The Allman Brothers Band(オールマン・ブラザーズ・バンド)が1969年に発表した初のスタジオ・アルバムで、リリース当時はBillboard 200では1970年に188位と売れませんでした。ちなみに翌年releaseの2作目 Idlewild South も営業不振でした。商業的に成功したのは、続いてリリースした1971年のライヴ盤 At Fillmore East となります。私はこの後に床屋から発見されたオリジナルテープから追加された曲が収録されている The Fillmore Concerts を音源として所有しています。
でも今となっては世界中に信者の多い オールマン・ブラザーズ ですから、レコード会社は最初は元が取れなかったかもしれませんが、今までの通算売り上げでは、どのぐらい売れてるんでしょう?か、スライドに憧れる若者は一度通っては挫折する道かと、十分に回収しているものと推測します。
当時売れなかったと言っても、1963年に Allman Joys を結成しレコードをリリースしていますから、オールマン・ジョイズを結成し米国南東部のツアーを経験、シングル・レコードもリリースしているのですから、プロ歴は6年の新人です。そりゃあ、貫禄たっぷりの骨が太い即興性のある新人とは思えない音作りなわけです。デュアン・オールマンのスライドを軸にしたツイン・ギターツイン・ドラムで圧巻です🎶🎸
lead guitar : Dick Betts
lead Guitar, slide Guitar, acoustic guitar : Duane Allman
bass : Berry Oakley
drums, congas : Jai Johanny Johanson
drums, timbales, maracas : Butch Trucks
organ, vocals : Gregory Allman
producer : Adrian Barber
1. Don't Want You No More (Edward Hardin, Spencer Davis)
2. It's Not My Cross To Bear (Gregg Allman)
3. Black Hearted Woman (Gregg Allman)
4. Trouble No More (McKinley Morganfield)
5. Every Hungry Woman (Gregg Allman)
6. Dreams (Gregg Allman)
7. Whipping Post (Gregg Allman)