset
8. Live up to Ya Rights!
9. Don't Know
10. Ato-Ichinen
11. Mercy
12. Givin' Up
13. Yellow Survivors
14. On the Street

「New Generation」 Trailer  for 20th Anniversary Tour "SKA BRAVO" & "F"

Prayer

Workin' Dayz
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2020年7月5日日曜日

本日のCD Roy Hargrove ♪ Nothing Serious


グラミー賞受賞の「Habana」で初めてロイ・ハーグローヴを知り
中々気持ち良いアフロキューバン系ジャズだと思っていました
このアルバムもその系統でラテンの香り漂う
ワイルドさと叙情性にあふれる作品

「Nothing Serious」がラテン色が強めで
2曲目以降はストレートアヘッドなjazzで最高のパフォーマンス
 7 曲目「Salima's Dance」 のモーダルな雰囲気の良い
最後の「Invitation」でちょっとホッとする
基本はトランペットとアルトサックスをフロントに据えたクィンテットですが、
3曲にスライド・ハンプトン(トロンボーン)がソリストで参加

ジャズ・ヒップホップRHファクターや
クインテットRHQなんかも聞いてみたくなってます

 Nothing Serious
堅苦しくなく楽しんで音楽を聴こう!

trumpet, flugelhorn : Roy Hargrove
alto sax, flute –: Justin Robinson
bass : Dwayne Burno
drums : Willie Jones III
piano : Ronnie Matthews

trombone : Slide Hampton (2, 7, 8)

1. Nothing Serious
2. A Day In Vienna
3. Trust
4. Camaraderie
5. Devil Eyes
6. The Gift
7. Salima's Dance
8. Invitation

 nothing serious

a day in vienna

salima's dance

invitation
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2020年7月4日土曜日

本日のCD Thelonious Monk Quartet / Misterioso


 1958年のニューヨークの Five Spot Cafe でのライブ録音です。これだけ凄い演奏なのに酒を飲んで騒いでいる客がいます。この時代それほど当たり前に、このクラスのジャズ・アーチストのライブが身近に聞けたということでしょう。私もこんなライブ聞きながら酔いたいです。
 なお、ジャケットはイタリアの画家 Giorgio De Chirico(キリコ)の作品です。後のシュルレアリスムに大きな影響を与えた画家だそうです。「口頭、記述、その他のあらゆる方法によって、思考の真の動きを表現しようとする純粋な心的オートマティスム。理性による監視をすべて排除し、美的・道徳的なすべての先入見から離れた、思考の書き取りを定義し、シュルレアリスムはジークムント・フロイトの精神分析とカール・マルクスの革命思想を思想的基盤とし、無意識の探求・表出による人間の全体性の回復を目指した」という難解な定義と歴史があるようですが、日本では1930年以降はブルトンが提唱した無意識の探求という本来の目的から離れ、「現実離れした奇抜で幻想的な芸術」という意味で「シュール」という日本独自の概念・表現が生まれることになったそうです。
 グリフィンのテナーとピアノの掛け合いの具合がちょうどよい。所謂モンク臭いピアノってあると思うんですが、結構いろんなモンクのアルバムを聴いてきてアルバムによってモンク臭さの度合いが違うことに気づいてきました。これはモンク臭さがかなり出ています。
 非常に簡単な旋律でありながら、印象的が強烈なタイトル曲「Misterioso」あまりに印象的すぎて一度聴いたら忘れられません。「misterioso(ミステリオーソ)」とは、「カンタービレ」「マエストーソ」と同様、音楽用語「発想標語」の一つであり、神秘的に奏でよという標語です。なるほど🎶🎹

Thelonious Monk : piano
Johnny Griffin : tenor sax
Ahmed Abdul Malik : bass
RoyHaynes : drums

producer : Orrin Keepnews
painting : Giorgio De Chirico
recorded at the Five Spot Café, New York City, July 9, 1958 & August 7, 1958

1. Nutty (Thelonious Monk)
2. Blkues Five Spot  (Thelonious Monk)
3. Let's Cool One  (Thelonious Monk)
4. In Walked Bud  (Thelonious Monk)
5. Just A Gigol (Irving Caesar, Leonello Casucci)
6. Misterioso  (Thelonious Monk)
7. 'Round Midnight  (Thelonious Monk)
8. Evidence  (Thelonious Monk)

Nutty



  

2020年6月27日土曜日

本日のCD Beck Bogert Appice


ジェフベック、ティムボガード、カーマインアピスのセッションバンド
1973年にジェフ・ベックが、元ヴァニラ・ファッジのボガート&アピスと
73年に結成し活動期間は約2年
高度な演奏技術とスケールが大きな楽曲、刺激的なロック・サウンドです


アルバムはこのスタジオ盤とライブの2枚だけですが
ベックもフェイセスとかも活動していた時代で骨太のギターリフ、
ワイルドなギター・テクニックが、これでもかと満載
この時代の音の流行りがわかる
タイトでわかりやすいリズム隊
全部カッコイイよくインパクトがあります
中古屋で見つけてなんて懐かしい!と購入

BLACK CAT MOAN
1'M SO PROUD
そしてなんと言っても、
重厚感あふれる SUPERSTITION
改めて聞きなしてもいいなア

guitar : Jeff Beck
bass : Tim Bogert
drums : Carmine Appice
piano : Jim Greenspoon (5)
piano, mellotron : Duane Hitchings (3)
backing vocals : Danny Hutton (5)

1. Black Cat Moan
2. Lady
3. Oh To Love You
4. Superstition
5. Sweet Sweet Surrender
6. Why Should I Care
7. Lose Myself With You
8. Livin' Alone
9. I'm So Proud

Jeff's Boogie

 Black Cat Moan

Lady

Oh To Love You

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2020年6月26日金曜日

本日のCD Sly & The Family Stone ♪ Anthology


スライのベスト盤はどうしようと迷いましたが
中古で安かったし
白黒のジャケットが気に入りまして購入しました

「スタンド」「暴動」からの選曲が20曲中11曲と
偏りがありますがツボは押さえてます
年代順に収録されているのでスライの入門としては最適でしょう
ザ・ファミリー・ストーンは1975年に解散
リーダーのスライ・ストーンは1990年あたりでほぼ引退
マネージャーとの楽曲契約問題で収入も無くなり生活保護を受けて
キャンピングカーで生活が報じられたのが2011年
今も同じ生活を続けられているんだろうか

1. Dance To The Music
  2. M'Lady
  3. Life
  4. Fun
  5. Sing A Simple Song
  6. Everyday People
  7. Stand!
  8. I Want To Take You Higher
  9. Don't Call Me Nigger, Whitey
  10. You Can Make It If You Try
  11. Hot Fun In The Summertime
  12. Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin)
  13. Everybody Is A Star
  14. Family Affair
  15. Runnin' Away
  16. (You Caught Me) Smilin'
  17. Thank You For Talkin' To Me Africa
  18. Babies Makin' Babies
  19. If You Want Me To Stay
  20. Que Sera, Sera (Whatever Will Be, Will Be)

 Dance to the music

 Sing A Simple Song


Everybody Is A Star

Family Affair

If You Want Me To Stay
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2020年6月25日木曜日

本日のCD Eric Gale ♪ Forecast


Stuffでお馴染み、コーネル・デュプリーとツインギターの
エリック・ゲイルの1973年にCTIレーベル唯一のリーダー作
1973年は、まだStuffを結成する前ですが既にStuffサウンド

1曲目はロバータ・フラックのヒット作「Killing Me Softly With His Song」
エリックはこの録音にも参加していますので
ロバータの代わりにギターで控えめに歌っています
そのほかブラジリアン・ナンバー「Dindi」
ジャズファンク系「White Moth」「Forecas」
アフロレゲエ系「Tonsue Corte」

楽曲が控えめではあることもありますが、それ以上に
録音の音圧が低いのと、ミキシングバランスが悪くて
薄い印象で、喫茶店で流れているバックグラウンド・ミュージック的

guitar : Eric Gale
electric piano, organ, synths and bass marimba : Bob James
electric bass : Gordon Edwards(1 , 3)
  electric bass : Bill Salter
drums : Rick Marotta (1, 3)
drums : Idris Muhammad
tenor sax, flute : Joe Farrell
flute, piccolo : Hubert Laws
percussion : Ralph MacDonald

cello : George Ricci, Seymour Barab
Congas, Tambourine : Art Jenkins (5)
baritone sax : Tony Studd (1)

1. Killing Me Softly With His Song
2. Cleopatra
3. Dindi
4. White Moth
5. Tonsue Corte
6. Forecast

Killing Me Softly With His Song

Cleopatra

Dindi

Forecast
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2020年6月24日水曜日

本日のCD Billie Holiday ♪ Lady Love


もともとはユナイテッド・アーティスツという
レーベルから1962年に発表されたレディ・デイの作品
臨場感溢れるスウィンギンなヴォーカルから 切々と歌うバラードまで
1954年のドイツ、ケルンから始まったEurope Tourのライブ録音
その全曲にアラジン原盤とキャピトル原盤を追加したCD盤

1~11曲目は、初渡欧時の録音で
12~15曲目は1951年4月29日にアラジン・レーベルへ録音
ラスト16曲目は1942年6月12日にポール・ホワイトマン楽団へ
ゲスト参加の録音です 

最近になって、ジャズボーカルに興味を持ち始めました
声と言う楽器は音とともに言葉という
メッセージを伝えることができます
楽器に進化させているジャズ・ボーカリストって
また感動するものがありますね

vocals : Billie Holiday
piano : Carl Drinkard, Beryl Booker
bass : Red Mitchell
drums : Elaine Leighton

clarinet : Buddy De Franco
vibraphone : Red Norvo
piano : Sonny Clark
guitar : Jimmy Raney

1. Announcement By Leonard Feather
2. Blue Moon
3. All Of Me
4. My Man
5. Them Their Eyes
6. I Cried For You
7. What A Little Moonlight Can Do
8. I Cover The Waterfront
9. Announcement By Leonard Feather
10. Billie's Blues
11. Lover Come Back To Me
12. Blue Turning To Grey Over You
13. Be Fair With My Baby
14. Rocky Mountain Blues
15. Detour Ahead
16. Trav'lin' Light

 Blue Moon (Live in Köln, West Germany) 

I Cried For You (Live in Köln, West Germany) 

 I Cover The Waterfront (Live in Köln, West Germany)
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2020年6月21日日曜日

本日のCD Primitive Art Orchestra ♪ qualia


2011年に結成されたピアノ・トリオ、
PRIMITIVE ART ORCHESTRAのセカンド・アルバム。

独特の世界感があるバンドで複雑に作り込んだ楽曲が魅力で
ジャズなんだけどけど、クラッシックっぽくもあり
ジャズっぽくもあり、ポップさもあり

3人でオーケストラの名前もなんとなく理解できて
かっちりとした音作りは、良い意味でジャパン・アーチストっぽい、
不思議な音の魅力で、ジャズ手法の楽曲だったり、疾走感のあるビートだったり
段々と盛り上がっていくアルバムの物語的な楽曲構成が好感

drums : 伊藤隆郎 Takao Ito
piano : 木村イオリ Iori Kimura
bass : 森田 晃平 Kohei Morita

1. at dusk
2. Heart of Cosmos
3. Night Haze
4. Red Sand
5. Synapse
6. Perseus
7. Depth ''Tree is me and you''
8. ACT
9. ミクリガイケ
10. qualia
11. Winter Song
12. at dawn



 "qualia" Trailer


Heart of Cosmos

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2020年6月18日木曜日

本日のCD Special Others Ⅱ


Have A Nice Dayってアルバムが結構よかったんで
目についたんでもう一枚いっときました

初回限定版で3CDなんですが
メインはコラボ曲が入っているCD1枚
残りはベスト盤で他のアルバム曲の収録

中古盤で紛失しているのかもしれないですが
なにしろライナーノーツもなしジャケットに
メンバーの記載も無しなんで、中身調べは完全にネットだのみです

Have A Nice Dayはインストだったんだけど
ボーカルもので、有名アーチストとのコラボアルバム
斉藤和義は別格で良かったけど、後はどうかな?

やっぱり、インスト・ジャムがこのバンドの良さじゃないかな

drums : 宮原"TOYIN"良太
bass : 又吉"SEGUN"優也
guitar : 柳下"DAYO"武史
keyboads : 芹澤"REMI"優真

【本編】
1.「ザッチュノーザ」SPECIAL OTHERS & 斉藤和義
2.「始まりはQ(9)CUE」SPECIAL OTHERS & RIP SLYME
3.「マイルストーン」/ SPECIAL OTHERS & 山田将司 (from THE BACK HORN), 菅原卓郎 (from 9mm Parabellum Bullet)
4.「loop」/ SPECIAL OTHERS & GEN (from 04 Limited Sazabys)
5.「かませ犬」/ SPECIAL OTHERS & 浜野謙太 (from 在日ファンク)

【Disc1】
1. BEN [Retake]
2. Uncle John [Retake]
3. IDOL
4. AIMS
5. Good morning
6. Surdo
7. STAR
8. Laurentech
9. Hankachi

【Disc2】
1. PB
2. Stay
3. Wait for The Sun
4. beautiful world
5. ROOT
6. ORION
7. neon
8. Good Luck
9. I’LL BE BACK
10. LIGHT

SPECIAL OTHERS & 斉藤和義 - 「ザッチュノーザ」MUSIC VIDEO SHORT.

「マイルストーン」/ SPECIAL OTHERS & 山田将司 (from THE BACK HORN), 菅原卓郎 (from 9mm Parabellum Bullet)

「loop」 SPECIAL OTHERS & GEN (from 04 Limited Sazabys) 特報


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2020年6月16日火曜日

本日のCD oasis ♪ Be Here Now


1997発売のオアシス3枚目
暗めの楽曲が多くシンプルなロックから重厚なサウンドに
長めの楽曲も取り入れられています
ジャケット写真の車のナンバーがアビイ・ロードのものと同じ
ボーカルの、リアムはかなり入れ込んでいるが
ギターのノエルは自ら酷評している
などの話題性もあった作品

生粋のオアシスファンでは無い私には
王道のUKロックの持ち味と適度にポップ
中々よく練り込まれたアレンジで
聞きごたえがあって好評価としたいですけど
アルバム通すと少ししつこいかも

vocals : Liam Gallagher
guitar, backing vocals : Noel Gallagher
bass : Guigsy Gallagher
drums, percussion : Whitey Gallagher
guitar : Bonehead
keyboards : Mike Rowe

1. D'You Know What I Mean?
2. My Big Mouth
3. Magic Pie
4. Stand By Me
5. I Hope, I Think, I Know
6. The Girl In The Dirty Shirt
7. Fade In-Out
8. Don't Go Away
9. Be Here Now
10. All Around The World
11. It's Gettin' Better (Man!!)
12. All Around The World (Reprise)

D'You Know What I Mean?

Be Here Now

Stand By Me

It's Gettin' Better

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