ソウライブのメジャー・レーベルのブルーノートへ移籍の第1弾。移籍前のデビューは Turn It Out (2000) で、ギタリストのErick Krasno の兄 Jeff Krasno が設立したというインディーズレーベルの Velour Recordings から発売しています。アシッド・ジャズの分類化とは思いますが、よくある無機質なタイプではなく、基本オルガンをベースにしたオルガン・ジャズ・ファンクなジャム・バンド的なサウンドが売りとなっています。前作は、1発録りに近いライヴ風セッションだったのですが、本作はスタジオでじっくり時間をかけた、オーバーダブを多様したサウンドが特徴で、ひとつのモチーフを基に何回もジャム・セッションするのではなく、キャッチーなメロディーをもった曲が中心になっているのも特徴です。
また本作では、James Brown のバックのトロンボーン奏者 Fred Wesley も参加で、ホーン部隊も充実の3曲もうれしい限り。キャッチー、クール、ファンキー、ジャジー🎶
drums : Alan Evans
guitar : Eric Krasno
organ (hammond B-3), electric piano (wurlitzer), piano : Neal Evans
producer, mixed by : Soulive
producer, engineer, mixed by : Bob Brockman, Yaron Fuchs
recorded on October 10-13, 2000 at Avatar Studios
1. Hurry Up... And Wait (Neal Evans)
2. Doin' Something (Eric Krasno)
alto sax : Sam Kininger
tenor sax : Jacques Schwarz-Bart
trumpet : Jeremy Pelt
trombone, arranged by (horns) : Fred Wesley
3. Evidence (Alan Evans)
4. One In Seven (Neal Evans)
5. Bridge To 'Bama (Eric Krasno)
tenor sax, arranged by (horns) : Jacques Schwarz-Bart
6. Cannonball (Eric Krasno)
alto sax : Sam Kininger
tenor sax : Jacques Schwarz-Bart
trumpet : Jeremy Pelt
trombone, arranged by (horns) : Fred Wesley
7. Shaheed (Neal Evans)
8. Romantic (Alan Evans, Eric Krasno, Goapele Mohlabane, Neal Evans)
購入してから気づいたのですが、これは私のジャズ・ファンク好きに火が付いたきっかけでもある Soulive のベスト・アルバムになります。つまり入門としては最適であると思います。車を運転するときとかにはベスト・アルバムは使えるので、どうせ購入することに変わりは無いのですがタイトルにBESTと付けるのはダサいとしても、ジャケットのどこかに書いておいて欲しいとは思いましたね。 どのアルバムからセレクトされているのかと言えば Doin' Something、Next、Soulive、Here To There の4枚から。おっと2枚持っていませんね。そのうち仕入れときます。
さてこのアルバム、ボーカル・グループからファンク路線に完全に踏み切っています。Get Into Something は激しくファンクしていて、このアルバムの象徴のような曲でギター、ピアノ、ベース、ドラムとインスト・パートが一体となった激しいグルーブです。続く Freedom はシャッフル調のリズムでグルーヴするソウル的な曲。Take Inventory はミドルテンポの落ち着いたファンクでコーラスが曲を盛り上げています。Keep On Doin' はJB's の The Grunt と同じですがレコーディングはこちらの方が先のようです。Girls Will Be Girls はエンターテイメント色が濃いコミック的な感じがしますが、しっかりとした歌いまわしは本物。I Need You So はスローなバラードでアレンジがピアノとストリングスのアレンジで聴かせてくれます。If He Can You Can でサイケなファズギターのファンクに戻り、またもやバラード I Got To Find Me One です。ここら辺がアルバムとして凄く考えられているなと感じます。Beautiful はファルセットが美しい牧歌的な曲となり、ラストの Bless Your Heart は、大好きなパターンの粘っこいファンクナンバーで締めくくりです。アーニーのジミヘン風、ファズ・ギターや、メロー・ソウル的なところも取り入れたジャケットの見た目よりホント良質なファンクが詰まったアルバムです🎵
lead vocals and backing vocals : Ronald Isley
backing vocals : O'Kelly Isley Jr. and Rudolph Isley
bass guitar : Ernie Isley
guitars : Charles "Skip" Pitts
organ : Truman Thomas
keyboards : Everett Collins
drums : George Moreland
written by : O'Kelly Isley (1 to 6, 8 to 10), Ronald Isley (1 to 6, 8 to 10), Rudolph Isley (1 to 6, 8 to 10)
producer : O'Kelly Isley, Ronald Isley, Rudolph Isley
Rudy’s Way は、サックスの Sam Kininger も入ってのコミカルなニュアンス。ジョンスコ投入に続く変化球で、アルバムを飽きさせない曲順の配慮にも感謝したい。ドラムとサックスだけの、ソロパートもイカシテマス。Jesus Children (Live) そしてライブ録音ですが、最初は煽り無しで忍び足のような出だし、途中のギターはボコーダーのような音ですが、オートワウ使って、ペラペラな音の設定にしてるだけですかね。そして段々と盛り上げていく静かに聴かせるテーマに何回も戻っては盛り上げの、伝統的手法も素敵なアレンジです。 Nealization Erick Krasno と John Scofield のツインギター。ユニゾンのような湯ユニゾンではない。ハモっているような、いないような、不思議展開はジョンスコが参加ならではの遊び心溢れる曲になっています。ジョンスコはギターだけどギターとは違う楽器を使っているような音使いの人ですから、この取り合わせは面白くなる。So Live! バンド名だけあって一番の長尺の11分36秒の熱演。Erick Krasno のスキャットが延々と続き、最後の熱のこもった叫ぶようなスキャットは最高の盛り上がりのライブ録音。Arruga De Agua ラテンのリズムですが完全にロック寄りでなくジャズ・ギターで、野太いオルガン・ベースが気持ち良い。音楽性の広さを感じます。Turn It Out そしてイントロは、ムーディなジャズで本編はファンクのカッコ良さ。先ずはオルガンソロから入り、次ぐギターソロはファンクのリズムでジャズ、そして展開はファンク系と大人のグルーブ。オルガンとギターのユニゾンも気持ち良い。終わったかと思いきやの、ファンク・ジャム・セッションに展開のカッコ良さ。マニアックです。ただ、それほど派手ではなく売れ線でもない曲が、アルバムタイトルってのも、バンドはこれを推していると言うこと。そのセンスが良い。Hidden Track 最後です。インパクトあるリフで、他のライブ音源では、もっとジャキジャキの展開だったはず。そっちも良いけど、こっちの地味バージョンも捨てがたい。