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2024年8月24日土曜日

The Isley brothers / Get Into Something


 Motownを離れてレーベル T-Neck を立ち上げての3枚目の1970年アルバムです。魔法の絨毯らしき敷物に乗って飛び立とうとしてロナルドが両腕を水平に広げているジャケットは、いざ飛び立たん!なのでしょうが、誰の発案なのか若干趣味を疑ってしまいます。内容としては前2作の路線をさらに大胆に推し進めたファンク・アルバムでジャケットの滑稽さとは一味違って良かった感じです。ただ良い内容ではありますが、セールス的にはいまいちだったらしい。ジャケットのせいかもあるのでしょうか。これ持ってレコード屋のレジに行くのは恥ずかしいかなあ。


 さてこのアルバム、ボーカル・グループからファンク路線に完全に踏み切っています。Get Into Something は激しくファンクしていて、このアルバムの象徴のような曲でギター、ピアノ、ベース、ドラムとインスト・パートが一体となった激しいグルーブです。続く Freedom はシャッフル調のリズムでグルーヴするソウル的な曲。Take Inventory はミドルテンポの落ち着いたファンクでコーラスが曲を盛り上げています。Keep On Doin' はJB's の The Grunt と同じですがレコーディングはこちらの方が先のようです。Girls Will Be Girls はエンターテイメント色が濃いコミック的な感じがしますが、しっかりとした歌いまわしは本物。I Need You So はスローなバラードでアレンジがピアノとストリングスのアレンジで聴かせてくれます。If He Can You Can でサイケなファズギターのファンクに戻り、またもやバラード I Got To Find Me One です。ここら辺がアルバムとして凄く考えられているなと感じます。Beautiful はファルセットが美しい牧歌的な曲となり、ラストの Bless Your Heart は、大好きなパターンの粘っこいファンクナンバーで締めくくりです。アーニーのジミヘン風、ファズ・ギターや、メロー・ソウル的なところも取り入れたジャケットの見た目よりホント良質なファンクが詰まったアルバムです🎵

lead vocals and backing vocals : Ronald Isley
backing vocals : O'Kelly Isley Jr. and Rudolph Isley
bass guitar : Ernie Isley

guitars : Charles "Skip" Pitts
organ : Truman Thomas
keyboards : Everett Collins
drums : George Moreland

written by : O'Kelly Isley (1 to 6, 8 to 10), Ronald Isley (1 to 6, 8 to 10), Rudolph Isley (1 to 6, 8 to 10)

producer : O'Kelly Isley, Ronald Isley, Rudolph Isley

1. Get Into Something
2. Freedom
3. Take Inventory
4. Keep On Doin'
5. Girls Will Be Girls
6. I Need You So
7. If He Can You Can (J. Brantly)
8. I Got To Find Me One
9. Beautiful
10. Bless Your Heart

お買い得シリーズ2枚目





  

2022年3月9日水曜日

Soulive / Steady Groovin'


 2012年「Spark」からアルバムでの新譜が出ていないようですが solive.com で見ると完全に活動は停止してしまっているようです。erickrasno.com では、2022年2月現在ソロで Always というアルバムを発売しているのは確認しました。PVで見る限りはボーカルいりn軽めのファンクになっているようですね。
 購入してから気づいたのですが、これは私のジャズ・ファンク好きに火が付いたきっかけでもある Soulive のベスト・アルバムになります。つまり入門としては最適であると思います。車を運転するときとかにはベスト・アルバムは使えるので、どうせ購入することに変わりは無いのですがタイトルにBESTと付けるのはダサいとしても、ジャケットのどこかに書いておいて欲しいとは思いましたね。 どのアルバムからセレクトされているのかと言えば Doin' SomethingNext、Soulive、Here To There の4枚から。おっと2枚持っていませんね。そのうち仕入れときます。


 Soulive は基本、ドラム、ギター、キーボードの編成でホーンをイレギュラーで取り入れることもあります。ベースレスなのでハモンドオルガンB-3のペダルが提案部分を請け負っています。オルガン・ジャズにファンク要素が入った進化系ですね。どの曲も良いですが、ホーンが入るとまた違ったノリが出てきて楽しめるなあ🎵 

drums : Alan Evans
guitar : Eric Krasno
organ, keyboards, clavinet : Neal Evans

alto sax : Sam Kininger
tenor sax : Jacques Schwartz-Bart
trombone : Fred Wesley
trumpet : Jeremy Pelt

Tracks 1, 4, 7 and 11 taken from the album "Doin' Something".
Tracks 2, 5 and 8 taken from the album "Next".
Tracks 3, 6 and 9 taken from the album "Soulive".
Track 10 taken from DJ Spinna's album "Here To There".
Track 11 previously unreleased in the US.

1. One In Seven
2. Flurries / alto sax : Sam Kininger
3. El Ron (Live)
4. Solid
5. Clap! / featuring Black Thought
6. Dig (Live)
7. Doin' Something / alto sax : Sam Kininger, tenor sax : Jacques Schwartz-Bart 
 trombone : Fred Wesley, trumpet : Jeremy Pelt
8. Alkime
9. First Street (Live)
10. All Up In It / producer, scratches, drum programming : DJ Spinna
11. Golden Lady





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2021年7月28日水曜日

本日のCD Soulive ♪ Next


 Velour Recordingsから199年に2枚「Get Down!」「Turn It Out」そして Blue Note に移籍して「Doin' Something(2001年)」今作は2002年で「Next」の4枚目ですが、なんかいつものSouliveよりオシャレです。
 今まではライブなどのサポートメンバーだったSam Kiningerが正式加入して、今までのオルガン・ジャズ・ファンクからフュージョンよりのサウンドに脱却させてたんですね。しかしせっかく正式加入したSam Kiningerもこのアルバムのみのメンバーとなり脱退してしまうのはもったいないですが、仲たがいの脱退ではないようで、その後のライブにも参加はしているようです。
 さてこのアルバムですが「Tuesday Night’s Squad」「Flurries」「Liquid」などは他のアルバムやライブで演奏されることも多い曲。サックスがメインになるような楽曲になっていて、今までの楽曲のエッセンスは引き継ぎつつも汗臭さを消してきているので、聞いたことがある雰囲気だが、何かがいつもと違うなといった感じです。
 「Kalen」は新曲でファンクな単音カッティング・ギターとフュージョンなサックス。「Clap!」 で、きたなラップお前もかって感じで、私が好きとか嫌いとか言ってるのは古臭くラップはリズムとか形態の一部としてこの手のアルバムにはもう入っていて当たり前、古いタイプのリスナーである私も違和感はなくなってきました。(馴れとはこういうもんなんですね)おっとラップの終わったところのピアノのリフはジャミロクワイっぽい?そして黒い感じでオルガンファンク「Interlude」が始まって昔パターンに近い展開になるかと思ったら1分で終了。他ネオ・ソウル系の楽曲「I Don’t Know」は Amel Larrieux の色っぽいボーカルが趣味よく好みで、「E.D. Hambone」「Doin' Something Chameleon (Live)」はライブ録音でいつもの Soulive
 スタジオでの音の作り方とか、新たなファンの獲得とかのビジネスコンセプトもあるんでしょう。こんなアルバムのソウライブも悪くはないのですが、でもね・・もっと汗臭いほうが好きだなあと、いちファンのつぶやきでした。

guitar : Eric Krasno
organ : Neil Evans
drums : Alan Evans
alto sax : Sam Kininger

1. Tuesday Night’s Squad
2. Flurries
3. Liquid
4. Kalen
5. Clap! 
6. Interlude
7. Ne-Ne
8. I Don’t Know
9. Whatever It Is
10. Alkime
11. E.D. Hambone
12. Doin' Something Chameleon (Live)





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2021年5月15日土曜日

本日のCD Soulive ♪ Turn It Out


 ソウル・ジャズ系のバンドも数多く聞いてきましたが、このバンドのアルバムも随分そろえてしまいました。おしゃれ系でなくて泥臭くて時々イモっぽくて古臭いのがとても好感のあるオルガン・ジャズ・ファンクのバンドですね。気になってしまう理由にはオルガンサウンドがとても心地よいのもあるかなあ。
 このアルバムの前に自宅スタジオ録音のゲットダウンというインディーズのアルバムもあるようで(探さねば)すが、実質的なデビューアルバムはこれで私が多分最初に買ったソウライブのアルバムであります。シンプルにソウライブの音楽性が伝わってきて愛聴させていただいております。デビュー盤と言っても発売レーベルは VelourRecordings というギタリストのErick Krasno(エリック・クラズノー)の兄ジェフ・クラズノーが設立したというインディーズレーベルで、この後に BlueNote と契約して「Doin’ Something」を発売がメジャーデビューとなります。
 ジャムバンドらしくスタジオ録音とライブが混ざっていて、さらに4, 7曲目にはジョン・スコのゲスト参加しています。オルガンとともにうねるギターで存在感出してます(→多分曲を勘違いしていて、もう少し存在感があっても良いのに(笑)と思うくらい何の違和感もなくこのバンドに溶け込んでいます なんて発言していましたが訂正です💦 お恥ずかしい。ツイッターでご指摘いただき感謝しております)

このアルバムはソウライブ2枚目だそうで1枚目はゲットダウンという自宅スタジオ録音のものがあるらしい(探そうっと)

guitar : Erick Krasno
drums : Alan Evans
organ : Neal Evans

Tracks 4 & 7 recorded at Velour Studios, New York City
Tracks 2 & 8 recorded live at Baby Jupiter, NYC
Track 6 recorded live at the Haunt in Ithaca, NY
Track 5 recorded at Applehead Studios in Woodstock, NY

guitar : John Scofield (4, 7)
alt sax : Sam Kininger (5)
bass : Oteil Burbridge (8)

1. Steppin’
2. Uncle Junior (Live)
3. Azucar
4. Tabasco
5. Rudy’s Way
6. Jesus Children (Live)
7. Nealization
8. So Live!
9. Arruga De Agua
10. Turn It Out
11. Hidden Track





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2020年10月16日金曜日

本日のCD Soulive / doin' something

 

 ソウライブのメジャー・レーベルのブルーノートへ移籍の第1弾。移籍前のデビューは Turn It Out (2000) で、ギタリストのErick Krasno の兄 Jeff Krasno が設立したというインディーズレーベルの Velour Recordings から発売しています。アシッド・ジャズの分類化とは思いますが、よくある無機質なタイプではなく、基本オルガンをベースにしたオルガン・ジャズ・ファンクなジャム・バンド的なサウンドが売りとなっています。前作は、1発録りに近いライヴ風セッションだったのですが、本作はスタジオでじっくり時間をかけた、オーバーダブを多様したサウンドが特徴で、ひとつのモチーフを基に何回もジャム・セッションするのではなく、キャッチーなメロディーをもった曲が中心になっているのも特徴です。  
 また本作では、James Brown のバックのトロンボーン奏者 Fred Wesley も参加で、ホーン部隊も充実の3曲もうれしい限り。キャッチー、クール、ファンキー、ジャジー🎶

drums : Alan Evans
guitar : Eric Krasno
organ (hammond B-3), electric piano (wurlitzer), piano : Neal Evans

producer, mixed by : Soulive
producer, engineer, mixed by : Bob Brockman, Yaron Fuchs
recorded on October 10-13, 2000 at Avatar Studios

1. Hurry Up... And Wait (Neal Evans)
2. Doin' Something (Eric Krasno)
alto sax : Sam Kininger
tenor sax : Jacques Schwarz-Bart
trumpet : Jeremy Pelt
trombone, arranged by (horns) : Fred Wesley
3. Evidence (Alan Evans)
4. One In Seven (Neal Evans)
5. Bridge To 'Bama (Eric Krasno)
tenor sax, arranged by (horns) : Jacques Schwarz-Bart
6. Cannonball (Eric Krasno)
alto sax : Sam Kininger
tenor sax : Jacques Schwarz-Bart
trumpet : Jeremy Pelt
trombone, arranged by (horns) : Fred Wesley
7. Shaheed (Neal Evans)
8. Romantic (Alan Evans, Eric Krasno, Goapele Mohlabane, Neal Evans)
vocals : Stephanie McKay
9. Solid (Alan Evans)
10. Roll The Tape (Eric Krasno)
alto sax : Sam Kininger
tenor sax : Jacques Schwarz-Bart
trumpet : Jeremy Pelt
trombone, arranged by (horns) : Fred Wesley
11. Joe Sample (Eric Krasno)


One In Seven