2021年9月18日土曜日

本日のCD Unfold Presents ♪ Tru Thoughts Funk


 私がジャズファンクを聴き始めた頃に出会った良質のジャズ・ファンクのコンピです。Tru Thoughts というのはUKのレーベルで Unfold は Unfold Recordings というレコード会社のようです。ここらへんのレーベルとレコード会社の違いはよくわかりません。企画する会社とレコードを製作する会社の違いなのか親会社と子会社の違いかもしれません。
 無数にあるジャズ・ファンク系バンドのレベルの高い録音もありますが、セールス的に成功するものは極わずかでしょうから、私のようなリスナーが多くを知るのには時間と手間とお金がかかるもの。レーベルの方も一つのアーチストで儲かることも少ないのであれば、逆にオムニバスにしたほうが新たなレコーディング費用も掛からず利益につながるし単体のレコードの宣伝にもなるんでしょう。まあこの手の金儲けは全く問題ないどころか大歓迎で、リスナーとしては素晴らしい音源はドンドン届けて欲しいものです。
 さて、このアルバムに収録の良質のジャズ・ファンクは、もしかしたらこの業界では十分にメジャーなのかもしれませんが「もう少しでメジャーにいけるんだけど、少しアングラな雰囲気」の曲が多いのは各バンドの特徴がよく表れているからでしょう。The Quantic Soul Orchestra は2曲で、アルバムの1曲目を飾る Panama City 1コード1発の曲でボーカルも無し。最後のパーカッション・ソロがB級で良い。The Bamboos は2曲収録されていて1曲目はボーカルもの Step It Up で2曲目はインストで、これは都会派のインテリ男っぽいファンク。単体では持っていませんが、Jazz For More/El Dorado に収録の Tighten Up なんかも中々良い味出してます。他The Broken Keys、Beta Hector、Saravah Soul 、Lizzy Parks、Nostalgia 77、Kylie Auldist、Hot 8 Brass Band、The Limp Twins、Kinny など知らない名前が続きます。気になるのはゲスト・ボーカルの Alice Russell の出演率が多いところでThe Bamboos 、The Quantic Soul Orchestra、TM Juke & The Jack Baker Tro の3バンドと共演しているところで、かなりの迫力とコブシを入れてくるのでどんな黒人のおばちゃんかと思ったら思いっきり白いUKのかたでした。怖そうですがカッコいい感じ。


 お勧めは、The Bamboos / Step It Up、The Limp Twins / Moving Closer To The Sofa、Kylie Auldist / It's On 、The Quantic Soul Orchestra / Pushin' On あたり

1. The Quantic Soul Orchestra / Panama City
2. The Bamboos / Step It Up / featuring Alice Russell
3. The Broken Keys / Burnt Popcorn
4. Beta Hector / Payback
5. Saravah Soul / It's Doing My Head In
6. The Bamboos / Golden Rough
7. Lizzy Parks / All That (Natural Self Mix)
8. The Quantic Soul Orchestra / Pushin' On / featuring Alice Russell
9. Nostalgia 77 / Thing
10. Kylie Auldist / Cut You Loose
11. Spanky Wilson & The Quantic Soul Orchestra / Waiting For Your Touch
12. Natural Self / Shake Down
13. Kylie Auldist / It's On
14. Hot 8 Brass Band / It's Real (Lack Of Afro Remix)
15. The Limp Twins / Moving Closer To The Sofa
16. Kinny / Back Street Lust / featuring Diesler
17. TM Juke & The Jack Baker Trio / Spread It On / featuring  Alice Russell
18. Beta Hector : Creepin' / featuring Dionne Charles





muu music webzine

  

2021年9月15日水曜日

本日のCD indigo Jam unit / Mile Stone


 ジャケットに珈琲のシミがうくぐらいデスクの脇に常に置いて愛聴してました。中毒になりやすいアルバムだと思います。2005年結成。2006年 1st アルバムの DEMONSTRATION 以来、ほぼ毎年アルバムをリリースし続け2013年 9枚目となる本作 Milestone(あの Milestone ではないようです)
 レコーディングは一発録りとのことで一球入魂的な根性の音はずしんと伝わってきます。無機質な印象を受けるテーマに、ベースぶんぶんバキバキにループのごときフレーズ。これが非常に決まっていてカッコイイ。そしてどんなシーケンスで叩いているのかさえ分からない超テク・ツインドラム&パーカッション。その上にクラシックとジャズの素養を感じる繊細なピアノがのってきます。クラブ・ジャズという単語が非常にしっくりとくるバンドで、デジタルっぽいフレーズが使われているけどデジタルでないとこが、聞き続けてしまう一因のように思えます。
 そんな彼らも2016年夏で活動休止宣言。オフィシャルHP は更新は無いものの、未だ継続しております。HPによると「レコーディングは全曲すべて一発録音で、クリックなし、
修正やダビングを一切行わず、リアルなサウンドを追求」とのこと。


piano : 樽栄嘉哉(YOSHICHIKA TERUE)
bass : 笹井克彦(KATSUHIKO SASAI)
drums percussion : 和佐野功(ISAO WASANO)
drums : 清水勇博(TAKEHIRO HSIMIZU)

1. Widescreen Rain
2. Zeus
3. Naja
4. Hunt
5. Milestone
6. Trick
7. Watercolor
8. Corazon
9. Shiosai



▶ Corazon


  

2021年9月9日木曜日

本日のCD Pat Metheny ♪ Secret Story

 

 私の中では割と喰わず嫌いをしてしまっているパット・メセニーですが、中古屋で見かけてデビュー盤 Bright Size Life 以来の2枚目購入してみました。何故メセニーを聴かなかったかと言えば、私の若い頃は、ギターフュージョンをかなり聴いていたのですが基準は聴くというよりはギターをコピーできるか?マネできるか?がだったからで、メセニーの音を聴いたりビデオを見てこれは太刀打ちできないしマネもできないと思ってしまったからです。社会人になるまでは、ジャズ研での参考とする音源以外は、ほぼギターレスの音楽は聴いていなかったからです。今はギターレスの音楽の方を多く聴いているので時代は変わるものです。本作はギターのメセニーの1992年に発表したグラミー賞作品ですが、この時点ではこのアート感を楽しめる音楽感は私にはありませんでしたね。
 さてこのアルバム、ジャケットのデザインそのままの音楽で、絵画を見ているようなアルバムのトータルで聴かせる壮大なアート作品。それは最初のAbove The Treetops から始まりますが、カンボジアの子供たちの声をサンプリングしてメセニーがフォーキーなギターで被せてくると神々しい気分で既にジャズ界からは離脱です。(これはカンボジアの霊歌「Buong Suong」がベースとのこと)。Facing West は雄大な空にはばたくようなイメージに持って行って、Cathedral In A Suitcase では壮大な自然に包まれて、Finding And Believing では中近東へ旅をする。クライマックスは The Truth Will Always Be で静かなイントロから壮大なオーケストレーション。後半にうなるギターシンセに展開します。ちなみに、As A Flower Blossoms は短いながらも矢野顕子との共作で道に咲く小さまな花を矢野顕子節で表現している。
 旅のドキュメンタリーを見ていて、それに合わせてこのアルバムを作ったんじゃないか?とも思わせる風景が見える大作です。今までのメセニーのイメージは、つかみどころのない音楽感のイメージが強く、これを聴いてこんなストロークプレイをするんだ、とか難解フレーズではなくフォーキーなこともできるんだ、とか発見も多かったです。

Pat Metheny / acoustic guitar (1, 4 to 6, 8, 9) electric guitar (2, 6, 11) electric piano  (6, 8, 9) guitar synthesizer (3, 5, 12) keyboards (2, 3, 6, 7, 11, 12) percussion (electric) (3, 4, 7, 12) piano(4, 10, 11) electric sitar (4, 7) synthesizer (2 to 4, 6 to 10,12, 13)

voice : Mark Ledford (3, 4)
acoustic piano : Gil Goldstein (7, 9), Lyle Mays (2, 6)
harmonica : Toots Thielemans (8, 11)
acoustic bass : Charlie Haden (1, 8), Steve Rodby (5 to 7, 9, 11)
electric bass : Will Lee (6, 12)
drums : Paul Wertico (7, 8, 9, 11), Steve Ferrone (3, 12)
percussion : Armando Marçal (1 to 7, 9, 12), Nana Vasconcelos (1, 4, 5, 10 to 12)
cymbal (Roll) : Danny Gottlieb (3, 11)

conductor : Jeremy Lubbock
orchestra : The London Orchestra

1. Above The Treetops
choir : The Choir Of The Cambodian Royal Palace
orchestra : The Pinpeat Orchestra Of The Royal Ballet
2. Facing West
3. Cathedral In A Suitcase
synthesizer (keyboard bass) : Pat Metheny 
4. Finding And Believing
accordion : Gil Goldstein
5. The Longest Summer
6. Sunlight
7. Rain River
flute : Andy Findon
8. Always And Forever
9. See The World
bass : Anthony Jackson
bass trombone : Dave Taylor
french horn : John Clark
trombone : Tom Malone
trombone, tuba : Dave Bargeron
trumpet, flugelhorn : Michael Mossman, Mike Metheny, Ryan Kisor
10. As A Flower Blossoms ( I Am Running To You)
voice : Akiko Yano
11. Antonia
voice : Nana Vasconcelos
12. The Truth Will Always Be
13. Tell Her You Saw Me
harp : Skaila Kanga
14. Not To Be Forgotten (Our Final Hour)





muu music webzine

  

2021年9月8日水曜日

本日のCD Iron Maiden ♪ Iron Maiden


 アイアン・メイデンの1stでバンド名がタイトルです。私の中のアイアン・メイデンはこれと2nd の Killers で完璧です。全てがシングルのような完成度の高い曲ばかりで、このアルバムが出た時は興奮しました。全く歯がたたない難しさでなく、頑張ればコピーできる難しさで、しかもカッコイイフレーズというのが当時私たちロック小僧に最高に受けた原因でもあるかと思います。私は2枚しか持っていませんが総売り上げは1億枚を超える世界屈指のヘヴィメタルバンドとなっているとの記事を見たのは数年前です。
 このバンドの何が良かったかというとギターリフも天才的にかっこいいんですが、まずベースが基本となって曲とアンサンブルが構成されているのがこのバンドの特徴で、わかりやすくて力強い楽曲の原動力はこのベースラインから生まれていると思います。(少なくとも2ndまでは)このブログを書くにあたり、色々みていたら初期はパンク的なヘヴィメタルと形容されていることも多く、私的にはどこがパンクなんだ?と思っていたら、こんなのにも出くわしました。このアルバムも2ndも捨て曲が無いのですが、シングルは Prowler と Running Free でレコードを知らない世代にはわかりにくいダブルA面ってやつです。横たわっているのは確か別名「鉄の女(IRON LADY)」をもつ当時の英国の女性首相で、パンクなジャケットですね。
 
このジャケットで、パンクという訳では無いでしょうが英国伝統の風刺なんでしょうか?ちなみにProwlerはうろうく人とかコソ泥の意です。

vocal : Paul Di'Anno
bass : Steve Harris
guitar :  Dave Murray
guitar : Dennis Stratton
drums :  Clive Burr

1. Prowler
2. Remember Tomorrow
3. Running Free
4. Phantom Of The Opera
5. Transylvania
6. Strange World
7. Charlotte The Harlot
8. Iron Maiden

▶ Prowler




muu music webzine

  

2021年9月7日火曜日

本日のCD Hanoi Rocks ♪ All Those Wasted Years


 一時的に爆発ヒットしてたバンドで、いつごろ購入かはこれも覚えていませんが、少なくとも流行っていた頃ではないはずです。ドラマー・ラズルがモトリー・クルーのヴィンス・ニールが酒とドラッグバリバリの状態で車で買い物に行ったときに事故死したのは有名な最悪の有名な話で、この事故の翌年の1985年にバンドは「消滅」し、2001年に復活し、2009年に永久消滅しています。このアルバムは、1983年12月にロンドンのマーキークラブでラズルが亡くなる約1年前に録音です。
 モトリー・クルーもハノイ・ロックスもド派手なバンドで、ドラッグ漬けも納得の外見ですが、外見と裏腹なのが金髪のマイケルモンローで酒もタバコもドラッグも全然やらない健全な人らしい。
 最近昔のイメージで聴きなおすとイメージが違うことが多いのですが、このバンドは、やはりイメージ変わらずで、ド派手でドライブ感はあるけどプロっぽくないチープな音。それがこのバンドの良いところではあるんですが、今の時代ではメジャーからのデビューは無理なんだろうなあとは改めての感想です。
 オープニングはベンチャーズのPipelineってのも渋いのかダサいのかよくわからないですね。そこは実はジャコとハイラムのセッションのWipe Outでも感じていましたが、やっている本人たち. 受けるかなと思っているけど聞くほうはそれほどでもない。しかしそこからはもちろんハノイのグシャグシャのロックのオンパレード。無茶苦茶だけどライブの良さは実感できます。でも今のヤジオには脂っこいかなあ。

lead vocal, sax, harmonica : Michael Monroe
guitar, vocals : Andy McCoy
guitar, vocals : Nasty Suicide
bass, vocals : Sam Yaffa
drums, vocals : Razzle

recorded at the Marquee Studios

1. Pipeline
2. Oriental Beat
3. Back To Mystery City
4. Motorvatin'
5. Until I Get You
6. Mental Beat
7. Don't Never Leave Me
8. Tragedy
9. Malibu Beach Nightmare
10. Visitor
11. Th Street Kids
12. Taxi-Driver
13. Lost In The City
14. Lightning Bar Blues'
15. Beer And A Cigarette
16. Under My Wheels
17. I Feel Alright
18. Train Kept A Rolling





muu music webzine

  

2021年9月4日土曜日

本日のCD Babyface / MTV UNPLUGFED NYC 1997


 1997年の発売当時は大ヒットのアルバムで、アンプラグドという形態(番組)がこのアルバムで開始されたのかと思っていました。アコースティック・ライブの歴史を刻んできた「MTV Unplugged」の始まりは1989年で、日本のアーチストによる日本の番組も制作されています。後にライブがCD、またはビデオ、DVD化されたアーティストとしては、Aerosmith(1990)で、Babyface は MTV UNPLUGFED では中堅どころです。気になるUNPLUGFED のネーミングですが、実際このアルバムでもそうですけど電気の力を必要とするプラグ・インをしないと大きな会場でのライブは成立しません。しかし番組ですから堅いことは無しですね。
 私自身は Babyface はこのアルバムぐらいしか持っていなくて(のはず)あまり実態がわかっていないのですが、シンガーソングライターで音楽プロデューサーで、音楽プロデューサーとして1980年代中盤から活動を開始、80年代後半からソロシンガーとして活動とのことです。どちらかと言えばプロデュース業の方が多いような気もします。


 このライブも本人が歌うのではなく Babyface が自身が提供した曲などをそのアーティストと共演することがコンセプトのようで、1曲目は、クラプトンで有名な Change The World 。調べてみると、クラプトンの元のアルバムで Executive Producer は Robbie Robertson、Producer は Babyface (作曲は全く違う人で Tommy Sims, Gordon Kennedy, and Wayne Kirkpatrick となっています)なるほど、それで、クラプトンが頭から登場なわけです。実はこのライブではもっとクラプトンは演奏しているらしいのですが、大人の事情でカットされてしまい Babyface プロデュースの Change The World だけがアルバムに収録されているとのことでした。(いつかこういった音源は別売りで発売されるんでしょう)
 いったい何時間のショーなのかはわかりませんが、Shanice Wilson、Stevie Wonder、K-Ci & JoJo, Kevon Edmonds, Melvin Edmonds、Beverly Crowderなどの多彩なアーチストの素晴らしいパフォーマンス。End Of The Road のサビは極上で、胸が熱くなります。何しろステージ構成も良く録音も良いのが、このアンプラグド。他のアンプラグドも、もっと聴いて見ようかと思います🎶

1. Change The World / Featuring  Eric Clapton
2. Talk To Me / Featuring  Eric Clapton
3. Whip Appeal
4. Breathe Again / Featuring  Shanice Wilson
5. Exhale (Shoop Shoop) / Featuring  Beverly Crowder
6. I'll Make Love To You
7. End Of The Road
8. I Care About You / Featuring K-Ci & JoJo, Kevon Edmonds, Melvin Edmonds
9. The Day (That You Gave Me A Son)
10. Gone Too Soon / Featuring Stevie Wonder
11. How Come, How Long / Featuring Stevie Wonder





  

2021年9月3日金曜日

本日のCD Blues Brothers ♪ Briefcase Full Blues


 邦題は「ブルースは絆」 ブルース・ブラザーズが1978年に録音・発表したライブ・アルバムで、バンドのデビュー・アルバム。大好きなBlues Brothers のメンバーの John Belushi(ジョン・ベルーシ)Dan Aykroyd(ダン・エイクロイド) はコメディアンで、コメディ劇団「セカンド・シティ・ワークショップ」に在籍していた仲間で、この劇団で知り合って親友となりブルース・ブラザースを結成となったそうです。このバンドでの役割は、ベルーシは兄でジェイク・ブルース役、Dan Aykroydは弟でエルウッド・ブルース役と設定されています。エイクロイドはゴースト・バスターズでの主演、ベルーシは緑色のモンスターのスライマーのモデルとなんですが、もしかしたら若い人にはわからないかもしれません。ジョンベルーシは私の印象は「ナショナルランプーンのアニマルハウス」という映画でなんともバカバカしく下品な男を演じていたのを映画館で見てたのが最初で、バカバカしく楽しく少しのエロに中学生の時に映画館でドキドキしてた記憶があります。
 こういったコメディアンが本気になって作ったバンドですから、当然ステージはパロディというかジョークじみたものとなっています。ですが演奏もボーカルも本物でエンターテイメント性は抜群。ブルースとソウルのファンでマニアだからこそ作れる本物っていうのがこのバンドのミソなんではないでしょうか。サム&デイヴの「Soul Man」、キング・フロイドの「Groove Me」、ジュニア・ウェルズの「Messin' with the Kid」名曲だからこそ、のりのりで歌って自分たちが楽しみ、聴いている人見ている人に楽しんでもらうというエンターテイメントにブルースやソウルへの深い愛情を感じてしまいます。
 まるっきり素人が演じているだけではない本気度としては Hey Bartender、I Don't Know でのエイクロイドのハープ・ソロ、Shot Gun Blues、Flip, Flop & Fly のイントロでも発揮されています。低音のバック・コーラスは Soul Man のサビなんかで聴かれますが、こういったチョコっとしたとこもミュージシャンではなく音楽ファンだからこそ、入れちまえ見たいなところなんでしょうか。
 聴きなおしてみるとボーカルはツボは押さえているものの素人っぽいのは脳の中に刻まれていたイメージとは違っていましたが、当時はディスコ全盛期でブルース、ソウルはファンの間では聞かれていたものの懐メロ的な時代となっていたところに、セールス的に成功させてしまった Blues Brothers は偉大。

lead vocals : Joliet Jake Blues
harmonica, vocals : Elwood Blues

organ, piano : Paul "The Shiv" Shaffer
guitar : Matt "Guitar" Murphy, Steve "The Colonel" Cropper
bass : Donald "Duck" Dunn
drums : Steve "Getdwa" Jordan

tenor sax : Lou "Blue Lou" Marini, Tom "Triple Scale" Scott
tenor sax, baritone sax, trombone, trumpet : To m "Bones" Malone
trumpet : Alan "Mr. Fabulous" Rubin

1. Opening: I Can't Turn You Loose
2. Hey Bartender
3. Messin' With The Kid
4. (I Got Everything I Need) Almost
5. Rubber Biscuit
6. Shot Gun Blues
7. Groove Me
8. I Don't Know
9. Soul Man
10. "B" Movie Box Car Blues
11. Flip, Flop & Fly
12. Closing: I Can't Turn You Loose


▶  Soul Man



muu music webzine

  

2021年9月2日木曜日

本日のCD Kenny Dorham ♪ 'Round About Midnight At The Cafe Bohemia

 

 ハード・バッパーの Kenny Dorham の安定のライブ収録盤。聴く前に予想していたレベルと雰囲気はやはり同じ期待を裏切らない安定の演奏はホッとします。ドーハムの参加していた The Jazz Messengers の At the Cafe BohemiaVol 1 2が録音されたのは、このライブの前年の1955年、この演奏が録音された1956年にはドーハム は Messengers を脱退しフロントの相棒にJ.Rモンテローズを迎え、自身のグループの Jazz Prophets を組んだとライナーノーツに書いてあります。💡 ドーハム のソロアルバムかと思っていたんですがジャケットとかにもどこにも書いてありませんが、どうやらこれはドーハムのリーダーセッションではなく Jazz Prophets のアルバムです。しかしこの Jazz Prophets もこのライブ後に解散して、ドーハムは急死したクリフォード・ブラウンの後任としてマックス・ローチのクインテットに移籍するとのことで、この時代のミュージシャンは忙しい。
 このアルバムは、リラックスした脱力加減が絶妙な気軽さでジャズとなっていて、実に楽しく聴ける。そして私的にはなんといっても名前も同じ Kenny Burrell のホーンに負けてられるかの高速バップギターが嬉しい。
 アルバム自体は哀愁度の高いメロディーの短調の曲が多い。Monaco はスローテンポのラテンから始まり倍テンポになってからは軽快に流れるような自然な展開でケニーバレルのソロは短めですが見事。次いでタイトル曲の 'Round About Midnight はモンク作曲のスタンダードですが、マイルスの演奏が強力に頭にインプットされていますがドーハムは何の気負いもなくさらっとプレイしています。次いで Mexico City ははじけるテンポのマイナー・テーマでこのアルバムで一番盛り上がっているのはこの曲ではないでしょうか。ここでもやっぱりバレルの粒立ちが良く流れるようなギターソロがカッコイイ。A Night In Tunisia はオープニングはラテンで直ぐに4/4に移行するこれも普通の展開ですが、テーマが終わった後のブレイク、ドーハムのトランペットのみからソロが始まる、この出だしで掴まれてからしまいます。スリリングではないけど余裕の落ち着いたチュニジアです。Autumn In New York は流れるようなバラードで聴いているとリラックスさせてくれる曲でドーハム以外は脇役に徹します。このアルバムでは箸休めのような役割でしょうか。最後は Hill's Edge でドラマーの Arthur Edgehill の名前を逆さにした曲でメンバーもノリノリで、ここではテナーのJ.R. Monterose が大活躍のソロを繰り広げ、バレルの本気の気合ソロのホーンライクなギターに耳を奪われます。
 派手なアルバムではないんですが聴いていると収録時間の43分があっというまに過ぎてしまう聞きやすいアルバムです。力の抜け具合がホントに絶妙でジャズって良いなあと思わせてくれます。

trumpet : Kenny Dorham
tenor sax : J.R. Monterose
piano : Bobby Timmons
guitar : Kenny Burrell
bass : Sam Jones
drums : Arthur Edgehill
 
producer : Alfred Lion
recorded by : Rudy Van Gelder

1.Monaco
2. 'Round About Midnight
3. Mexico City
4. A Night In Tunisia
5. Autumn In New York
6. Hill's Edge





muu music webzine

  

2021年8月31日火曜日

本日のCD Thelonious Monk / Underground

 

 ユニークなジャケットも当時話題を呼んだ、サックスにチャーリー・ラウズ、ベースにラリー・ゲールズ、ドラムにベン・ライリーをフィーチャーした1967年リリースのアルバム。数あるセロニアスのアルバムの中でも特異な1枚で、地下室に置かれたアップライト・ピアノをモンクが機関銃を肩に煙草をくわえながら弾いていて、テーブルには、手榴弾、拳銃と無線機。壁にはレジスタン時代のドゴールの写真、ゲシュタボの捕虜までいるパンクロックテイストなジャケット。このアルバムが制作された1967年はフリージャズやフュージョンが発動し始め、モダン・ジャズが、レコードを出せば売れる時代は過ぎポップス界ではビートルズが Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band を発売し The Doors なんてバンドも誕生した。ミュージシャンの演奏写真をジャケットにしただけでは売れなくなっていたのだろうか?当たらずとも遠からずの時代背景の推測のような気がします。
 録音された1967年はちょうどモンク50歳になった年で、派手さやトリッキーさは少ないが落ち着いて成熟した演奏になっていると感じます。力の入り具合やリズム隊とのコンビネーションは阿吽(あうん)の呼吸で実にスムーズです。また Jon Hendricks がボーカルで In Walked Bud に参加しているのも珍しく、父親の葬儀と2回目のレコーディングが重なったため、テナーのラウズは Thelonious、Raise Four、Easy Street、In Walked Bud に参加していないが、このサックスレスの楽曲が混ざることで、またこのアルバムの味付けになっていると思います。などと考えながら、このアルバムは愛聴盤の仲間入りは決定し、もう一回このアルバムを再生してみることとします🎶🎹

piano : Thelonious Monk
tenor sax : Charlie Rouse (2, 4, 6, 8, 9)
bass : Larry Gales
drums : Ben Riley
vocals : Jon Hendricks (7)

producer : Teo Macero

tracks 2, 6, and 8 recorded on December 14, 1967, 4 and 9 on December 21, 1967, and 1, 3, 5, 7, and 10 on February 14, 1968.
mastered at Sony Music Studios, NYC.
Tracks 8 to 10 are bonus tracks, not on original LP.
Tracks 8 and 9 are previously unreleased.

1. Thelonious (Take 1)
2. Ugly Beauty (Take 5)
3. Raise Four
4. Boo Boo's Birthday (Take 11)
5. Easy Street
6. Green Chimneys
7. In Walked Bud
8. Ugly Beauty (Take 4)
9. Boo Boo's Birthday (Take 2)
10. Thelonious (Take 3)