2020年3月16日月曜日

追悼  James Cotton を聴く

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1935年7月1日生まれ  2017年3月16日没
ジェイムス・コットンが亡くなってから3年になります

好きなブルース・マンは誰?と聞かれれば
私は「ジェイムス・コットン」と答えますが、
「誰それ?」とも良く言われてしまいます

ギタリストじゃないし世界的にメジャーではないかも知れません
でも、シカゴ・ブルースを知りたい方がいれば
私は迷わずこのお方をお勧めします

入門にはこれでしょうか「Rocket 88」

音悪いけど Full Concert  Winterland

晩年は、喉頭癌の手術で声が出なくなっても
ブルースハープは健在で、アルバムを作成を続けていらっしゃいました

「ミスター・ブルース・ハープ(Mr Blues Harp)」は永遠です





Live From Chicago Mr Superharp Himselfe!  1986










  






2020年3月15日日曜日

本日のCD The Police ♪ Reggatta De Blanc


邦題は「白いレガッタ」私の青春時代の一枚であります
高校生だったのでたしかカセットでラジオから録音して聴いてました

よく聞いてはいましたが、その頃はハードロック小僧であり
隠れパンクファンだったんで、ポリスのコピーなぞは一切しませんでした
いや当時のアンディサマーズのギターは弾けなかった
と言ったほうが正しいのでしょう

中古で見つけて思わず懐かしんで買いでした

bass , vocals : Sting
guitar : Andy Summers
drums : Stewart Copeland

Message In A Bottle
Regatta De Blanc
It's Alright For You
Bring On The Night
Deathwish
Walking On The Moon
On Any Other Day
The Bed's Too Big Without You
Contact
Does Everyone Stare
No Time This Time

Message In A Bottle

Regatta De Blanc

It's Alright For You

Bring On The Night

Deathwish

  




2020年3月14日土曜日

本日のCD The Bill Evans Torio ♪ I Will Say Goodbye


1977年作品でラストのトリオ作品
You Must Believe In Spring」と同じメンバーでの録音です
優雅で繊細で美しい哀愁漂う音色に聞き入ってしまいます
賛否が分かれるようですが
私にはこれぞ、ビル・エバンス的なものを感じます

piano : Bill Evans
bass : Eddie Gomez
drums : Eliot Sigmund

I Will Say Goodbye
Dolphin Dance
Seascape
Peau Douce
I Will Say Goodbye (Take 2)
The Opener
Quiet Light
A House Is Not A Home

【Bonus】
Nobody Else But Me
Orson's Theme

I Will Say Goodbye

Seascape

Quiet Light


  





喋々喃々 小川糸


「喋々喃々」聞きなれない言葉です
意味をググってみると、「男女がうちとけて小声で楽しそうに語りあうこと」
なるほど、そういう話でした

主人公の栞はアンティーク着物の販売で生計をたてています
実直な人柄で、少し不便な店舗兼住居のある谷中で粋な暮らしと仕事ぶり
でも途中でいつもと違うことに気づきました
これは恋愛もの? でも相手は妻帯者って、さりげなく書いてあったよな

「アンティーク着物の世界」「美味しい食べ物」「ご近所さんとの日々の生活」
「春一郎さん」「雪道くん」「イッセイさん」

小川糸さんならではの丁寧な描写で淡々と日常の生活と感情が描かれ
恋愛ものと呼べるのかといえば、そうではないと思います
当然、不倫のドロドロはなく、
そこが読者に少しだけフラストレーションを与えるのがニクイ
淡々と、日常の「楽しみ」「ドキドキ感」「失望」が描かれ
読み終わった後は、ほわっとします


ポイント高い 松屋の「ガリたま牛めし」

松屋の「シュクメリ鍋定食」のB級なグルメ加減が
心に残っていました

そして今回も気になるメニューが出ています
「ガリたま牛めし」490円
熟成チルド牛肉使用、ザーサイ、生玉子+ニンニク
今日食べました

注文すると

タマゴは自分で割ってのせる


ザーサイはアクセントで、たっぷりネギとニンニクが嬉しい
牛丼は「吉野家」だが、この手のB級メニューはやっぱり松屋ですね

2020年3月13日金曜日

本日のCD Miles Davis ♪ Black Beauty


マイルス・ファンでは無いと書き続けていますが
確実にマイルスの音源が増殖しています
ファンでは無いんですが気になる存在です

録音は1970年のフィルモア・ウェストでのライブ

オールマン・ブラザーズのフィルモア・ライブも持ってたんで
フィルモアって地名のことかと思ってたら
「フィルモア・ウェスト」って言う
ロックの殿堂的ライブハウスの名前らしい

最近聞きこんでいたのは60年代ぐらいだったんで
この時代のロックなマイルスは久しぶりに聴いてまた新鮮

trumpet : Miles Davis
bass : Dave Holland
drums : Jack DeJohnette
electric piano : Chick Corea
percussion : Airto Moreira
sax : Steve Grossman

【DISC1】
Directions
Miles Runs The Voodoo Down
Willie Nelson
I Fall In Love Too Easily
Sanctuary
It's About That Time

【DISC2】
Bitches Brew
Masqualero
Spanish Key / The Theme
Composed By – Miles Davis


  




2020年3月12日木曜日

本日のCD The Baker Brothers ♪ Silver Bullet At Motion Blue Yokohama


札幌在住時代にすっかりファンになったベイカーブラザーズ
私にとって入門の一枚です
これを聞きながら道内を営業車で走らせました

モーションブルー横浜というところで行ったライブ音源です
それで、ニホンザルと富士山とビル群がジャケットに書いてあるんですねえ
このサル、うちわを持っているようにも見えます

ご機嫌のノリ、ギターのカッティングのザクザクさ加減がぴったりで
UKジャズファンクであり、ロック魂もあり
スタジオ収録も良いですが、このライブ盤はまた楽しい

1曲目メキシカン、ノリの良いホーンのメロディとリズムの3曲目チャンス&フライ
ああバンドでやりたいアイ・ワンス・ハドア・ロング
リズム隊むずかしそうなオール・ベイクドアウト 興奮のライブです

keyboads , guitar ,vocals : Dan Baker 
drums : Richard Baker
bass , keyboads ,trumpet : Chris Pedley

The Mexican
Why Oh Why
Chance And Fly
Fantasy
Would I Be Wrong
I Once Had A Friend
Family Tree
Hold On
Lady Day And John Coltrane
Doin' It In The Dark
All Baked Out
Beat Feet

Hold On




  






2020年3月11日水曜日

本日のCD Eric Clapton ♪ Eric Clapton


スティーヴ・ウィンウッド、ジャック・ブルースと「クリーム」
スティーヴ・ウィンウッド・ジンジャーベイカーで「ブラインド・フェイス」
そして、この1stソロアルバム 発売は1970年

このアルバムが出来てから、次のデレク&ザ・ドミノスに進化していくわけで
次のメンバーの3人もこの時点で既にクラプトンと共演しています
キーボード奏者の「ボビー・ウィットロック」
ベーシストの「カール・ラドル」
ドラム「ジム・ゴードン」

このソロアルバム「クリーム」「ブラインド・フェイス」で
抑圧されていたのか今までと方向性は違います

ホーンも入ったソウルフルな曲
アコースティック・ギターのストローク

アルバムセールスとしては地味だったかもしれないけど
やっぱりクラプトンはカッコいいっす

guitar ,  lead vocals : Eric Clapton
guitar :  Stephen Stills
rhythm guitar : Delaney Bramlett
bass : Carl Radle
drums : Jim Gordon
organ : Bob Whitlock
piano : John Simon, Leon Russell
sax : Bob Keys
trumpet : Jim Price
vocals : Bob Whitlock , Bonnie Bramlett, Delaney Bramlett, 
Rita Coolidge, Stephen Stills
 J.I. Allison , Sonny Curtis

Slunky
Bad Boy
Lonesome And A Long Way From Home
After Midnight
Easy Now
Blues Power
Bottle Of Red Wine
Lovin' You Lovin' Me
Told You For The Last Time
Don't Know Why
Let It Rain

After Midnight

Slunky

  


2020年3月10日火曜日

本日のCD Ella Fitzgerald ♪ Mack The Knife - Ella In Berlin


 録音は1960年2月13日ベルリン
ドイッチュラント・ハレ(Deutschlandhalle)と呼ばれる公会堂
ヨーロッパ・ツアー初日ベルリンでのライヴ

43歳のエラがカッコ良く歌い、ギターはジム・ホール(へえ)
「Mack the Knife」ではサッチモの物真似
「How High the Moon」このスキャットは有名ですね
12,000人の大観衆を前にしてスウィンギーでグルーブ感があり
昔の録音ですが、いつの時代でも色あせない録音ですね
1960年は未だ私も生まれていない 圧巻!

vocals : Ella Fitzgerald
piano : Paul Smith
bass : Wilfred Middlebrooks
drums : Gus Johnson
guitar : Jim Hall

Gone With The Wind
Misty
The Lady Is A Tramp
The Man I Love
Summertime
Too Darn Hot
Lorelei
Mack The Knife
How High The Moon

Mack The Knife

How High The Moon

Lorelei


  



2020年3月8日日曜日

本日のCD Grant Green ♪ Slick! Live At Oil Can Harry's


後期グラント・グリーンの未発表音源で2018年リリース
1975年9月のカナダ、バンクーヴァーでの完全未発表ライヴで圧巻ですね
長尺な構成で、3曲目は31分に及ぶ激熱ソウル, R&Bメドレ-

グリーンは、60年代の後半より、ファンクな演奏にシフトしてきましたが
このライブでは色々な顔を見せてくれます

オープニングは、チャーリー・パーカーのナンバーからスタート
続く2曲目は、グルーヴするリズムに、エレピが印象的でファンクよりな演奏にシフト
3曲目でソウル・メドレーとなります

スタンリー・クラークの「ヴァルカン・プリンセス」
オハイオ・プレイヤーズの「スキン・タイト」
ボビー・ウーマックの「ウーマンズ・ガッタ・ハヴ・イット」
スティーヴィー・ワンダーの「ブギー・オン・レゲエ・ウーマン」
オージェイズの「フォー・ザ・ラヴ・オブ・マネー」

未発表音源の復刻版であるので
中の分厚いブックレットには貴重な写真やインタビューが掲載

グラント・グリーンを知らなくても、これを聞けば
はまる人も多いんではないかな

guitar : Grant Green
electric piano : Emmanuel Riggins
bass : Ronnie Ware
drums : Greg Williams
percussion : Gerald Izzard

Now’s The Time
How Insensitive (Insensatez)
Medley /
Vulcan Princess
Skin Tight
Woman’s Gotta Have It
Boogie On Reggae Woman
For The Love Of Money


Now’s The Time

How Insensitive (Insensatez)

Medley


  




マグロは時速160キロで泳ぐ 中村幸昭


海の生物のウンチク本でマグロの本ではありません
結構この手のネタは好きですね
出張の際の暇つぶしに昔読んだやつです

7種類にカテゴリー分けしてあります
第1章 驚異の運動能力の秘密
第2章 おそるべき海のギャングたち
第3章 魚はいかにして愛を語るか
第4章 海獣は海の道化師
第5章 海の個性派たち
第6章 サカナってこんなにおいしかった
第7章 海底に眠る神秘の宝石

サンマ、イワシ、マグロから
アシカ、ラッコ、ジュゴンまで様々な生物の
生態や能力について書いてあります

ネタ的には知っているものも結構ありましたので
いまさらヘエでは無いものも多数あり

2020年3月7日土曜日

本日のCD Bill Evans Torio ♪ At The Montreux Jazz Festival


1968年6月15日、モントルー・ジャズ・フェスティヴァル(第2回)のライヴ録音
モントルー・ジャズ・フェスの名前が世界的に広まったことでも知られる傑作
ジャケ写は、会場のすぐ近くのレマン湖のほとりに建つ古城で
この作品は「お城のエヴァンス」とも呼ばれているらしい

クールかつ躍動感ありアグレシッヴ
聴かせるソロもありエヴァンスならではの
個性とスリリングな展開が魅力

メンバーのエディ・ゴメスは66年からビル・エヴァンス・トリオに参加
以後11年のエヴァンスのバンドに在籍します
ドラムスはジャック・デジョネットでエヴァンスより15歳ほど年下

piano : Bill Evans
bass : Eddie Gomez
drums : Jack DeJohnette

One For Helen
A Sleeping Bee
Mother Of Earl
Nardis
I Loves You Porgy
The Touch Of Your Lips
Embraceable You
Someday My Prince Will Come
Walkin' Up
Quiet Now【Previously unreleased】


One For Helen

A Sleeping Bee

Mother Of Earl