2020年5月28日木曜日

本日のCD Ella Fitzgerald and Louis Armstrong ♪ Porgy & Bess


なるほど、ドラマティックで感動的でこれは名作と言われるだけある
オペラには興味は無いですがこれは引き込まれるものがあります。
当然1958年のこの作品古臭いのではありますが、エラとルイの
深い表現力、声という楽器の持つ力を実感させられます

いつかは小説の「ポーギーとべス」を読みながら、
これを聞く言う優雅なこともやってみたいと思いますが
若造には荷が重いかもしれません
ガーシュウィンはこれをオペラで書きあげたジャズ・ヴァージョンです
クラシックでも様々な音源がありますが
どれが素晴らしいのかはよくわかりません

他にも聴きどころは色々あるようで(amazonコメント
summerTimeの3分03秒のところでサッチモが笑っています
One of these morning, You gonna rise up singing,
Yeah you spread your wings, And you take to the sky
黒人解放を予言して笑っているのでは?との見方をされる人を
見かけましたが、1955年のモンゴメリー・バスの人種分離法違反で
黒人が罰金刑となり、キング牧師がモンゴメリー・バス・ボイコットで56年に
「人種分離法」が違憲だと裁判で勝ち取った。
これを思い浮かべながら60年に始まる公民権運動のシット・イン運動を予見して笑った。
さすがに飛躍し過ぎだとは思いますが、
羽を広げて飛び立っていく情景に歌いながら思わず幸せを感じて笑った
情景だけでなく色々な場面が重なったのは間違いないでしょうから
これは、これで鋭い観察力と聞き方だなと感心します。

ベッドに入って部屋を暗くして
これを聞きながら眼をつむればいい夢が見られそうです
が、そんな聴き方してたら
いつまでたっても最後にたどり着かないかも

vocal : Ella Fitzgerald 
tumpet, vocal : Louis Armstrong
orchestra : Russell Garcia
vocal : Jud Conlon Singers

1. Overture
2. Summertime
3. I Wants To Stay Here
4. My Man's Gone Now
5. I Got Plenty O' Nuttin'
6. Buzzard Song
7. Bess, You Is My Woman Now
8. It Ain't Necessarily So
9. What You Want Wid Bess
10. A Woman Is A Sometime Thing
11. Oh, Doctor Jesus
12. Medley :  Here Come De Honey Man - Crab Man - Oh, Dey's So Fresh & Fine
13. There's A Boat Dat's Leavin' Soon For New York
14. Oh Bess, Oh Where's My Bess?
15. Oh, Lawd, I'm On My Way!


導入なんで歌なしでサマータイムが、これから
始まるよを連想させ、アルバム全体のイメージを
膨らませてくれます
Overture

Summertime

Bess, You Is My Woman Now

全世界の音楽を聴きつくすことはできない
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