共演アルバムに名演が多いだけにリーダーアルバムは少ないといった印象がありましたがライブも含めると40枚超のアルバムを出していらっしゃるようです。ライナーノーツによるとこのアルバムの前に出した「The Brasil Project」の名前のシリーズは絶賛でした。そしてこのアルバムは、スタンダードを中心とした豪華メンバーでのジャズ・アルバムとなっています。以外にもジャズ・スタンダード中心のアルバムはこれが初めてのことで、おおよそ4分ぐらいにコンパクトにまとめられた名曲が揃っていて、スリリングさ熱さといったものは無いものの、中身は悪い訳がありません。
バンドでの演奏も良いですが、ハーモニカという楽器の特性もあると思いますが、デュオ曲にセンスが光ります。In Your Own Sweet Way はvibesの Mike Mainieri との共演で最後の方にベースとパーカッションが入ります。 A Child Is Born は Herbie Hancock との共演でライナーノーツで塩谷哲氏が書かれているように「音楽の美しさ、強さ、大きさを改めて感じることのできる名演」かと思います。
昔クロマチック・ハーモニカを購入はしたんですが全く上達せずに眠ったままです。こんな透明感のある音が出てっけかな?と、これを聴いて再挑戦しようとは・・・・思えないなあ。
harmonica : Toots Thielemans
<East Coast>
piano : Lyle Mays (1-4)
piano : Bruce Barth (7)
guitar : John Scofield (1,5,7)
bass: Christian McBride (1-7)
drums : Troy Davis (1-5,7)
trumpet : Terence Blanchard (2,4,7)
tenor sax : Jushua Redman (1,4)
vibes : Mike Mainieri (5,6)
<West Coast>
piano : Alan Broadbent (8,11,12)
piano : Herbie Hancock (9)
piano : Michael Lang (13)
guitar : Robben Ford (8,10)
bass : Charlie Haden (8,10,11,12)
Dave Carpenter (13)
drums : Peter Erskine (8,10,12)
violin : Jerry Goodman (8,10)
tenor sax : Ernie Watts (12,13)
executive producer : Ron Goldstein
producer : Miles Goodman, Oscar Castro-Neves
recorded At Conway Studios, Los Angeles (West Coast) & The Hit Factory, New York (East Coast) 1994
【East Coast】
1. Naima
2. In Walked Bud
3. Dear Old Stockholm
4. Groovin' High
5. Con Alma
6. In Your Own Sweet Way
7. Giant Steps
【West Coast】
8. Waltz For Debby
9. A Child Is Born
10. Take Five
11. Spring Can Really Hang You Up The Most
12. Ornithology
13. Blue In Green
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