2020年5月13日水曜日

本日のCD Son House ♪ Father of The Delta Blues The Complete 1965 Sessions


アルバムタイトルの1965年この録音は御年65歳
ロバジョンの師とも云われているデルタブルース界の大御所で
古いアコースティック・ブルースですが
暴れん坊ギターと激しい歌声で弦が引きちぎれそうなほどにかきならしています
戦前ブルースにありがちな、浪曲的なだみ声の歌ではなく
張りのあるいかつい声で、怒ると怖い頑固ジジイっぽい
つまり迫力があるってことですが

収録曲は DEATH LETTER(死亡通知)
JHON THE REVELATOR(啓示者ヨハネ)
PREACHIN' BLUES(説教ブルース)
よくブルースにある、スケベなオヤジのエロジョークではなく
元々は牧師さんだったらしく説教臭い
相当厳格な人だったことと思われます

この時代の録音にある程度共通していると思うんですが
ギターの音にサスティーンが無くてブツブツ、ギターの音程が不安定
おそらく押弦と開放で音程が異なるパターンが多いのでフレット音痴な楽器が多い
ブツブツするのも、弦が今と違う鉄みたいな弦なんでしょうね
これを力いっぱい弾くと、共通した音の味が出てきてしまうのか?

【Disc1】
1. Death Letter
2. Pearline
3. Louise McGhee
4. John The Revelator
5. Empire State Express
6. Preachin' Blues
7. Grinnin' In Your Face
8. Sundown
9. Levee Camp Moan

【Disc2】
1. Death Letter
2. Levee Camp Moan
3. Grinnin' In Your Face
4. John The Revelator
5. Preachin' Blues
6. President Kennedy
7. A Down The Staff
8. Motherless Children
9. Yonder Comes My Mother
10. Shake It And Break It
11. Pony Blues
12.Downhearted Blues

JHON THE REVELATOR 啓示者ヨハネ


DEATH LETTER 死亡通知


PREACHIN' BLUES 説教ブルース


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