1958年に結成された Curtis Lee Mayfield の在籍していたソウル・ボーカル・グループで、前身はThe Roosters と言うグループで、シカゴに移ってから、Jerry Butler と Curtis Mayfield で、Jerry Butler & The Impressions になり、Jerry Butler が脱退後に、The Impressions となりました。Curtis Mayfield も脱退しましたが、メンバーを変えながら2018年まで活動していています。また、このバンドは1960年代のヒット曲はアフリカ系アメリカ人公民権運動のシンボルともなり、1998年の「ピープル・ゲット・レディ」がグラミーの殿堂入りとなっています。
ボーカル・グループと言えば、ソウル界では The Wispers 1963-現役、日本ではハイファイセット1974-1994、ジャズ界では、マンハッタン・トランスファー1969-現役(1971年にいったん解散)、New York Voices 1986-現役、と大御所にまでなれば、インプレッション以外も、ボーカル・グループはジャズも含めて息の長いバンドが多いような気がします。肉声を楽器として使用するため不機嫌な声で歌っていたら仕事になりませから、楽器メインのバンドよりも、メンバーのコミュニケーションが円滑に回りやすいのでしょうか中々興味深い傾向ですね。
このアルバムはライナーノーツも無く紙が一枚だけ入っている廉価版です。ググって見ても公式で発売されているようでは無いので、後発で発売したベスト盤のようなもののようです。序盤戦 Amen~Gypsy Woman までは、1961~1964年の全盛期のシングルを収録し、その後は編集者の趣味で選曲しているようです。
シングル発売は、Amen 1964、It's All Right 1963、Keep On Pushing 1964、Gypsy Woman 1961 となっており、ここらへんはファンや年配の方によってはお馴染みの曲ですね。私はリアルタイムでは聞いておりませんが、今は亡き母の子守歌の一つがなんと、Amen、It's All Right だったんで、このメロディは頭の中に深く刻まれており、すごく懐かしく聴けます🎵
tenor vocals, guitar : Curtis Mayfield
tenor vocals : Fred Cash
baritone and bass vocals : Sam Gooden
tenor vocals : Arthur Brooks
tenor vocals : Richard Brooks
1. Amen
2. It's All Right
3. Keep On Pushing
4. Gypsy Woman
5. A Woman Who Loves Me
6. See The Real Me
7. Talking About My Baby
8. I love You
9. Woman's Got Soul
10. You Always Hurt Me
▶ Amen
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