2020年9月10日木曜日

本日のCD Farnell Newton Quartet ♪ Rippin’& Runnin


タワレコ試聴で気に入りました

ファーネル・ニュートンはマイアミ出身のトランペッター
ジャズ ・オルガンの名手ブライアン ・シャレット
テナーのブライドン・ライトの2管のベース無しカルテット作品

パワフルな2管とブルージー&グルービーなジャレットのオルガン
オルガンジャズは、やっぱり惹きつける魅力あります

アルバムは紙ジャケでCDはビニールにも入っていない
ライナーノーツも無しと潔く省エネなアルバムでした

最近波長があっているのか
トランぺッターを好んで聞いているような気もしますね

trumpet : Farnell Newton
tenor sax : Brandon Wright
organ : Brian Charette
drums : Rudy Royston

1. The Roots
2. The Five A.M. Strut
3. Another Day Another Jones
4. Holding Still
5. Little Bird Rose
6. Gas Station Hot Dog
7. Rippin' & Runnin’
8. Come Sunday

Rippin' & Runnin’

The Roots

The Five A.M. Strut
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2020年9月9日水曜日

本日のCD 向井滋春 ♪ Japonesia


向井滋春の率いるグループ「Orissa」の1984年リリースアルバム
ワールドミュージックとジャズを融合させたフュージョン

ライナーノーツによると「Orissa」のドラマーの
トニー木庭が1982年2月で20歳の若さで引退
その秋から古澤良次郎とツインリーダーでレゲエ・バンド結成
という流れで「Orissa」とゲストの編成で
ベターデイズ・レーベルでの最後のこの作品となったとのこと

この頃の向井滋春の私のイメージは、トロンボーンらしからぬ
緻密で粒の揃った音での攻めのフュージョンですが
このアルバムでは、リラックスしながらも、
実験的で気合の入った音作りのアルバムで
これはこれで面白いですね

ORISSA:
trombone : 向井滋春
keyboads : 津垣博通
guitar : 加藤崇之
bass : 高橋ゲタ夫
percussion : ヤヒロ・トモヒロ

GUEST:
drums : 古澤良治郎 (4~7)
guitar : 山岸潤史 (5, 6)、塩次伸二 (7)
percussion : 三島一洋、細畑洋一  (1~3)
timbales : ウィリー長崎 (1~3)

1. JAPONESIA(ヤポネシア)
2. NEIJA(ネィジア)
3. CALYPSOMBA(カリプソンバ)
4. DESERT CRUISIN' (砂漠を駆る)
5. BONE PAPA(ボーン・パパ)
6. IN THE MIST(霧にひそむ)
7. ETERNAL BOY(エターナル・ボーイ)

向井滋春&オリッサ 82年On Air 「ファンタスティック・スリム」

BONE PAPA

Orissa
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2020年9月8日火曜日

本日のCD oasis ♪ Supersonic


ファンな訳ではないですが、よく行く古本屋で
オアシスのアルバムが良く出ているので買ってるうちに揃ってきました
オアシスと言えば、ノエルとリアムのギャラガー兄弟のバンドで
UKによくある手法なのか伝統なのか
殴り合いに発展する大喧嘩、その後のライブのすべてキャンセル
等々スキャンダラスな報道にでも有名なバンドとなっています
ドラッグは日本ではヤバいことになりますが
外国では武勇伝の一部になるようで、ライブ中にリアムがドラッグを使用し
ノエルが激怒して喧嘩リアムがタンバリンでノエルを殴打
これが原因でノエルがバンドを一時脱退などなど

このアルバムは1994年に「Supersonic」を含む曲を収録したもので
日本盤と英国盤では収録曲が異なっています

1. Supersonic
2. Shakermaker
3. Columbia (White Label Demo)
4. Alive (8 Track Demo)
5. D'Yer Wanna Be A Spaceman?
6.  I Will Believe(Live)

Supersonic

Shakermaker

 I Will Believe
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2020年9月7日月曜日

本日のCD Robert Johnson ♪ The Complete Recordings


十字路で悪魔に魂を売り渡してギターテクニックを身に着けた
という伝説を持ち、今日のブルース、ロックへの影響は計り知れない人であります。

このアルバムは1936年から37年にかけてヴォカリオン・レコードにて
吹き込まれた音源を全て収録したコンプリート・レコーディングス
ライナーノーツも非常に分厚いものが入っています

かなりの色男だった情報は様々なものにも書かれていて、
アルバムジャケットで着ているスーツもおしゃれな感じ

ジャケット裏側には、キース・リチャーズ、ベン・ハーパー
ボニー・レイトのメッセージが書いてあります

1911年に生まれ、最後は酒とか麻薬ではなく色恋沙汰で毒殺
死亡は1938年で27歳
当人は、死後に、これだけ有名になり全世界に
影響を与えるとは夢にも思っていなかったでしょう

クロスロードがもちろん一番有名だと思いますが
スイート・ホーム・シカゴ、メルテッド・ミルク
ウォーキング・ブルースなどなど
今やブルースのスタンダードが目白押し

ブルースの歴史をたどること意味では貴重な録音だが
戦前ブルース特有のリズムと歌いまわしは現代人には理解しづらい
クラプトンは、この原曲からよくぞ、あのリフにまで発展させたもんだと思い 
ロバート・ジョンソンもレジェンドですが
クラプトンの発想自体が発明級で、凄いもんだ
思うのは私だけでははず

【Disc1】
1. Kindhearted Woman Blues
2. Kindhearted Woman Blues - (alternate version)
3.  I Believe I'll Dust My Broom
4. Sweet Home Chicago
5. Rambling On My Mind
6. Rambling On My Mind - (alternate version)
7. When You Got A Good Friend
8. When You Got A Good Friend - (alternate version)
9. Come On In My Kitchen
10. Come On In My Kitchen - (alternate version)
11. Terraplane Blues
12. Phonograph Blues
13 Phonograph Blues - (alternate version)
14. 32-20 Blues
15. They're Red Hot
16. Dead Shrimp Blues
17. Cross Road Blues
18. Cross Road Blues - (alternate version)
19 Walking Blues
20. Last Fair Deal Gone Down

【Disc2】
1. Preaching Blues (Up Jumped The Devil)
2. If I Had Posession Over Judgment Day
3. Stones In My Passway
4. I'm A Steady Rollin' Man
5. From Four Till Late
6.Hellhound On My Trail
7. Little Queen Of Spades
8. Little Queen Of Spades - (alternate version)
9. Malted Milk
10. Drunken Hearted Man
11. Drunken Hearted Man - (alternate version)
12. Me And The Devil Blues
13. Me And The Devil Blues - (alternate version)
14. Stop Breakin' Down Blues
15. Stop Breakin' Down Blues - (alternate version)
16. Traveling Riverside Blues
17. Honeymoon Blues
18. Love In Vain
19. Love In Vain - (alternate version)
20. Milkcow's Calf Blues
21. Milkcow's Calf Blues - (alternate version)


Sweet Home Chicago

Crossroad

Milcow's Calf Blues

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2020年9月4日金曜日

本日のCD Miles Davis ♪ This is Miles! Vol 1 Acoustic Side



1956~67年の名演を収めたアコースティック・ジャズ時代のコンピ
今更何故買ったのかと言えば、古本屋で200円だったから
当然続編でエレクトリック・サイドもあります

マイルスは、湯音源は、いずれ揃えようと思ってはいますが
現在持っていない盤もあったりするんでナルホドって感じでしょうか

このようなコンピにアルバムとしての
完成度は必要な訳はなく、ライナーノーツの解説や
ラズウェル細木の漫画で解説マイルス・デイビスの歴史が楽しく読めます

演奏家としては決して好みでは無いので
アルバムを通して聴いていると飽きることがあります
このようなコンピで歴史を追いながら
代表曲を聞いていくのは良いかもしれないですね

1. Round About Midnight
/ Round About Midnight
2. On Green Dolphin Street
/ 1958 Miles
3. Milestones
/ Milestones
4. So What
/ Kind of Blue
5. Blues For Pablo (Stereo Version)
/ Miles Ahead
6. Stella By Starlight
/ My unny Valentaine
7. Footprints
/ Miles Smiles
8. Nefertiti
/ Nefertiti
9. Round About Midnight (Live At Plugged Nickel)
/ Complete Live at Plugged Nickel 1965

Round About Midnight

 So What

Footprints
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2020年9月3日木曜日

本日のCD Eddie Roberts' Quintet ♪ Trenta


私にとって「Eddie Roberts」といえば「The new mastersounds」
すなわち同じフレーズをゴリゴリと弾きながら
盛り上げていくタイプのソウル・ファンクストの認識でしたが
このアルバムの「Eddie Roberts」は
ファンクの時のクセは残しつつギターが上手い?!

しかしジャズをやっても完全にジャズ・ギタリストになり切れず
ファンクやラテン系の曲もあり、オシャレ感がしっくりこずにダサカッコいい
また曲によって気合の入れどころにムラがあり、
リラックスしてるのか適当なのか?

上質のジャズとは言えませんが「Eddie Roberts」のファンなら
このカルテットを聴いて「The new mastersounds」を聴く
メンバーに助けられたアルバムとも言えます

その対比を「ああだ、こうだ」と思いながらニヤニヤする
実に健全な聴き方ができると思います

guitar : Eddie Roberts
piano : Bill Laurance
double bass : Neil Innes
drums : Gordon Kilroy
trumpet : Malcom Strachan

1. Giorgios Brother (chillo e nu buono guaglione)
2. Dicitencello vuje
3. Strada Statale 163 (Sabato Triste)
4. Napule e
5. Sto vicino a te
6. Storia damore
7. Mai Piu
8. Na Sera e Maggio
9. 24000 baci
10. Basta na jurnata e sole
11. Core n grata
12. Georgio's Brother (LOA remix)

Giorgios Brother

Strada Statale

Na Sera e Maggio
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2020年9月1日火曜日

本日のCD Bill Withers ♪ Naked & Warm


70年代ニューソウルの巨人と言われるビル・ウィザースの6作目
COLUMBIA第2弾アルバム
これは、ファンク色が強く「Close To Me」や、
タイトル曲ではコーラスが印象的

オリジナルな人は得意であったり独特なフレーズを
持っているのでしかたありませんが
印象的な曲、耳に残る曲が少なく以前に発表した曲の
コード進行、歌いまわし、アレンジの使いまわし的な印象もあり
他のアルバムと比べると個人的には少し残念

いつも思うのはジャケ写が、竹中直人!

lead vocals , backing vocals, acoustic guitar : Bill Withers
 backing vocals : Marsha Johnson, Helen Gonder, Lenny Booker, Lois Booker
guitar, piano, electric Piano : Geoffrey Leib
guitar, electric guitar : Benorce Blackmon
piano, electric piano, synthesizer : Don Freeman
moog synthesizer : Clifford Coulter
bass, backing vocals : Jerry Knight
electric piano : Larry Nash, Youseff Rahman
bass : Melvin Dunlap
drums : Larry Tolbert
conga : Kwasi "Rocki" Dzidzomu
harp : Dorothy Ashby
 conga, cowbell, slapstick, tambourine, vibraslap : Earl "Crusher" Bennett

1. Close To Me
2. Naked & Warm (Heaven! Oh! Heaven!)
3. Where You Are
4.Dreams
5. If I Didn't Mean You Well
6. I'll Be With You
7. City of the Angels
8. My Imagination

Close To Me

Naked & Warm

Where You Are
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2020年8月31日月曜日

本日のCD Zoot Sims in Paris


ズート・シムズの男らしいテナーが最近とても好きです
低音に持っていくときのビブラートや
エロくも感じるしゃくりが良いです
このアルバムでは、ブルースとゆるやかなスタンダードが交互に配置され
これまで聞いてきた録音より少し丁寧に吹かれている

紳士な感じがするのはパリもブルーノートでの演奏だからだろうか
と思っていたら、この録音はパリの映画スタジオに
観客を読んでライヴ形式で録音した説があると
ライナーノーツには書いてあるけど
ジャケットには1961年パリのブルーノートでの録音との記述

ビール飲んで聞くのではなくて
ワインをゆっくりって感じで、この録音も良いですね

tenor sax : Zoot Sims
piano : Henri Renaud
bass : Bob Whitlock
drums : Jean Louis Viale

1. Zoot's Blues
2. Spring Can Really Hang You Up The Most
3. Once In A While
4. These Foolish Things
5 On The Alamo
6. Too Close For Comfort
7. A Flat Blues
8 You Go Top My Head
9. Savoy

You Go Top My Head

Savoy

Spring Can Really Hang You Up The Most
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2020年8月30日日曜日

本日のCD Cornell Dupree ♪ Teasin'


スタッフで知られるギタリストのコーネル・デュープリーの
初リーダーアルバムで1971年作

スタッフよりブルースぽくって難しいフレーズではなく
フレーズで歌って聞かせるのが素晴らしい

デュプリーは1960年代前半にキング・カーティスのキングピンズに参加
それからは、アトランティック・レコードのセッションギタリストとして
活動を開始し、アレサ・フランクリンのバンドにも長らく在籍
ダニー・ハサウェイの「ライヴ」にも参加していました

guitar, sitar : Cornell Dupree
keyboards : Richard Tee (1 to 3, 5, 7, 8)
piano : George Stubbs (5), Paul Griffin (4)
bass : Chuck Rainey
drums : Bernard Purdie
percussion : Ralph MacDonald

baritone sax : Seldon Powell (4 to 8), Trevor Koehler (1 to 3)
tenor sax : David Newman (1 to 3), Joe Farrell (4 to 8), Seldon Powell (1 to 3)
trombone : Garnett Brown
trumpet : Ernie Royal (4 to 8), Joe Newman, Jon Faddis (1 to 3)

1. Teasin'
2. Blue Nocturne
3. Jamaican Lady
4. Feel All Right
5. How Long Will It Last
6. What Would I Do Without You?
7. Okie Dokie Stomp
8. Plain Ol' Blues

Teasin'

Okie Dokie Stomp

Plain Ol' Blues

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2020年8月27日木曜日

本日のCD Slim and Slam ♪ The Groove Juice Special


全曲3分以内で愉快なエンターテイメント性のあるジャイブ
「スリム・ゲイラード」はメンフィス・スリムと言う
VIDEOで見たことのある黒人のおじいちゃんで
愉快な曲と演奏であることは知っていました

他では聞いたことがなかったのですが、
DiscUnionで、ふと目にしたこのアルバム
あの「スリム・ゲイラード」だと買ってみたら
なるほど、これだ!「The Flat Foot Floogie」

「Chinatown, My Chinatown」は、中国語っぽいヤツでお笑い
更に、アフリカっぽい二番煎じ「African Jive」
ユーモラスな独自の造語、言葉遊びで
ミュージシャンではありますが
エンターテイナー要素が強めで活動されていたようです

1938〜1942年の20曲を収録

1. The Flat Foot Floogie
2. Chinatown, My Chinatown
3. Oh, Lady Be Good
4. Ti-Pi-Tin
5. Vol Vistu Gaily Star
6. Dopey Joe
7. Sweet Safronia
8. Chicken Rhythm
9. Matzoh Balls
10. Chittlin' Switch Blues
11. Swingin' In The Key Of C2
12. Boot-Ta-La-Za
13. Bongo
14. Lookin' For A Place To Park
15 A Tip On The Numbers
16, B.19
17. African Jive
18. Palm Springs Jump
19. Ra-Da-Da-Da
20. Groove Juice Special

The Flat Foot Floogie

Chinatown, My Chinatown

Hellzapoppin' (1941)
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