発売1996年、当時私は兵庫県に住み工場勤務から営業に変わった時です。当然私は30歳は超えていたので、これは青春のアルバムには該当しませんが30歳の若き日に繰り返し聴いていた思い出のアルバムです。当時の私は日々、仕事・音楽・釣り・酒をローテーションしていて、仕事は午前様は当たり前状態のブラックな働き方でした。しかし休みは大阪のバンド仲間とセッションしたり、夜中3時に起きてバス釣りにいったり、酒も途切れることなくガバガバ飲み、気力体力とも充実していた時期でであったことを覚えています。
このアルバムを改めて聴いて、発売時36歳のBryan Adams (ブライアン・アダムス) は、永遠に18歳の気持ちを持っていたかったのかと思い、私も歳をとることが想像できませんでした。しかし時は過ぎ、当然最近はムリは効かなくなり徹夜なんて全くできませんし釣竿も10年以上眠ったまま。気持ちと考え方は変わらんつもりではありますが、今あんな生活していたら3日と持ちません。
それでは、久しぶりに大ヒット作を聴いてみましょう。 The Only Thing That Looks Good On Me Is You カッコ良いタイトルですね。ZZ TOP みたいなギターのリフのブルース・ロック。Do To You 跳ねるアメリカン・ロックです。ハーモニカもブライアンは吹けるんですね。Let's Make A Night To Remember スイートなラブソングです。こんなハスキーボイスでささやくように力強く歌われたら女子ファンは増えるでしょう。18 Til I Die タイトル曲です。イントロはキラキラなアルペジオ。本編はジャギジャギなカッティング。ゴツゴツと歌い 18 Til I Die と力いっぱいに叫ぶのが非常に心地よい。Star こんな曲があったのは忘れてました。大人になったら何になりたい?って、語りかけ、最後は星に向かって願いをかけてみる。と言う曲で、タイトル曲の続きの曲のような感じ。 (I Wanna Be) Your Underwear 君の濡れてるシャツになりたい。シャワーになりたい。タトゥーになりたい・・歌詞もカッコ良いですね。We're Gonna Win は、俺たちは勝つんだ、一位になるんだという、アスリートへの応援歌のような曲。かき鳴らすギターがシンプルにギター小僧たちには受けるに違いない。ロックはこういったシンプルなものが響きやすい。I Think About You 君のことを四六時中考えているよ、というラブ・ソングです。18歳の時の自分もこんな気持ちになってたことがあるような気がします。I'll Always Be Right There 今度は付き合っている女の子を愛おしく思う気持ちを歌っています。ギターのアルペジオってこんなにしんみりとするのかというお手本。It Ain't A Party...If You Can't Come 'Round 一転して勇ましい曲です。君と一緒にパーティに行きたい。アメリカの若者はこんな感じなんでしょうね。日本には若者がパーティを開いてみんなで踊る習慣はありませんので映画のワンシーンを見ている感じです。Black Pearl ブラック・パールと呼ぶ南部の女の子に惚れちまったっていう曲です。ハノイ・ロックスによくあるリフで、この曲もカッコ良い。You're Still Beautiful To Me ここで、またバラードです。この曲のバランス具合もこのアルバムの魅力ですね。しっかり聴かせてくれます。Have You Ever Really Loved A Woman? 手拍子がスパニッシュ風の曲です。芸が細かいですね。アイデアが曲に詰まっていてバンドも脂がのっています。Hey Elvis エルビスは、やっぱりアメリカのロック好きの若者のヒーローなんですね。ハード目のロックンロールでとても良し。私がロックバンドを組んでいた若かりし頃に、この曲があったら、きっとライブでやっていたでしょう。
ブライアン・アダムスの曲のライティングも素晴らしいですが、なんといってもギター・リフが荒々しくもオシャレな仕掛けがあり斬新で大好きです。アメリカンロックの良さ、楽しさがしょいっかりと出ていると思います。
最後の曲の「Have You Ever Really Loved A Woman?」で、なんとパコ・デ・ルシアがギター弾いてましたってのは発見です。道理でスパニッシュ!🎵
I wanna be young the rest of my life
Never say no, try anything twice
Till the angels come and ask me to fly
I'm gonna be 18 til I die
18 till I die, can't live forever, that's wishful thinkin'
Whoever said that must have been drinkin'
Don't wanna grow up, I don't see why
I couldn't care less if time flies by
18 till I die, 18 till I die
It sure feels good to be alive
Someday I'll be 18 goin' on 55
18 till I die, oh yeah
vocals : Bryan Adamas
backing vocals : The Pointless Brothers (1, 4, 6, 10, 11)
keyboards : Olle Romo (3, 5, 6)
guitar : Keith Scott (1 to 6, 8, 10 to 12), , Mutt Lange (1 to 7, 10 to12), Bryan Adamas (1, 3 to 8, 10 to 13),
bass : Dave Taylor (1 to 6, 8, 10 to 12)
drums : Mickey Curry (1 to 8, 10 to 13)
percussion : Olle Romo (1 to 6, 8, 10 to 12)
1. The Only Thing That Looks Good On Me Is You
2. Do To You / harmonica : Bryan Adams
3. Let's Make A Night To Remember
4. 18 Til I Die
5. Star / piano : Michael Kamen
6. (I Wanna Be) Your Underwear
7. We're Gonna Win
8. I Think About You
9. I'll Always Be Right There / guitar : Phil Palmer
10. It Ain't A Party...If You Can't Come 'Round
11. Black Pearl
12. You're Still Beautiful To Me
13. Have You Ever Really Loved A Woman?
bass : Mutt Lange
castanets : Olle Romo
classical guitar : Paco de Lucia
handclaps : Bryan Adams
14. Hey Elvis
0 件のコメント:
コメントを投稿