2020年2月19日水曜日

本日のCD Jeff Beck ♪ Jeff


2003年の作品でジェフ・ベック59歳
歳は感じさせない鋭い音作りです

相変わらず一般的なギターの音ではなく
自由自在に音を操っていらっしゃいます

若干デジタルなつくりではありますが
ジェフ・ベックのアーミングを駆使した
微妙な半音までもコントロールするテクニック
指ピッキングならではのピッキングの強弱が凄い

So What
Plan B
Pork-U-Pine
Seasons
Trouble Man
Grease Monkey
Hot Rod Honeymoon
Line Dancing With Monkeys
JB's Blues
Pay Me No Mind (Jeff Beck Remix)
My Thing
Bulgaria
Why Lord Oh Why?

【Bonus】
Take A Ride(On My Bottleneck Slide)
My Thing(David  Torn Remix)

So What

Plan B

Hot Rod Honeymoon

  



2020年2月18日火曜日

本日のCD Incognito / Eleven


 2005年リリースの通算11枚目のアルバムで、アルバム名は「Eleven」、曲数は11曲と、11にこだわりのアルバムです。地味ではありますが、このアルバムにも万人が聴いて楽しい方程式があります。初めて聴くのに、聞いたことあるかもしれないっていう作りで、安心して聞けるというか、これぞインコグですね。
 アルバムには「特にコンセプトはない」そうだが、インコグニートらしい楽曲がコンセプトと言えると思います🎶

guitar : Bluey, Tony Remy
backing vocals : Bluey
bass, electric piano : Francis Hylton
drums : Richard Bailey, Shawn Lee 
electric piano : Graham Harvey
electric piano, keyboards, drums, bass, percussion : Matt Cooper
percussion : Bosco De Oliveira
synthesizer : Ski Oakenfull
programmed by Daniel Maunick, Ski Oakenfull
tenor sax : Andy Ross , Ed Jones , Jim Hunt 
trombone : Nichol Thomson, Trevor Mires
trumpet : Tom Rees-Roberts
trumpet, flugelhorn : Dominic Glover

producer : Jean-Paul Maunick, Simon Cotsworth

1. Let The Mystery Be
 vocals : Gail Evans, Imaani, Tony Momrelle
2. We Got Music
 backing vocals : Gail Evans
lead vocals, backing vocals : Imaani, Tony Momrelle
3. Come Away With Me
backing vocals : Gail Evans, Imaani, Tony Momrelle, Tyrone Henry
lead vocals : Maysa
4. Baby It's All Right
backing vocals : Gail Evans, Tony Momrelle, Tyrone Henry
lead vocals, Backing Vocals : Imaani
5. When Tomorrow Brings You Down
backing vocals : Gail Evans, Imaani, Tony Momrelle
lead vocals, backing vocals : Maysa
6. Jacaranda
7. Show Me Love
lead vocals : Carleen Anderson
8. Will I Ever Learn
lead vocals, backing vocals : Maysa
9. I'll Get By
lead vocals, backing vocals : Tony Momrelle
10. It's Just One Of Those Things
lead vocals, backing vocals : Maysa, Tony Momrelle
11. As Long As It's You
lead vocals : Imaani





  




2020年2月17日月曜日

追悼 「Thelonious Monk」 を聴く

1982年2月17日に64歳で脳梗塞でモンクは亡くなりました
最後の録音は1971年で死後の方が評価の高いようです

Thelonious Monk

私はギター演奏が趣味のロック小僧だっただけに
ピアニスト・メインのジャズなんて全く興味がありませんでしたが
しかし、大学でジャズ研に入り
フュージョンに興味を持ち、ラテンもいいじゃない
ジャズ研に入ったら、やはりジャズをもっと聴こう!
社会人になったら、CDとかは学生の時より自由に買えるし・・
段々と歳を重ねてくるにつれ様々な音楽に興味を持ち始めました

でも、ピアノ・ジャズでビルエバンスを好んで聞くようになったのは
ここ10年くらいで、少し遅れてモンクも聞き始めました

モンクは不思議です
不協和音が気持ちよかったり
コードの流れが普通では無くて聴いていると
抽象画でも見ているような気分にさせてくれたり
不思議な発明をしているピアニスト、作曲家ですね

これからも、もっと聴いて深めていこうと思います

Himself 1957


Misterioso 1958




Solo Monk 1965



2020年2月16日日曜日

本日のCD Miles Davis ♪ Birth Of The Cool


1957年にキャピタル・レコードから発売
邦題は「クールの誕生」でひねりは無し

バンドは人数少な目のビッグバンドスタイルで
このタイプはノネットと言う編成になるらしい

最近昔のアルバムを聴きだしてから、
マイルスを少し好きになってきているかもしれません
古き時代のマイルスの方が私には合っているようです

本アルバムはマイルス・デイビス名義でありますが
ジェリー・マリガンとギル・エヴァンスとの共同作品であり
そのアルバム名のようにビ・バップとクールなジャズの架け橋とも言われているとのこと

trumpet : Miles Davis
trombone : J.J. Johnson , Kai Winding
alto sax : Lee Konitz
baritone sax : Gerry Mulligan
piano : Al Haig, John Lewis
bass : Al McKibbon, Joe Shulman, Nelson Boyd
drums : Kenny Clarke , Max Roach 
french horn : Junior Collins, Gunther Schuller , Sandy Siegelstein 
piano : Al Haig, John Lewis 
tuba : John Barber
vocals : Kenny Hagood 

Move
Jeru
Moon Dreams
Venus De Milo
Budo
Deception
Godchild
Boplicity
Rocker
Israel
Rouge

Budo

Boplicity

  



2020年2月15日土曜日

本日のCD The Bill Evans Trio ♪ Moon Beams


ベースのラファロ事故死の約一年後の1962年に録音されたトリオ作
レコード会社はリバーサイドで、この作品を最後にヴァーヴと契約となります



ドラムはモチアン、ベースはラファロの代役にチャック・イスラエル
全てミディアム、スローな曲で構成、静かで滋味深い音です

心が落ち着くとも言えますが、
落ち込んでいる時に聴いたら、その美しさで
もっと落ち込みそうな・・

「ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス」
「ヴェリー・アーリー」
あたりがとても素敵です

この作品とともに録音されたのは「ハウ・マイ・ハート・シングス」で
アップテンポもので、バラードばかりだと
録音中のミュージシャンの集中力が途切れるので交互に録音したとのこと

piano : Bill Evans
bass : Chuck Israels 
drums : Paul Motian 

Re Person I Knew
Polka Dots And Moonbeams
I Fall In Love Too Easily
Stairway To The Stars
If You Could See Me Now
It Might As Well Be Spring
In Love In Vain
Very Early

Polka Dots And Moonbeams

Very Early

  






2020年2月14日金曜日

本日のCD Buddy Rich ♪ Big Swing Face


ビッグ・バンドは大学時代に少しだけ参加しましたが
四つの刻み方がよくわからずに積極的には出来ませんでした

でも、ラジオかなんかで聴いて
バディ・リッチってパワーあり過ぎで
ドラマーでビッグバンド率いるなんてすごいもんだ
と思いましたが
でもビッグ・バンド自体に興味は無いので
音源購入には至りませんでしたが
DISKUNIONで見かけていってしまいました

学生時代のわずか記憶でしたが美化していたわけではなく
爆発力あり、エンターテイメントあふれる楽しいビッグバンド

1曲目はビートルズの「ノルウェーの森」
「ビート・ゴーズ・オン」は娘のキャシー・リッチの歌
こういった音楽は時代が変わっても
良いものは良いんですよね

alto sax : Ernie Watts, Quin Davis
baritone sax : Marty Flax
bass trombone : Bill Wimberly
flute : Ernie Watts, Jay Corre, Robert Keller
tenor sax : Jay Corre, Robert Keller
trombone : Jim Trimble, Ron Meyers
trumpet : Bobby Shew, Charles Findley, John Scottile, Yoshito Murakami
bass : James Gannon
drums : Buddy Rich
guitar : Richard Resnicoff
piano : Ray Starling

Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
Soloist : Ernie Watts, Jim Trimble

Big Swing Face
Soloist : Bobby Shew, Ernie Watts, Ray Starling

Monitor Theme
Soloist : Bobby Shew, Jay Corre

Wack Wack
Soloist : Ernie Watts

Love For Sale
Soloist : Chuck Findley, Jay Corre

Mexicali Nose
Soloist : Jay Corre

Willowcrest
Soloist : Chuck Findley, Jay Corre

The Beat Goes On
Soloist : Jay Corre
Vocals : Cathy Rich

Bugle Call Rag
Soloist : Chuck Findley, Jay Corre


  



2020年2月13日木曜日

本日のCD Bill Evans ♪ Interplay


静のジム・ホール、動のフレディ・ハバードを感じるクインテット
メンバーの皆さんがバランスよく演奏し
全体的にエバンスがノリで
ピアノを明るく弾いている印象を受ける
私としては「らしくない」を感じて
それが好印象なアルバム

piano : Bill Evans
trumpet : Freddie Hubbard
guitar : Jim Hall
bass : Percy Heath
drums : Philly Joe Jones

You and the Night and the Music
When You Wish upon a Star
 I'll Never Smile Again [Take 7]
Interplay
 You Go to My Head
Wrap Your Troubles in Dreams (And Dream Your Troubles Away)
 I'll Never Smile Again [Take 6]

You and the Night and the Music

Interplay

  



2020年2月12日水曜日

本日のCD The JazzTimes Superband ♪ Bob Berg, Randy Brecker, Dennis Chambers, Joey DeFrancesco


DiskUnionで、見つけてメンツが良いなと思って購入
フュージョン系の可能性もあるし、どんな音かなと
思っていたんですがジャズしてます

バンド名の通りこのセッションは
アメリカの音楽雑誌「JAZZ TIMES MAGAZINE」の
創刊30周年記念で結成されたバンド

ジャケットに参加ミュージシャンがクレジットされていますが
ギターの 「Paul Bollenback」 はありません
聴いたことが無い人ですが、このバンドに参加するだけあってさすが

演奏的には、率直にわかりやすい音で
確かなテクニックでテンポ良く攻めてきます
それにしてビックリは「高速Oleo」
最速で走る演奏には一発免停になるんでは?とド肝を抜かれます
続く「Friday Night at The Cadillac Club」も良し
「Freedom Jazz Dance」も好きなんですがこれも高速

速いだけでなく意外と名盤かもしれない

tenor sax : Bob Berg
trumpet : Randy Brecker
drums : Dennis Chambers
flugelhorn : Randy Brecker 
organ : Joey Defrancesco
guitar : Paul Bollenback

Dirty Dogs
Silverado
Jones Street
Oleo
Friday Night At The Cadillac Club
Soho Sole
The Ada Strut
Blue Goo
Seven A.M. Special
Freedom Jazz Dance

Oleo

Freedom Jazz Dance

Dirty Dogs

  



i 西加奈子


私いつのまにか「西 加奈子」のファンに
なっているような気がします

「サラバ」の三巻から西加奈子を読み始めましたが
今回の「i」は若干かぶっているような感じではあります
でも、力強い書き手の意思を感じるし
何より考えさせられながら読み進めました

テヘラン生まれカイロ・大阪育ちの作者の生い立ちも
非常に作風や設定に関係しているようです

「この世にiは存在しません」から始まり
アイはシリアからアメリカ人と日本人の母に養子にくる
そしてアメリカでは少し窮屈だったが
日本の学校では自分の居場所が生まれる
親友のジェンダーや恋と妊娠
数学への情熱も中々興味深く読ませてもらった

私は養子ではありませんでしたが、
実の親とは半分血はつながっていませんでした
でも特に深く考えることなく生きてきています
でもなんとなくアイの境遇に共感はします

少し考えすぎるアイに不安感もありましたが
最後には、とても美しく力強く描いてくれたので
モヤモヤも残ることなく読み終えることができました

好き嫌いは分かれると思いますが
色々な人に読んでもらいたい一冊です





2020年2月11日火曜日

追悼 「Whitney Houston」 を聴く


2月11日は、ホイットニー・ヒューストンの命日
2012年に48歳で亡くなられています

私が学生時代にはモデルから歌手に転身した
めちゃくちゃ歌の上手い「歌姫」と紹介されていたような記憶

私も単独でアルバムは持っていないものの
繊細で、のびやかで、しなやかで
時には圧倒的な力でねじふせる
そんなイメージの方でした

モデル出身だけに美しい方でしたが
ボビーブラウンと結婚、離婚
麻薬所持で逮捕なども報じられていました

でも素敵な歌声は残ります
ずっと世界の人を喜ばせてくれます
ミュージシャンって素敵な職業ですね


旧約聖書のエジプト脱出を描いたアニメーション映画
The Prince Of Egypt の主題歌
マライアとの共演ですね
Mariah Carey & Whitny Houston 
When You Believe From The Prince Of Egypt




主演も務められた映画ボディガードのサントラ
カッコよくて、ノリノリで良いですね
The Bodyguard
Whitney Houston  My Love Is Your Love



お若くてスレンダーで美しい、歌もうまい
ボディガードと若干かぶりますね
 My Love Is Your Love