2021年12月6日月曜日

Akiko Moriyako / The Vibes


 これは札幌時代に懇意にしていたお店「Soul&Spice」のマスターからの頂きものです。マスターは私と同い年のギター弾き、ソウル、ロック系のレコードが店に多数在庫あり忙しくなければ、リクエストにも応えていただけます。札幌時代近くに住んでいたので、多ければ週3回はここで飲んでました。札幌に出張の際は必ず行くようにしています。住所は北4西11ですので札幌にお越しの際は是非どうぞ。一応イタリアンなのでピザとか旨いんですが、私はいつもサラダとつまみ一品とお酒でした。


 さて、この Akiko Moriyako さん、札幌生まれで近くに住んでいるらしいです。マスターは知りあいのようですが、私は面識はございません。「結構、レゲエとかで有名な人みたいだよ」とのことで調べてみると、なるほどワールドワイドな方らしい。プロデューサーはMaxi PriestとLivingstone Brownでした。
 しかし、聞いたら全くレゲエではなくジャズ・ニューエイジ・アンビエント系の透明感のあるピアノ演奏です。これをいただいた時には、実は全く興味はない分野でしたが今聴くとこれはこれでありです。もう少し聴きこんでみます。

1. Sublime
2. Groovin' In The Midnight  
3. Sure Fire Love 
4. Wild World  
5. Space In My Heart: Prelude
6. Space In My Heart  
7. The One
8. House Call
9. Just A Little Bit Longer
10. God Watches Over Us
11. Love Somebody For Life
12. Set The Night To Music
13. Full Hundred
14. Ain't It Enough
15. Close To You




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2021年12月5日日曜日

Maceo And All The Kings Men / Doing Their Own Thing


 ファンク界のサックスプレイヤーでは有名な Maceo Parker (メイシオ・パーカー)。メイシオは1964年ジェームス・ブラウンのバックバンド (J.B.'s) に参加、そして1975年には Pファンク へも参加しています。共演はプリンス、リビングカラー、ブライアンフェリー等々の名プレイヤーです。
 

 私メイシオは J.B.'s で、ずっと働いていたんだと思っていたんですが、どうやらドラマがあったようです。メイシオとその仲間たちは1970年に3月に J.B.'s の賃上げ要求、待遇改善を求めてライヴでの演奏をボイコットするストライキに突入した。しかし事前に謀反を察知していたJBは彼らをあっさり解雇した。そして、メイシオの初リーダー作で謀反を起こしたメンバーでこのアルバムは1970年リに発売されたとのこと。しかし謀反を起こしたメンバーの録音はラジオなどでのオンエアもされるわけもなくセールス的には不発だったとのこと。
 不本意でしょうが、ホーンアレンジやリズムの作り方はJ.B.'sで既に聞き覚えがあるパターンもちらほら。しかし冒頭の Maceo なんかは、Boscoe あたりで聞き覚えのあるリフとリズム・パターンに J.B.'s にあるイントロの掛け声の様式美の複合型。頭からグッと心が掴まれてしまいます。少しづつ異なるリズムと旋律が複合化されると素晴らしいグルーブになり、繰り返されても飽きずに聞こえます。続く Got To Getcha なんかも王道ファンクに、JB、Sly 的な要素が入っていたりします。時代劇のようないわく付きのアルバムですが中身は最高です。

alto tenor sax : Maceo Parker
bass : Bernard Odum
drums : Melvin Parker
guitar : Alfonzo Kellum, Jimmy Nolen
tenor sax : Eldee Williams
trumpet : Richard Griffith
vocals : Maceo Parker

producer : B.B. Cunningham Jr., Ray Riley
Recorded at Sounds Of Memphis Studio Inc. · Memphis, Tenn.

1. Maceo
2. Got To Getcha
3. Southwick
4. Funky Women
5. Shake It Baby (Keep On Shakin' It)
6. Better Half
7. Don't Waste This World Away
8. Mag-Poo
9. (I Remember) Mr. Banks
10. Thank You For Letting Me Be Myself Again

▶ Maceo



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2021年12月4日土曜日

Digin' P-Vine Vol.0 / Mixed By MURO



 P-Vine Records は、1975年設立のかなり愛用させていただいているレーベル。
 これは、2012年タワーレコードで行われた P-Vineのキャンペーンの景品CDで、期間中の対象商品購入者に無料で配布されていたものでジャケットなどはござりませぬ。
 内容はといえば、MUROと浜野謙太(在日ファンク、SAKEROCK)によるMIX。


 ソウル、ファンク、ヒップホップ、 R&B、ワールド・ミュージックからロック、ジャズ、そしてJ-POPに至るまで、こだわりを持った独自の視点、個性的な音楽作品の数々
Funkshone, Mountain Mocha Kilimanjaro, The Soul Investigators, Third Coast Kings, Speed Meter  とお馴染みのファンク・バンドのオムニバスとなっていて、これは持っていたっけ?と思って探してみると録音が違っていたりと楽しい中身になっています。

1. Forward On Brother / Funkshone
2. The Preavher / Mountain Mocha Kilimanjaro 
3. Momma's Gravy (Yam Yam) / The Soul Investigators 
4. Emcee Marie / Third Coast Kings 
5. Never Never Love A Married Man / Martha High With Speed Meter
6. Stop, Think, Work It Out / Funkshone 
7. Do Whatever Makes You Feel Hot / Hannah Williams & The Astemakers 
8. Mo'hash / The Soul Investigators 
9. It Must Be You / Mountain Mocha Kilimanjaro
10. No More Heartaches / Martha High High With Speed Meter
11. Mamacita / Dojo Cuts Featuraring Roxie Ray
12. Each To Their Own / The New Mastersounds





  

2021年12月3日金曜日

FUNK. INC CHIKEN LICKIN'


 Prestige ‎から FUNK. INC のアルバム2枚分【FUNK. INC 1971】【Chicken Lickin' 1972】が収録のCDです。FUNK. INC とはオルガン奏者 Bobby Watley を中心に結成されたインスト・ジャズ・ファンク・グループです。
 購入した時は、クセ強めのファンクだなあぐらいにしか思っていなかったのですが、聞きなれると耳に残ってしまう系です。そしてマイナー系だと思っていたらどこかで耳にすることも多いアルバムで、どうやらヒップ・ホップ・ネタとして Chicken Lickin' は有名らしいです。このレビューも書き直しで2回目なんですが、第1回のレビューから、このページへのアクセスは他のアルバムと比較しても若干多めで、古いネタでも常にどなたかに見ていただいている感じです。ヒップ・ホップ系のアーチストの検索に引っかかっている?んでしょうかねえ。
 ベースレスのジャズ・ファンクの原点のようなアルバムで、オルガン、ギターが一体となり、サックスが絡むグルーブは聴き直していて The Baker Brothers の原点みたいな感じもすることを今回感じました。古臭くて泥臭いイメージでしたがホント聴き直しても結構いい味ですね。お勧めです。

 このアルバムの他では私の所有は、Hangin' Out / SuperFunk こちらの方が音的にはすっきりしてるかもしれないですね


organ : Bobby Watley
guitar : Steve Weakley
drums : Jimmy Munford
congas : Cecil Hunt
tenor sax : Eugene Barr

【FUNK. INC 1971】
1. Kool Is Back
2. Bowlegs
3. Sister Janie
4. The Thrill Is Gone
5. The Whipper

【Chicken Lickin' 1972】
6. Chicken Lickin'
7. Running Way
8. They Trying To Get Me
9. The Better Half
10. Let's Make Peace And Stop The War
11. Jung Bungo


▶ Bowlegs


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2021年12月1日水曜日

Hearts Of Stone / Stop The World-We Wanna Get On


 ノーザン・ソウル系男性ボーカル・グループで、Carl Cutler、Floyd Lawson、John Myers、Lindsey Griffin の4名がメンバーで前身のバンドThe Four Penniesで数枚のシングルをリリースし、Hearts Of Stoneと改名し Motown 傘下の V.I.P. からリリースした唯一のアルバム。この V.I.P. は新人や中途入社組の多い独立型レーベルであったらしく、在籍アーチストも極わずかでアルバムはこのハーツ・オブ・ストーンを含めて6枚しかリリースしていないマイナーレーベルです。
 マイナーなレーベルから発売のマイナーなバンドではありますが音は非常にしっかりとしています。テンプテーションズ的なもの、サイケな作風のもの、等々色々な表情があります。どれも完成されたサウンドですが、アルバムとしては少々散漫なところもあるか?もしれないとは思います。が、全く悪くない、いや聞きごたえにある内容であります。
 唯一のシングルカットは It's A Lonesome Road で勢いのある1970年代にデビューした当時のフレッシュさがにじみ出る。続く If I Could Give You The World もミドル・テンポの爽やか系ソウル・ナンバー。ストリングスに乗せたコーラス」が楽しい What Does It Take、サイケな雰囲気漂う "Thank You" Falettinme Be Mice Elf Agin なんかも素晴らしい。そして哀愁あふれるモータウンの名曲 You’ve Made Me So Very Happy なんかも収録されています。Blood,Sweat&Tears でもヒットしていましたねえ。
 とにかくこの時代は、様々なソウルバンドが出ては消え、出ては消えだった。この手のレア・グルーブを聴くと層の厚さわかります。1枚でなく、もっとアルバムを出して欲しかった才能の一つですね。

1. It's A Lonesome Road
2. If I Could Give You The World
3. Would You Take A Dime From A Poor Man
4. Rainy Night In Georgia
5. You Gotta Sacrifice (We Gotta Sacrifice)
6. What Does It Take (To Win Your Love)
7. Yesterday's Love Is Over
8. "Thank You" Falettinme Be Mice Elf Agin
9. He Ain't Heavy, He's My Brother
10. You've Made Me So Very Happy
11. One Day



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2021年11月30日火曜日

本日のCD Art Blakey & The Jazz Messengers / Live At Sweet Basil

 

 疾走感たっぷりのジャズ・メッセンジャーズの1985年3月24日のライブ録音です。場所はSweet Basil で1974年に開店し2001年4月に閉鎖されたニューヨークのグリニッチビレッジの中心部にあった老舗ジャズクラブです。

 

 演奏する場所は店に入って左手の奥の方にありスペース的には狭かったような記述がありますが、録音自体は大きなステージでのライブのようなリバーブ感があり、ウッドベースはエレキベースをアンプで弾いているような音で、ピアノまでもエレピっぽい音となっています。85年ですから録音技術の勝利って感じですね。
 アート・ブレーキーはこの時66歳。プレイヤーは若手を揃えての力強く溌溂とした演奏で何かスマートであり豪華な感じもします。CDの帯には1985年度ジャズ・ディスク大賞金賞受賞とあります。
 さてレビューしていきます。Jodi 派手なドラムソロから始まり、Jean Toussaint のソロも強力なアクの強いブロー、Donald Harrison のフリーな感じのソロで爆発です。で素晴らしい。Blues March 1958年のマーチを取り入れた勇ましいブルースです。大人しめの録音を聴くと、まさに軍隊の更新のような曲ですが、しっかりとハードバップ。Mr. Babe, Moanin'

drums : Art Blakey
piano : Mulgrew Miller
bass : Lonnie Plaxico
alto sax : Donald Harrison
tenor sax : Jean Toussaint
trumpet : Terence Blanchard

producer : Horst Liepolt, Shigeyuki Kawashima

recorded March 24th, 1985 at Sweet Basil, Greenwich Village, N.Y.

1. Jodi
2. Blues March
3. Mr. Babe
4. Moanin'


Jodi




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2021年11月27日土曜日

本日のCD 土岐英史 / Little Boys Eyes

 


 2021年6月26日に亡くなったジャズ・サックスの土岐英史氏。私は生では演奏を聴いたことは無かったんですが、日野皓正クインテット、松岡直也とウィシングのメンバーとしてモントルー・ジャズ・フェスに出演、山下達郎のバッキングメンバー、山岸潤史、続木徹とともに活動していたチキン・シャックメンバーであったりと素晴らしい音楽作品を残された方でありました。土岐英史 公式HP  のライブスケジュールでは、2021年1/15(金)は調子が悪いので休みますと書いてありその後の3月までのスケジュールが書いてあります。癌で亡くなったので調子が悪かったんでしょうか、時がそこで止まっているようです。
 ソロ・アルバムは持っていなかったので、亡くなった後に行きつけの「おでんバー」でYouTube土岐さんの作品を聴いていたら、ちょうどこのアルバムに出くわしました。ツインギターにサックスのみというシンプルな構成ながら斬新なことに感動し、タワレコに行って直ぐに購入したアルバムです。 youtube より、CDで聴くと感動が増したので他のアルバムも仕入れようと思って、2週間後ぐらいにタワレコやディスク・ユニオンに行くと土岐氏の棚にもあまり作品が並んでいません。どうやら私と同じような方が沢山いたようです。


 土岐さんを支えているのは、日本の若手ジャズ・ギタリスト、荻原亮、井上銘の2名。若手と言っても荻原亮は2007年、井上銘は2011年にプロとしてアルバム・デビューの10年以上のキャリアの持ち主です。ライナーノーツによれば、レコーディングは打ち合わせ、リハは無しで、どっちがテーマを弾くのかはジャンケンで決めるといった自由な録音だったとのこと。若手と呼ばれる二人のギターは、揺れたり、跳ねたりしながら絡み合っていきます。曲によってはワウをキツめにかけたり、トレモロをかけりといった普通のジャズギターではあまりやらないこともやっていて聴いていて楽しい。そのアンサンブルに、土岐さんはゆったりとサックスを被せていきます。
 Beautiful Love は、Bill Evans の Explorations などでも聞いたことのあるラブ・ソングで、絡み合うギターに土岐さんのサックスが合います。オープニングのつかみとしてインパクト十分。 The Guitar Man カントリーロックの David Gates の曲ではなく、二人のギタリストとのセッションに、この曲名がつけられたようです。Wyeth もオリジナルで、画家の Andrew Wyeth のことでしょうか?The Man with a Little Boy's Eyes アルバムのテーマ曲です。浮遊感のあるテーマから始まるオリジナルで、テンポよくスリリングな展開の曲です。リハは無しとのことですが息はぴったり。Smoke Gets in Your Eyes は、大好きなスタンダードの煙が目にしみる。ここは先輩の土岐氏のサックスがメインで、ギタリストも丁寧なバッキングで支えます。Sunny ソウルの名曲のカバーです。ギタリストが気持ちよくブルージーに弾ける曲でもあり、明るい中に物悲しい響きのあるテーマが素敵な曲であります。C Minor は土岐氏作曲で、色々なアルバムでセッションに使われているブルース。キーは確かめていませんが、当然 Cm ですかね。My Foolish Heart も名曲です。ギターの独演から入ります。イントロのつけ方がまた良いですね。サックスが入ってくるとドキッとします。最後は You’d Be So Nice to Come Home to でセッションの定番曲。アルバムの構成などを考えて作ったものではなく、その時の気持ちで曲を選んで演じてから、ギタリストを聴かせる曲の配置でアルバムにしたんでしょう。ベタな曲が多いのも大歓迎のアルバムです。
 土岐さんが亡くなったということで、良作に出会うことができました。これはかなりの愛聴盤になりそうな気配です🎶🎸🎹

alto&soprano sax : 土岐英史 (Hidefumi Toki) 
guitar : 荻原 亮 (Ryo Ogihara)
guitar : 井上 銘 (May Inoue)

2020年10月28、29日東京録音
Days of Delight ファウンダー&プロデューサー 平野暁臣

1. Beautiful Love (Wayne King, Victor Young and Egbert Van Alstynet)
2. The Guitar Man (Hidefumi Toki)
3. Wyeth (Hidefumi Toki)
4. The Man with a Little Boy's Eyes (Hidefumi Toki)
5. Smoke Gets in Your Eyes (Jerome Kern)
6. Sunny (Bobby Hebb)
7. C Minor (Hidefumi Toki)
8. My Foolish Heart (Victor Young)
9. You’d Be So Nice to Come Home to (Cole Porter)





  

2021年11月26日金曜日

本日のCD Bill Withers / The Best Of Bill Withers Lean On Me


 これは1994年に出た Bill Withers (ビル・ウィザーズ) のベストです。Bill Withers、Donny Hathaway は、私にとってニューソウルの代表格なんですが Bill Withers は私の周りでそこそこの音楽好き(ジャズ好きが多いのではありますが)にも意外と知られていない人で日本人にはあまり人気がないのかもしれません。何回かアルバムを聴かせているんですが歳をとると皆さん物覚えが悪くなるのかなかなか覚えていただけませんので、根気よく普及を続けることにします。

 

 この方音楽エリートではなくフォードモーターに努めていて33歳で1971年にSussex Records よりデビュー。1985年を最後にアルバム制作もなくプロとしてのおそらく言葉が上手く話せなくなる吃音症で音楽活動は休止。割と最近の2020年に80歳で亡くなっています。
 Donny Hathaway はピアノ弾き語りで音楽エリート、Bill Withers は生ギターで独学系と私は認識しています。代表曲としては表題の Lean On Me 、Ain't No Sunshine、Use Me、Just The Two Of Us などでここら辺は何となく聞いたことがあるけど歌っている人は知らないという方が私の友人には多いです。既に持っているアルバムや曲と被ってはしますが、ベスト盤ならではの選曲と曲順でこれはこれで満足の一枚であります。
 さすが大御所でいまだ独自ドメインでの公式ページも存在します🎶🎸



1. Lovely Day
2. I Want To Spend The Night
3. Let Me Be The One You Need
4. Hello Like Before
5. Tender Things
6. I Wish You Well
7. Ain't No Sunshine
8. Grandma's Hands
9. The Same Love That Made Me Laugh
10. Lean On Me
11. Harlem
12. Use Me
13. Who Is He (And What Is He To You)?
14. You Just Can't Smile It Away
15. Just The Two Of Us
16. Steppin' Right Along
17. You Try To Find A Love
18. My Imagination


▶ Use Me