1963年の「Columbia Records」へ移籍後2枚目作品です。非常にコクがある演奏で、立ち止まったり、ためたように弾いているのに、全体では不思議と躍動感あるリズムとなってグルーヴィです。これは、もしかして今まで聞いたモンクの中で一番好きになってしまうアルバムかもしれないとも思ったアルバムです。
「Tea For Two」のドラムとピアノのイントロには心をつかまれ、その後の軽快でストレンジな流れ
「Criss Cross」のテーマはモンク特有のトリックのようなリズム、メロディーと和音の流れが素晴らしく、個人技ではないバンドでの音のまとまりも感じられる
「Crepuscule With Nellie」はゆったりとした中のアバンギャルド
このアルバムを聴いて思ったのですが、ギタリストの Oz Noy はギタリストで、モンクの研究家でもあると見たことがあり、フュージョンやポップに近い音作りではありますが、曲作りやサウンドのセンスが非常に近いことを感じました。文句なし🎶🎹
piano : Thelonious Monk
tenor sax : Charlie Rouse
bass : John Ore
drums : Frankie Dunlop
1. Hackensack
2. Tea For Two
3. Criss Cross
4. Eronel
5. Rhythm-A-Ning
6. Don't Blame Me
7. Think Of One
8. Crepuscule With Nellie
9. Pannonica
【Bonus】
10. Coming On The Hudson (take3)
11. Tea For Two (take9)
12. Eronel (take3)
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