「13Souls」は、湘南生まれのギタリスト「山内洋介」がリーダーでメンバーは固定されていません。本作はセカンド・アルバムで基本ジャズ・ファンクですが生音っぽい響きで泥っとしているのが、かえってクールでアシッド・ジャズ文化の英国代表が The New Mastersounds の Eddie Roberts(エディ・ロバーツ)なら、日本は山内洋介といったテイストです。
久しぶりに聴いたけど、やっぱり良かったんで、いきつけの音楽好きの集う「おでんバー」に自信満々で持って行きました。今日はCDありますか? YES! のいつもの掛け合いでイソイソとCDデッキに入れます。マスター以外のお客は私の聴くソウル・ファンク系などにも理解のある常連さんと、全く音楽の興味が無いお母さん。和製ジャズ・ファンクでカッコイイんですよ♪これ🎶と言いながら、かける始めるとマスターと常連さんに微妙な空気が流れます。音楽に興味のないお母さんは何もなく会話がはずみます。どうやら私の紹介が期待感、ドキドキ感を煽りすぎたらしく、もう少し硬派な感じを予想していたようで、評価としては惨敗でした。しかし「おでんバー」では、皆さん好きな音楽を聴いて酒を飲めるお店。浪曲あり、ジャズ強め、フリーもかかれば、ノイズもあり。ああだ、こうだ言いながら酒を飲めるのが楽しい場所です。こんなこともアリです。ドンマイ
それではドンマイでレビューしていきます。まずはイントロ代わりに intro, Good Times , I SAY 1分48秒。エレクトリックなバンド編成でのポップなブルース。6曲目にアコースティックバージョンの同じタイトル曲あります。私的には掴みは充分で楽しいアルバムのイントロは良い感じで始まります。Grand Royal Blues エディロバーツ的なカラッとしたジャズ・ファンクでオジサン的にはドンピシャな1曲。What's Up 雑踏と車のクラクションをバックにファンクがBGM的に流れる1分39秒でオシャレな流れかと思いますが、これが要らないと言った周囲の声有り。そうかな?いいじゃないですか。Me And Those Dreamin Eyes Of Mine ここで再度エディロバーツ的なジャズ・ファンクになりますが少しアダルトな進行です。オルガン・サウンドが気持ち良いパターンです。Please , Lahgh , Please スローなソウル・ジャズで、テーマのメロディーは日本人好みな哀愁があるパターン。ここでも、オルガン・サウンドが大活躍で、ギターメインではありますが Mako-T さん良い仕事されてます。最後に観客の拍手のSEが入ってるので、これが余計だと言う方がいらっしゃいます。 そして冒頭 Good Times のアコースティック・バージョンです。ブルース、ラグも好きなギター弾きには刺さってくるショートな楽曲です。Summer Smile はラテンです。ラテンのギターは弾きませんが、学生時代のgバンド仲間の影響でラテンも好きな私ですのでここら辺もドンピシャです。トランペットの 島裕介 が、また王道ペットのフレーズで煽るのがグッ。outro, Hold Your Hands ( I Wana ) 次の曲へのつなぎ的な小ブルース。Down Here On The Ground アルバムの締めに向けて盛り上げたいがために持ってきた楽曲かと思います。これも好きなパターンではありますが月並みと言えば月並み。
購入時はリミックスCDとEPもおまけでついていて、かなり気合の入ったプロモーションでした。もっとブレイクして欲しかった🎵
electric guitar : 山内洋介 (13 soul)
acoustic guitar : bashiry (bohemian voodoo)
bass : 池田憲一 (Root Soul)
keyboard : Mako-T
percussion : 松岡"matzz"高廣 (quasimode)
drums : 波田野哲也
drums: 久保正彦
tenor sax : 栗原 健 (Central)
trumpet : 島裕介 (Silent Jazz Case)
trombone : 廣瀬貴雄 (Jazz Collective)
1. intro, Good Times , I SAY
2. Grand Royal Blues
3. What's Up
4. Me And Those Dreamin Eyes Of Mine
5. Please , Lahgh , Please
6. Good Times (acoustic ver)
7. Summer Smile
8. outro, Hold Your Hands ( I Wana )
9. Down Here On The Ground
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