2020年1月6日月曜日

本日はVIDEO HIram Bullock ♪ Live At Indigo Blues


1991年2月2日 ニューヨーク「インディゴ・ブルース」にて収録のライブ
愛すべき男、尊敬するギタリストのハイラム・ブロック
フレーズはしっかりロックしながら、
独特のサウンドと、うねりを魅せるギターワーク
'90年代のNYフュージョン・シーンといえば、この人

2008年7月25日に喉頭癌で死去されたので
生ではもう聴くことはできません

主に使用していたギターは、改造ストラトキャスター
ピックアップレイアウトがHSHに改造されています

ソロでは歌い過ぎなのが、やはり気になりますが
ファンとしては甘んじて受け入れます

guitar , vocal : Hiram Bullock
keyboads : Dave Delhomme
bass : Steve Logan
drums :  Steven Wolf 

Intoroduction
 Gotta Get Your Jollys
Pick Up The Pieces
What About Me
Angelina
Another Night
Cactus
Never Give Up
Wolfman
Show Me
Them Changes
Funky Broadway



  




山の博物誌 西丸震哉


読み返しの本ですね

高校生の頃は、山岳部(ほぼワンゲル)に属していましたが
単独で山に行くことも多かったので
植物図鑑とか山の本なんかを読んでいました

これは本と図鑑の中間です

「山が好きで山へ入って行く人たちのうちで、
山があるから行くんだというのは、
最低の人種に属する。」

こんな頑固おやじのような始まり方をして
自然と人間の関わり方を主観を交えて紹介しています
サル、キツネ、カマキリ、ケラ、ミジンコ
山の植物、日暮れ、月食

1980年に発刊なので今から40年前
今はヘルニア持ちなんで
一人で登山なんかやる気も起きませんが

若い頃は、こんな本を読んでいたのを思い返しました

2020年1月5日日曜日

本日のCD Bill Evans / Another Time (The Hilversum Concert)


 Bill Evans(ビル・エバンス)、Eddie Gomtz(エディ・ゴメス)Jack DeJohnette(ジャック・ディジョネット)のトリオの発掘音源で、ドラムの Jack DeJohnette(がマイルスバンドに参加するためこのトリオは6カ月で解散です。なのでAt The Montreux Jazz Festival(モントルー・ジャズフェス)での共演が有名で「モントルー・トリオ」と呼ばれているようです。ちなみに、このトリオは6カ月しか活動していなかったため音源は、これを入れて三作しかありません。
 ・「At The Montreux Jazz Festival」1968年6月15日録音
 ・「Some Another Time」1968年6月20日録音
 ・本作、オランダのヒルフェルスムライブ「Another Time」1968年6月22日録音

 レーベルは発掘音源のレーベルの「Resonance Records」で、エンジニアだった社長George Klabin(ジョージ・クラビン)と、ディレクター、Zev Feldman(ゼヴ・フェルドマン)が、ジャズの歴史をひも解き、遺族などに対しても了解を得て出版権を獲得して合法的に音源を復刻するレーベルとのこと。
 発売価格は海外版の方が少し安かったんですが、ライナーノーツもしっかりと書いてあって読める日本版を選びました。強気の3,380円+消費税です。おそらく5年後には値下がりしたりするんでしょうが、これは早く聴いておきたいので購入しました。
 さて、この音源、1968年6月22日オランダのヒルフェルスムで行われたコンサートのものですが音質は最高と書かれていた通りリアルな音質で最高の録音状態でビックリします。
 この録音はレコード化して発売するつもりで、録音したものではなかったのか?とそこが疑問です。日本語版のライナーノーツは色々な人が長々と書かれているのでそこらへんの記述があるので、後で楽しみに読むこととします。
 正直ピアノトリオの演奏はギタリストにとっては、若干退屈なものも多いのですがこのアルバムはものすごく刺激的です。間合いの詰め方、一体感が自然でこれトリオだっけ?って言う感じの濃さが楽しめます。
 曲目では全部いいんですが、あえて言えば「Very Early」「Alfie」「Emily」などが良かったです独特の空気感が好きです🎶🎹

piano : Bill Evans
bass : Eddie Gomez
drums : Jack DeJohnette

producer ; Zev Feldman
recorded at Netherlands Radio Union (NRU) Vara Studio 8 in Hilversum, Netherlands on June 22, 1968

1. You're Gonna Hear From Me
2. Very Early
3. Who Can I Turn To?
4. Alfie
5. Embraceable You
6. Emily
7. Nardis
8. Turn Out Of The Stars
9. Five



Alfie


  

休みと言えば髭(ひげ)



本日で正月休みも終了
昨晩はいつもの笹塚おでんバーに新年のご挨拶

約1週間のばしたヒゲが好評で(男しかいませんでしたが)
仕事もそれでやれ!と酔っ払いたちに命令されていました



会社にヒゲ禁止令はありませんが
食品会社はヒゲは禁止と昔から教育されてきましたので
本日でサヨナラです

定年したら伸ばしたいですねエ

2020年1月4日土曜日

本日のCD Grant Green ♪ Idle Moments


このアルバムの発売は1964年
ジャズ界は少し前にコルトレーン、ウェス、アート・ブレイキー
などハード・バップの時代

私のグラント・グリーンのイメージはジャズ・ギタリスト
というよりはファンク系ですが、後期の方の話のようで
元々はジャズ系で名を馳せた人
これは、今まで聞いてきたグラント・グリーンと全く違いました

1曲目「Idle Moments」はタイトル曲の「だるい時間」ですが
ゆっくりとしたテンポでガンガン来てます
(約15分と長尺ではあります)

2曲目「Jean De Fleur」はぐっと雰囲気を変えてスリリング
ファンク要素は、ほぼ無し
このCDは再販なのでレコードバージョンではなかった
別テイクも入っています

4,5曲目の「Django」も
ジョーヘンダーソンの渋いテナ ーが良い味です

最後は「Nomad」ですが、これまた良いです
ビブラホンが良い仕事をしながら、
グラント・グリーンのソロが、これまたカッコいい

いやいや余りの違いにビックリしながら
思ったよりはまるグラント・グリーンのギターです

guitar : Grant Green
bass : Bob Cranshaw
drums – Al Harewood
piano : Duke Pearson
tenor sax : Joe Henderson
vibraphone  : Bobby Hutcherson

Idle Moments
Jean De Fleur
Jean De Fleur (alternate version)
Django
Django (alternate version)
Nomad

Idle Moments

Jean De Fleur

Django

Nomad

  


2020年1月3日金曜日

2020年 福袋はやっぱり


ヘルニアが少々悪化して歩くのが辛い正月ですが
正月とくれば福袋

昨年と同様にKALDIの珈琲福袋 
豪華バージョン「5,500円」を買いました

食品の「もへじ」とかが人気らしいですが
ヤジオはこれで十分

普段「ブルマン」なんて高いから飲まないし
「ゲイシャエチオピア」も売ってないですし
正月の贅沢な珈琲ですね

「ブルーマウンテンNo.1」(200g)
「ゲイシャエチオピア」(200g)
「ケニア」(200g)
コーヒー豆ポイントカード(55ポイント付き)


そしてサラリーマンのヤジオとしては
ORIHICAのワイシャツ4枚 5,000円
靴下は10足1,000円
割引券1,000円

歩き回るのが辛く
ヤジオは夢のない福袋でした


本日のCD Thelonious Monk ♪ Briliant Corners


昔は興味がありませんでしたが
今は、何か気になるピアニストです

タイトル曲の「Brilliant Corners」は、1曲目から強烈で
イントロからの不協和音、7小節展開、そしてテンポ・チェンジ
スピードアップしてからがカッコいい
やはりモンクだ

「I Surrender, Dear」はビング・クロスビーの歌で
大ヒットしたスタンダードで美しいピアノソロ

「Bemsha Swing」は典型的なビーバップですが
モンクが弾けば不可思議な音が鳴り響きます

難解なようで聴けば世界に入り込めるアルバム

piano , celesta : Thelonious Monk 
Alto Saxophone : Ernie Henry 
bass : Oscar Pettiford , Paul Chambers 
drums : Max Roach
tenor sax : Sonny Rollins
trumpet : Clark Terry

Brilliant Corners
Ba-Lue Bolivar Ba-Lues-Are
Pannonica
I Surrender, Dear
Bemsha Swing

Brilliant Corners

Bemsha Swing

  


2020年1月2日木曜日

本日はVIDEO David Sanborn ‎♪ Love & Happiness   

Love & Happiness

『Straight To The Heart』(1985年)のライヴ・ビデオ版
ニュー・ヨークのSIRスタジオでのライヴを全編モノクロームにて収録してあります

学生時代に、この「Smile」を再現したいと
サンボーン完コピの先輩に誘っていただいてから
すっかりハマってしまいました

このビデオは購入前に何十回見ていたことか

いつもリクエストしていたのは、渋谷のジャズ喫茶Swingでした
今ググって見たら
昔の道玄坂店は閉店して、
新しく神山町に出来ているらしい

alto sax : David Sanborn
keyboads : Don Grolnick
guitar :  Hiram Bullock
drums : Buddy Williams
vocals :  Hamish Stuart
bass : Marcus Miller

Love & Happiness
Run For Cover
Lisa
Straight To The Heart
Smile
Love & Happiness (Conceptual Version)
Hideaway


何度聞いても名曲、イントロからエンディングまで
Smile

  



デキゴトロジー 週刊朝日風俗リサーチ特別局



バカバカしい実話が、「これでもか」と収録されています
さすが「週刊朝日風俗リサーチ特別局」

取材したネタは、愛すべきくだらない話

お酒を飲んでいたら東京に出稼ぎに来て浮浪者となった人と出会い
東京から仙台までタクシーで送っちまった正義の人(おちはタクシー代6万)

大人のおもちゃ屋で、一流大卒の社員が多いところがある
何故かと言えば、東大卒の社員をたまたま雇ったら売り上げ急増
しかし大卒を採用したから売り上げが上がったわけではなく
この業界、客に話しかけない人が優秀な社員
大卒ではあるが、昼間に読書が出来るなどの理由で
学生からも人気があるらしい

横浜に住む主婦のYさんは、49歳なのにとにかくナンパされる
息子と同年代の男の子であったり、
新幹線の車内でサラリーマンから求愛されたり
はたまた外人であったり
さらに話は続きます

感動は無いのに読み行ってしまうドラマですね

実にくだらなくて良い


2019年12月31日火曜日

本日はVIDEO The Stones In The Park


1969年7月にイギリスのロンドン
ハイドパークでストーンズのフリー・コンサートが行われた

その模様をミックジャガーのインタビューなどを
交えながらドキュメンタリー風に製作されたもの
1969年は日本は東大安田講堂の攻防戦
アメリカはリチャードニクソン大統領就任
ヨーロッパはチェッコスロヴァキア政変と自由化の急速な進行
などがありました

ちなみにストーンズはイギリス出身で
このライブの頃は未だイギリスのデッカレコードに所属
ストーンズにとっても1969年はとって激動の年
このライブでは事実上の解雇としてBrian Jonesが脱退
2代目のGuitarlistのMick Taylorがこのライブでお披露目予定だった
しかし、このLiveの2日前の1969.7.3にBrian Jonesが自宅のPoolで謎の死
なので、このHyde ParkでのLiveは、お披露目ではなく
急遽Brian Jonesの追悼Liveの意味合いが強くなった訳です

Free Concertとはいえ、動員数は30万人とも50万人とも
ラリってステージに上ってくるゾンビのような観客
踊り狂う若者、何でもありの観客に

チャーリーワッツが首ふってドラム叩いてるし
荒々しく、勢いのある演奏

時代ですよねえ

Midnight Rambler
Satisfaction
I'm Free
I'm Yours, She's Mine
Jumpin' Jack Flash
Honky Tonk Women
Love In Vain
Sympathy For The Devil




  

よるのばけもの 住野よる


2015年の「きみの膵臓がたべたい」がデビュー作の住野よる̪の作品

ライトなようで深い話で、童話とかの雰囲気もありながら
キーワードは「昼」「夜」「いじめ」

ほんとにバケモノの話なんですが怖くはありません

どちらかと言えば、考えさせられることが多く
「ばけものより人間の方が怖いんだな」
「無意識の行動って怖いもんだな」
などなど非常に考えさせられることが多かった作品です

伏線っぽい話がいくつかありますが
答えが結局でてこないことも多く、
じれったい部分がありながら、創造力がドンドン引き出される

すかっとした気持ちにはなれないけど
ホンワカにもなれないけど
良い作品でした

「きみの膵臓がたべたい」も読んでみるかな

2019年12月30日月曜日

本日のCD Weather Report ♪ Misterious Traveller


デビュー5作目の1974年のアルバムで
初代ベーシストMiroslav Vitousは
このアルバムの2曲目「American Tango」
の録音を最後に脱退となります

楽曲はザビヌル色濃くシンセを駆使した
シンフォニックな曲が多くなりますが
ショーターがまた良い仕事をしてます

Alphonso Johnsonはジャコが参加までの
中継ぎ的な印象ですが、Cucumber Slumberでいい味

楽曲としてはBlackthorn Roseあたりもお勧めです

keyboards : Joe Zawinul
sax : Wayne Shorter
bass : Alphonso Johnson
drums : Ishmael Wilburn
percussion : Dom Um Romao


Nubian Sundance
drums : Skip Hadden
percussion : Meruga
vocals : Billie Barnum, Edna Wright, Jessica Smith, James Gilstrad, Marti McCall

American Tango
bass : Miroslav Vitous

Cucumber Slumber
percussion : Ray Barretto

Mysterious Traveller
drums : Skip Hadden

Blackthorn Rose

Scarlet Woman
percussion : Steve Little

Jungle Book
percussion : Isacoff
ocarinas : Don Ashworth

【+One】
Miroslav's Tune


ライブの「Cucumber Slumber」も
スリリングさが増して良いですね

また違う世界観があって、気持ち良い
Blackthorn Rose

  

2019年12月29日日曜日

本日はVIDEO Return of the Brecker Brothers Live in Barcelona


箱なし、ライナーノーツなし

擦り切れるほどは見ていないのだが
久しぶりにみたら映像がプツプツ切れてきてました
音もダイナミクスが入ると音量が不安定になります
早いことダビングが必要です

1992年10月 イタリアのバルセロナの
パラウ・デ・ラ・ムジカ(Palau de la Música Catalana) でのライブ録音

録画なので1曲目からデニス・チェンバースのドラムの凄さに目を奪われます
マイクスターンのギターも気になります
ヤマハなんだとは思うんですが
ボディーにバインディングが入っていないんで
もしやテレキャス?いやマイルスバンドの時に
ヤマハを使い始めたはずだから今の楽器の前のプロトかな?

なんてことを思いながら見るこのビデオは楽しい

trumpet : Randy Brecker
tenor sax : Michael Brecker
guitar : Mike Stern – guitar
keyboads : George Whitty
bass : James Genus
Dennis Chambers – drums

Above & Below
Spherical
Some Skunk Funk
Common Ground
Song for Barry
Inside Out
Personnel

派手な曲も良いけど、これもブレッカー・ブラザーズの一面
Common Ground


派手なほうですね
Above & Below

  




2019年12月27日金曜日

本日はVIDEO Bob Marley ‎♪ Time Will Tell


1981年に癌で亡くなったボブ・マーレイの
没後10周年記念作品として作られたドキュメンタリー映画「TIME WILL TELL」

ライヴ・シーン、狙撃事件、ジャマイカ脱出、ワン・ラヴ・ピース・コンサート
ジンバブエ独立記念式典など、61年から81年の死に至るまでの軌跡
マーリィのインタビューによる
生い立ち、レゲエ・ミュージック、宗教、政治、哲学観もありです

キングストンでの国葬は、踊りながらボブを見送る人々の姿がとても印象的

ドキュメンタリーなのでストーリーはありません

Opening
Coming In From The Cold
One Cup Of Coffee
Trenchtown Rock
Concrete Jungle
Curfew / Burnin' & Lootin'
Them Belly Full
Lion Of Judah
Forever Loving Jah
I Shot The Sheriff
Lively Up Yourself
So Much Trouble
War
Revolution
Ambush In The Night
Running Away
Jammin'
No Woman No Cry
Easy Skanking
Could You Be Loved
Exodus
Africa Unite
Zimbabwe
Redemption Song
Coming In From The Cold
Natural Mystic
Get Up Stand Up




  


2019年12月26日木曜日

本日のCD Oz Noy / Ozone Squeeze


 オズ・ノイの8作目で、なんと全てがボーカル入りの作品です。オズ・ファンはボーカル物と見た瞬間どうしたんだ?と間違いなく思うことを確信しますが、聴けば相変わらずのストレンジ・ワールドが展開されるので、ある程度、納得な感じでしょうか
少し違和感はありますが・・
 名曲「カム・トゥゲザー」が一発目に来て、そうなんだよな、オズ・ノイならこうなんだ
となりました。他はボブ・マーリーの「ウェイティング・イン・ヴェイン」
「スカイラーク」のカバー、90年代テイストのダンサブルな「ユー・ガッタ・ゴー」等々で、選曲は良いとは思いますし、キーボーディスト&シンガーのレイ・ディットルスウェイテが、軽く仕上げているので聞きやすくしているようですが、オズ・ノイは、ややこしいほうが心に残ると思います。
 若干「殿ご乱心?」的な感じがします。ファンとしては、ボーカル物でも良いのでもっと不思議ワールドに連れて行ってもらいたいです🎶

guitar : Oz Noy
vocal , keyboad : Rai Thistlethwayte
drums : Darren Stanley

1. Come Together
2. Chase The Clouds
3. Supernatural Man
4. I'm Gonna Be (500 Miles)
5. Skylark
6. Ebony Eyes
7. Waiting In Vain
8. You Gotta Go

▶ Come Together

▶ Supernatural Man

▶ You Gotta Go