2020年3月10日火曜日

本日のCD Ella Fitzgerald ♪ Mack The Knife - Ella In Berlin


 録音は1960年2月13日ベルリン
ドイッチュラント・ハレ(Deutschlandhalle)と呼ばれる公会堂
ヨーロッパ・ツアー初日ベルリンでのライヴ

43歳のエラがカッコ良く歌い、ギターはジム・ホール(へえ)
「Mack the Knife」ではサッチモの物真似
「How High the Moon」このスキャットは有名ですね
12,000人の大観衆を前にしてスウィンギーでグルーブ感があり
昔の録音ですが、いつの時代でも色あせない録音ですね
1960年は未だ私も生まれていない 圧巻!

vocals : Ella Fitzgerald
piano : Paul Smith
bass : Wilfred Middlebrooks
drums : Gus Johnson
guitar : Jim Hall

Gone With The Wind
Misty
The Lady Is A Tramp
The Man I Love
Summertime
Too Darn Hot
Lorelei
Mack The Knife
How High The Moon

Mack The Knife

How High The Moon

Lorelei


  



2020年3月8日日曜日

本日のCD Grant Green ♪ Slick! Live At Oil Can Harry's


後期グラント・グリーンの未発表音源で2018年リリース
1975年9月のカナダ、バンクーヴァーでの完全未発表ライヴで圧巻ですね
長尺な構成で、3曲目は31分に及ぶ激熱ソウル, R&Bメドレ-

グリーンは、60年代の後半より、ファンクな演奏にシフトしてきましたが
このライブでは色々な顔を見せてくれます

オープニングは、チャーリー・パーカーのナンバーからスタート
続く2曲目は、グルーヴするリズムに、エレピが印象的でファンクよりな演奏にシフト
3曲目でソウル・メドレーとなります

スタンリー・クラークの「ヴァルカン・プリンセス」
オハイオ・プレイヤーズの「スキン・タイト」
ボビー・ウーマックの「ウーマンズ・ガッタ・ハヴ・イット」
スティーヴィー・ワンダーの「ブギー・オン・レゲエ・ウーマン」
オージェイズの「フォー・ザ・ラヴ・オブ・マネー」

未発表音源の復刻版であるので
中の分厚いブックレットには貴重な写真やインタビューが掲載

グラント・グリーンを知らなくても、これを聞けば
はまる人も多いんではないかな

guitar : Grant Green
electric piano : Emmanuel Riggins
bass : Ronnie Ware
drums : Greg Williams
percussion : Gerald Izzard

Now’s The Time
How Insensitive (Insensatez)
Medley /
Vulcan Princess
Skin Tight
Woman’s Gotta Have It
Boogie On Reggae Woman
For The Love Of Money


Now’s The Time

How Insensitive (Insensatez)

Medley


  




マグロは時速160キロで泳ぐ 中村幸昭


海の生物のウンチク本でマグロの本ではありません
結構この手のネタは好きですね
出張の際の暇つぶしに昔読んだやつです

7種類にカテゴリー分けしてあります
第1章 驚異の運動能力の秘密
第2章 おそるべき海のギャングたち
第3章 魚はいかにして愛を語るか
第4章 海獣は海の道化師
第5章 海の個性派たち
第6章 サカナってこんなにおいしかった
第7章 海底に眠る神秘の宝石

サンマ、イワシ、マグロから
アシカ、ラッコ、ジュゴンまで様々な生物の
生態や能力について書いてあります

ネタ的には知っているものも結構ありましたので
いまさらヘエでは無いものも多数あり

2020年3月7日土曜日

本日のCD Bill Evans Torio ♪ At The Montreux Jazz Festival


1968年6月15日、モントルー・ジャズ・フェスティヴァル(第2回)のライヴ録音
モントルー・ジャズ・フェスの名前が世界的に広まったことでも知られる傑作
ジャケ写は、会場のすぐ近くのレマン湖のほとりに建つ古城で
この作品は「お城のエヴァンス」とも呼ばれているらしい

クールかつ躍動感ありアグレシッヴ
聴かせるソロもありエヴァンスならではの
個性とスリリングな展開が魅力

メンバーのエディ・ゴメスは66年からビル・エヴァンス・トリオに参加
以後11年のエヴァンスのバンドに在籍します
ドラムスはジャック・デジョネットでエヴァンスより15歳ほど年下

piano : Bill Evans
bass : Eddie Gomez
drums : Jack DeJohnette

One For Helen
A Sleeping Bee
Mother Of Earl
Nardis
I Loves You Porgy
The Touch Of Your Lips
Embraceable You
Someday My Prince Will Come
Walkin' Up
Quiet Now【Previously unreleased】


One For Helen

A Sleeping Bee

Mother Of Earl

  






2020年3月6日金曜日

本日のCD 小倉博和 ♪ Golden Time


小倉博和なるギタリスト全く知りませんでした
しかし、100年以上前のギターの1852年製のマーティン
「マーティン2-27」の音を音源化するということが
2017年の発売時、話題となり聴かせていただきました

グリーンスリーブスなどの、古典的名曲のアレンジも良し
小春日和という曲もいいなあ

徹底的に聞かせる構成なので2枚組のうち1枚目は
林立夫、井上鑑をはじめとする日本トップのミュージシャンたちとのセッション
2枚目はは小倉氏のギター、ベースだけというシンプルな構成
心を落ち着かせてくれる1枚です

【DISC1】
小春日和-An Indian Summer-
Green Sleeves
秋-Harvest Season-
Gymnopedie
Song for “R”
家路

【DISC2】
小春日和-An Indian Summer-(NAKED)
Green Sleeves(Naked)
秋-Harvest Season- (Naked)
Gymnopedie(Naked)
Song for “R”(Naked)
家路(Naked)


このアルバムの音源は見つかりませんでしたが
ギターマガジンで雰囲気のある動画見つけました

  


2020年3月5日木曜日

本日のCD Miles Davis Quintet♪ Peacock Alley 1956



さてこのライブは1956年の7月14日と21日のライブ収録
当時のラジオ音源からおこしたブートもの
なので、おそろしく音が悪いですね
でも貴重なクインテット演奏で楽しいです

ちなみに検索を色々としていたら
同じジャケ写で日付が違うものがあるようで
1957 年 2 月 16 日が正しいとする向きもあり
それで違うものが混在しているようです

マイルスファンにとっては、たまらん一枚何でしょうね
(私は今のところファンではないと自分では思っています)

MC : Spider Burks
trumpet : Miles Davis 
piano : Red Garland
tenor sax : John Coltrane
bass : Paul Chambers
drums : Philly Joe Jones

【Concert one】
Intro
Ah-leu-cha
A Foggy Day
All Of You
Woody 'n' You
Walkin'
Concert Two

【Concert two】
Two Bass Hit
Well You Needn't
Billy Boy
All Of You
Oleo
Newk #2 / The Theme
Sign Off / The Theme


  



2020年3月4日水曜日

本日のCD Thelonious Monk ♪ Monk's Mood


ビクターから1999年に発売のベスト盤です
TheCDClubと裏面に書いてあるので
色んなアーティストのシリーズものの廉価版ベストでしょうか
私も、Disk Unionで確か中古350円でした
つまりは収録曲は、既に持っているものも多いようです
若干いつもの「やっちまった」感ありですが
ジャケ写が違う同じアルバムとかでは無いんで
まあ、いいか

It Don't Mean A Thing (If It Ain't That Swing)
Caravan
Blue Monk
Honeysuckle Rose
Just You , Just Me
Blues Five Spot
Misteriouso
Well, You Needn't
Pannonica

It Don't Mean A Thing

Blue Monk

Misteriouso

Pannonica

  


2020年3月3日火曜日

本日のCD Janis Joplin ♪ Greatest Hits


彼女の短いキャリアの入門編として有名な
死後1973年リリースに発表のベスト盤

晴れた公園で笑っているジャニスのジャケ写は物悲しくも感じる
「Summertime」とかが有名でブルースのイメージが先行しますが
カントリーなどの曲もあることがわかります

所謂訛声(だみごえ)を駆使してコブシを効かせた歌いかたをする
印象ばかりでしたが、こうやってベストを改めて聴いていると
様々な歌いかたや声色を使っていて
やっぱり表現者として凄い人なんだなあと改めて感じます

Piece Of My Heart
Summertime
Try (Just A Little Bit Harder)
Cry Baby
Me And Bobby McGee
Down On Me
Get It While You Can
Bye, Bye Baby
Move Over
Ball And Chain

Move Over

Try

Piece Of My Heart


  



2020年3月2日月曜日

本日のCD The Eminent J.J.Johnson Sextet With Clifford Brown Vol1



 BlueNoteから1989年に発売のアルバムですが何種類か発売されているようです。基本的にコンピレーションなので、発売時期や国によって収録曲が異なるようで、私が持っているこのアルバムは古いバージョンで、収録曲は少ないヤツのようです。
 JJジョンソンで他に所有しているアルバムは Dial J.J. 5 ぐらいです。トロンボーン奏者のリーダー・アルバムは、余り手を付けていなくて、日本人の 向井滋春 ぐらいしか持っていませんが、おそらく向井滋春氏のアイドルにJJジョンソン が入ているのは間違いないと思います。
 カウントベイシー楽団でキャリアを積んで、チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピーらとの演奏で腕を磨いたスピード感あふれる演奏は凄いです🎶

trombone : Jay Jay Johnson
trumpet : Clifford Brown
tenor sax, baritone sax : Jimmy Heath 
piano : John Lewis
bass : Percy Heath
drums : Kenny Clarke

1. Capri(alternate take)
2. Capri
3. Loverman
4. Turnpike
5. Turnpike(alternate take)
6. Sketch One
7. It Could Happen To You
8. Get Happy
9. Get Happy(alternate take)






  

山怪 田中康弘


日本の山には何かがいる
何か正体ははっきりとしないが何かがいる

様々な山に暮らす方から聞いた体験談を
ほぼ脚色せずに書かれているようです
(後半には若干、語り口が違う話があり、
これはお年寄りから聞いた話を翻訳したっぽい感じ)

一話づつは非常に短く1~2ページぐらいのものも非常に多く
似たような話はまとめて連続して書かれています
場所や年代が違えど、似たような体験をしているかたは多いようですね
キツネが悪さをする話が基本的には多い印象です
一応、タヌキと蛇が出てきますがそれほど無し

全編、謎の光体「ひとだま」は出てきます
正体は、リンの燃焼・ヤマドリの飛翔・蛍の光・UFO
山奥で密造しているお酒の蔵へ夜な夜な行く人の提灯
何が正解か答えは当然ありません

ただキツネの仕業でだけではなく
何となく感じるのは「お酒」の存在と恐怖心による「幻覚」
あるいは東北の山中には、麻が自生しているとの噂も聞いたことがあり
もしかして野焼きでラリってたりしたりするのかな

動物に限らない第六感の話も出てきます
私自身は現在ありませんが小学生の頃に不思議な体験ありです

熱が出て学校を休んでいて、ずっと寝ていたのにフッと目が覚め
その瞬間に「誰かが死んだかな?」と単純に思いました
熱が下がって学校へ行くと、
中の良かった友達という訳でもないのですが
学校を休んでいたクラス・メイトが
思った時間に脳腫瘍で亡くなっていました
なので私は第6感は「あるんだ!」と信じています
それ以外は全く感じたことは無いんですけどね


2020年3月1日日曜日

本日のCD Dimendion ♪ Third Dimension


ドラムはデビュー以来固定していません
ドラムレスの3人でレコーディングしたアルバム
打ち込み主体のサウンドで、クラブやライブハウスでの人気曲
「Yellow Sunshine」を収録
楽曲のセンス、テクニックは群を抜けています

sax : Kazuki Katsuta 勝田一樹
guitar : Takashi Masuzaki 増崎孝司
keyboards : Akira Onozuka 小野塚晃
choir : Yuko Hamaya 浜家優子

Lost In A Maze
Fly Into A Passion
Yellow Sunshine
Illusion
Real Box
6-Trip
Buster
Going Back
Rendezvous

Lost In A Maze

Yellow Sunshine

Going Back

  






2020年2月29日土曜日

かつや「デミたまメンチカツ鍋定食」の罪悪感

本日の土曜日は医者の日でした
朝めし抜いて検査も、まあマズマズの数値でした

ヘモグロビンa1cと中性脂肪に気を付けなければならないが
本日は解禁です
腹も減ったので医者が終わって「かつや」に・・


デミたまメンチカツ鍋定食 850円


名前のとおりデミソースの海にメンチカツと温玉
キャベツは気持ちだけ乗っかってます
結構な罪悪感の塊です

美味かった



本日のCD Miles Davis ♪ All Stars Vol1+3


1952年5月9日、1953年4月20日、1954年3月6日
ブルーノートの録音を行った
この音源はシングルや10インチでリリースされ
LPの時代になってBLP-1501、1502でリリース
今回の再リリースCDには1952年、1953年のテイクが収録され
ボーナストラックで3曲の別テイクが収納されている

全体的に3管のアンサンブルで
ビバップの先に進む「瞬間」が見える
マイルスがスターダムに躍り出る前の貴重な音源

ちなみに1952年はマイルスが麻薬中毒になり始め
1953年はどっぷりとなった年のようであります

【April,20,1953】
trumpet : Miles Davis
piano : Gil Coggins
trombone : Jay Jay Johnson
alto sax : Jackie McLean 
bass : Oscar Pettiford
drums: Kenny Clarke

【May,9,1952】
trumpet : Miles Davis
piano : Gil Coggins
trombone : Jay Jay Johnson
bass : Percy Heath 
Drums : Art Blakey 
tenor sax : Jimmy Heath

tempus Fugit 【May,9,1952】
Kelo 【May,9,1952】
Enigma 【May,9,1952】
Ray's Idea 【May,9,1952】
How Deep Is The Ocean 【April,20,1953】
C.T.A. (Alternate Master) 【May,9,1952】
Dear Old Stockholm 【April,20,1953】
Chance It 【April,20,1953】
Yesterdays 【April,20,1953】
Donna (Alternate Master) 【April,20,1953】
C.T.A. 【April,20,1953】
Would'n You (Alternate Master) 【April,20,1953】
Chance It (Alternate Master) 【April,20,1953】
Kelo (Alternate Master) 【April,20,1953】
Enigma (Alternate Master) 【April,20,1953】


tempus Fugit

Kelo

Enigma


Yesterdays

  



2020年2月28日金曜日

本日のCD Pat Martino ♪ Plays Standards Best Of Muse


絶頂期と言われる’70年代のMuseレーベルから出した
5枚のリーダーアルバムからスタンダードを集めたベスト盤

師匠:渡辺香津美と弟子:沢和幸の解説もライナーノーツに収録
付録としてギター・スコアもついてます
このアルバムには「Days Of Wine And Roses」
他4枚のアルバムを買えば別のスコアが付いてきます
ギタリストは、買いなはれ! という感じですね

2013年に出された「We Are Together Again」 は
考えられたギターフレージングを感じますが
こちらのほうが頑固おやじの「王道ジャズギター」といった感じで
決して逸脱しない安定感と、芯の強い音でこれもまた良い

Footprints
How Insensitive
Alone Together
Sunny
Impressions
Along Came Betty
On The Stairs
Both Sides Now
Days Of Wine And Roses
I Remember Clifford
Blue Bossa
Lament

Days Of Wine And Roses

Footprints

Alone Together

  







2020年2月27日木曜日

本日のCD quasimode ♪ The land Of Freedom


「quasimode」の2ndアルバム
ハード・バップ、モーダル・ジャズ + ラテン
でクラブジャズと呼ばれるダンサブルな音楽となる
ジャズながら日本人テイストのわかりやすいメロディー

ファーストよりも濃い目になりながら
サウンドメイクや楽曲構成がこなれてきて
洗練されたサウンドになっていると感じます

クラブジャズ・テイストですが
ジャズを残しつつのバンド
ここまで熱いと嬉しい限りです

bass : 須長和広 
piano : 平戸祐介
drums : 奥津岳
sax : 中村雅人
percussion : 松岡"matzz"高廣
vocal : 有坂美香
vocal : Carmen Lundy

Over the Horizon
The man from Nagpur
Objects in the mirror feat. Carmen Lundy, Masato Nakamura(Sleep Walker)
Last nine days
Time is love feat.Carmen Lundy
For self defence
Percussion Revolver
Raw cotton field feat. Masato Nakamura
The land of freedom
Dark beauty feat. Mika Arisaka
Over the Horizon ~Reprise~



Objects in the mirror

The man from Nagpur