2020年7月20日月曜日

本日のCD Boston Horns ♪ Funkafized


ボストンを拠点に活動する重量級ファンクバンドです
T.O.P.より重量を感じるホーンアンサンブルで
タイトなリズム隊でキャッチーで陽気なファンク・グルーヴ

スライ&ザ・ファミリー・ストーンの
「Sing a Simple song」「Remember who you are」カバーも絶品です
ドラムベースのリズムセクションが、正確でゆったりとノリの良い
リズムを刻んでいるせいか、ホーンアンサンブルに余裕を感じます
この手のバンドはもちろん数多く存在し
上手いバンドも数多くあるが
少し重めで芋っぽいところがこのバンドの良さであると感じます

lead vocal : Nephrokl
keyboad : Jeremy Parker
guitar : Jeff Buckridge
bass : Dave Walker
drums : Peter Mact Lean
sax : Henley Douglas
sax : Dan Abreu
trumpet : Garret Savluk
trombone : Squantch

1. Funkafized
2. Sing a Simple song
3. PFWB
4. Dipper Mouth
5. Remember who you are
6. Nasty Riders
7. Big Alice
8. Dipper Mouth (reprise)

【Bonus Tracks】
9. Ain't Nothing to it feat.Sam Kininger
10. Blues For Ben
11. Dyno-Mite (Instlumental Version)

Funkafized

Dipper Mouth

Nasty Riders
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2020年7月15日水曜日

本日のCD Donald Byrd ♪ Slow Drag


ドナルド・バードは実は未だ聞き込んでいなくて
ジャズでは、ジャズ・イン・カメラと言う
マニアックな未完成映画のサントラ(これはインパクト強力)
ブルーノートのオムニバス

ジャズマンなのだが、この後あたりから
ジャズ・ファンク、ヒップ・ホップ系に変わっていくらしい
他はジャズ・ファンクのオムニバスで数曲
知らない間に数曲聞いていました

このアルバムは1967年のセッションアルバムで
アルバムタイトルと、ヒッピーっぽい女性の写真から
とんでもないものが飛ぶ出てくるのかと思っていたら
極めて正統派のジャズセッションでした
演奏内容も技巧的にどうのこうのは無く
自然な演奏のブルースが多く入ったセッション
悪くはなかったが印象は若干薄めの部類に入るかもしれない
もう少し大きめの音量で聴ける環境があれば
印象が変わる可能性はあるかも

trumpet : Donald Byrd
alto sax : Sonny Red
piano : Cedar Walton
bass : Walter Booker
drums, vocals : Billy Higgins

1. Slow Drag
2. Secret Love
3. Book's Bossa
 4. Jelly Roll
5. The Loner
6. My Ideal

Book's Bossa

Slow Drag

The Loner
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2020年7月14日火曜日

本日のCD Grover Washington. Jr. ♪ Winelight


グローバー・ワシントン・ジュニアは知っているし
聞いたことはあるけどアルバムは持っていませんでした
売れ線な雰囲気のするジャケットとタイトル
これなら外すわけはあるまいと購入

なにか、いつもと同じ雰囲気だなと思っていたら
やはり、マーカスとガッドとエリック・ゲイル
パーカッションもラルフ・マクドナルド
売れっ子はどのアルバムにも顔を出している
ん、このピアノは?やっぱりリチャード・ティー
勢ぞろいし過ぎなアルバムで
肝心のサックスに集中できないじゃないですか

 Just the Two of Usは流行っていたから知っています
ビル・ウィザーズのシングルかと思っていたら
このアルバムの楽曲だったとはねえ

都会的なセンスが光るアルバムで
黒っぽさ荒々しさが聞きたいときにはちょっと物足りない
赤ワインではなく
まさに都会のバーで白ワインな雰囲気です

soprano, alto, tenor sax : Grover Washington, Jr.
synthesizer : Ed Walsh
guitar : Eric Gale
bass : Marcus Miller
drums : Steve Gadd
congas, percussion, electronic drums : Ralph MacDonald
backing vocals : Hilda Harris, Ullanda McCullough, Yvonne Lewis
steel drums : Robert Greenidge
1. Winelight
clavinet : Paul Griffin, Raymond Chew
fender rhodes : Richard Tee

2. Let It Flow (For "DR. J")
fender rhodes : Paul Griffin

3. In the Name of Love
fender rhodes : Richard Tee

4. Take Me There
fender rhodes : Paul Griffin

5. Just the Two of Us
fender rhodes : Richard Tee
synthesizer : Bill Eaton
vocals : Bill Withers

6. Make Me a Memory
fender rhodes : Richard Tee


 Just the Two of Us

Winelight

Take Me There


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2020年7月13日月曜日

本日のCD The Modern Jazz Quartet ♪ Fontessa


MJQは一般的に、Modern Jazz Quartetだが、
Manhattan Jazz Quintetと区別がついていなかったことが
おでんバーのマスターの指摘で判明した
長年音楽談義中の話がかみ合わず
アルバムがかかるとこれがMJQ?とを聞く度に思っていたわけで
大急ぎでDiscUnionで復習のために購入しに行った一枚

1956年リリースで、それまで所属した「Prestige」から
「ATLANTIC」へ移籍1弾目のアルバム。

表題の「Fontessa」は 16世紀イタリア・ ルネッサンスの
仮面を使用する即興演劇の形態である コンメディア・デッラルテに啓発され
ジョン・ルイスが小組曲として作曲した大作で
アルバム・ジャケットに描かれた4名の登場人物をモチーフとして
作曲したことをジョン・ルイスが解説しています
最初は幕開けのテーマ、ミルト・ジャクソンのビブラフォンによる即興演奏
ジョン・ルイスのピアノアドリブによるピエロの描写
コニー・ケイのドラム演奏と最後にメインテーマをコロンビーナの代役として
ジョン・ルイスが名付けたフォンテッサのテーマ曲からなるジャズ組曲

全体的に気になるのはコニー・ケイのドラムの録音レベルの低さかな
ジャズではありながらクラシックのような優雅さが良いです

piano : John Lewis
vibraphone : Milt Jackson
bass : Percy Heath
drums : Connie Kay

1. Versailles (Porte De Versailles)
2. Angel Eyes
3. Fontessa
4. Over The Rainbow
5. Bluesology
6. Willow Weep For Me
7. Woodyn You

Versailles (Porte De Versailles)

Angel Eyes

Fontessa

Over The Rainbow

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2020年7月9日木曜日

本日のCD Eddie Roberts ♪ Roughneck Live in Paris


ニュー・マスターサウンズを率いるエディー・ロバーツの
2005年にパリの名門クラブで行なったパフォーマンスをライヴ録音

ファンク・ビートにのせたソウルフルなフレーズは健在で
難しいフレーズは決して使わずペンタ中心のグルーブだが
このアルバムでのエディ・ロバーツは
ジャズ・ファンクの中のジャズ色が強く押し出している
比較するとニュー・マスターサウンズは商業的なコマーシャル
ソロ活動は、エディ・ロバーツの趣味みたいな感じですね

私的には、どストライクで
こんなにこの人ギター上手かったっけ?という感じもします

guitar : Eddie Roberts
trumpet, flugelhorn : Malcolm Strachan
piano : Bill Laurance
bass : Neil Innes
drums : Gordon Kilroy

1. Eazin’ Down
2. The House in Alajor
3. Costa del Soul
4. Mr E
5. New Life
6. Szabo
7. Lose Yourself
8. Every Goodbye

Eazin’ Down

 Eddie Roberts & The Fire Eaters live

Eddie Roberts/DJ Logic & Friends - 3-9-18 full show Stanley Hotel Estes Park, CO SBD 4K HD tripod

Eddie Roberts West Coast Sounds live in Barcelona 2013

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2020年7月8日水曜日

本日のCD David Sanborn ♪ Close Up


「A Change of Heart」に続く1988年リリース作品

未だフュージョン色濃い時期で、
マーカス・ミラー、ハイラム・ブロックがメインで参加
キーボードはリッキー・ピーターソンです
1曲目のスラムには、ナイル・ロジャースもいます
ずっとシンセの打ち込みと思ってたのは
どうやらナイル・ロジャースのギターのカッティングのようです

1988年といえばサンボーンも出ていた「Live Under the Sky」を見に行って
早朝から芝生席で酒飲んでたら
なんとリハが始まったという鳥肌、幸せを思い出します

1. Slam
alto sax, backing vocals : David Sanborn
backing vocals : Adam Dorn, Ava Gardner, Bibi Green, Billy Jones, Cliff Braithwaite, Tony Bardani, Wayman Tisdale
bass, keyboards, backing vocals : Marcus Miller
drums : Andy Newmark, Steve Jordan
guitar : Hiram Bullock
rhythm guitar : Nile Rodgers

2. J.T.
alto sax : David Sanborn
bass, keyboards, Gguitar : Marcus Miller
drums : Andy Newmark
guitar : Jeff Mironov
piano : Richard Tee, Ricky Peterson

3. Lesley Ann
alto sax : David Sanborn
bass, keyboards : Marcus Miller
drums : Vinnie Colaiuta
guitar : Hiram Bullock, Jeff Mironov
percussion : Paulinho Da Costa
piano : Ricky Peterson
vocals : Michael Ruff

4. Goodbye
alto sax : David Sanborn
bass, keyboards : Marcus Miller
drums : Vinnie Colaiuta
guitar : Jeff Mironov
lead guitar : G.E. Smith
percussion : Paulinho Da Costa
piano : Ricky Peterson

5. Same Girl
alto sax : David Sanborn
piano, keyboards : Marcus Miller

6. Pyramid
alto sax : David Sanborn
bass, keyboards : Marcus Miller
guitar : Paul Jackson Jr.
keyboards : William House
piano : Ricky Peterson

7. Tough
alto sax : David Sanborn
bass, keyboards : Marcus Miller
guitar : Hiram Bullock, Paul Jackson Jr.
piano : Ricky Peterson

8. So Far Away
alto sax : David Sanborn
bass, keyboards, guitar : Marcus Miller
drums : Vinnie Colaiuta
guitar : G.E. Smith, Paul Jackson Jr.
percussion : Paulinho Da Costa
piano : Ricky Peterson

9. You Are Everything
alto sax : David Sanborn
bass, keyboards : Marcus Miller
drums : Vinnie Colaiuta
guitar : Paul Jackson Jr.
percussion : Paulinho Da Costa
piano : Ricky Peterson

10. Camel Island
alto sax : David Sanborn
drums : Vinnie Colaiuta
electric piano : Ricky Peterson
percussion : Don Alias, Paulinho Da Costa

David Sanborn Group Live Under the Sky 1988

Tough

Pyramid

J.T.

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2020年7月6日月曜日

本日のCD Kemuri ♪ Little Playmate


日本のスカパンクバンド「KEMURI」の1stアルバムで
1997年6月21日にロードランナジャパンよりリリース。
世界8ヶ国で発売されました。
彼らのマインドは、「P・M・A(Positive Mental Attitude)」で
なるほど新年もってポジティブに生きれば
海外でも売れちゃうんだ、って説得力ありますね
(中々そうはいかないのが人生ですが)

メンバーは結構入れ替わっていますし
2003年にメンバーが死傷する悲しい事故があったり
2007年に解散、2012年に再結成し
2017年2018年アルバムをリリース

良い意味で日本人を感じる気がして嬉しくなる

vocals : Fumio Ito(伊藤ふみお)
bass, vocals : Tsuda(津田紀昭)
guitar, vocals : Yukihiko 'T' Tanaka(田中幸彦)
drums, vocals : Shoji Hiraya(平谷庄至)
trombone, vocals : Yuji Shimoda(霜田裕司)

サポート
trumpet : Masahiko Cyadani
tenor sax : Mike Park
tenor sax, chorus : Ross Peard

1. New Generation
2. Knockin' on the Door
3. Prayer
4. Workin' Dayz
5. Rainy Saturday
6. Circle of Life
7. Sunset
8. Live up to Ya Rights!
9. Don't Know
10. Ato-Ichinen
11. Mercy
12. Givin' Up
13. Yellow Survivors
14. On the Street

「New Generation」 Trailer  for 20th Anniversary Tour "SKA BRAVO" & "F"

Prayer

Workin' Dayz
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2020年7月5日日曜日

本日のCD Roy Hargrove ♪ Nothing Serious


グラミー賞受賞の「Habana」で初めてロイ・ハーグローヴを知り
中々気持ち良いアフロキューバン系ジャズだと思っていました
このアルバムもその系統でラテンの香り漂う
ワイルドさと叙情性にあふれる作品

「Nothing Serious」がラテン色が強めで
2曲目以降はストレートアヘッドなjazzで最高のパフォーマンス
 7 曲目「Salima's Dance」 のモーダルな雰囲気の良い
最後の「Invitation」でちょっとホッとする
基本はトランペットとアルトサックスをフロントに据えたクィンテットですが、
3曲にスライド・ハンプトン(トロンボーン)がソリストで参加

ジャズ・ヒップホップRHファクターや
クインテットRHQなんかも聞いてみたくなってます

 Nothing Serious
堅苦しくなく楽しんで音楽を聴こう!

trumpet, flugelhorn : Roy Hargrove
alto sax, flute –: Justin Robinson
bass : Dwayne Burno
drums : Willie Jones III
piano : Ronnie Matthews

trombone : Slide Hampton (2, 7, 8)

1. Nothing Serious
2. A Day In Vienna
3. Trust
4. Camaraderie
5. Devil Eyes
6. The Gift
7. Salima's Dance
8. Invitation

 nothing serious

a day in vienna

salima's dance

invitation
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2020年7月4日土曜日

本日のCD Thelonious Monk Quartet / Misterioso


 1958年のニューヨークの Five Spot Cafe でのライブ録音です。これだけ凄い演奏なのに酒を飲んで騒いでいる客がいます。この時代それほど当たり前に、このクラスのジャズ・アーチストのライブが身近に聞けたということでしょう。私もこんなライブ聞きながら酔いたいです。
 なお、ジャケットはイタリアの画家 Giorgio De Chirico(キリコ)の作品です。後のシュルレアリスムに大きな影響を与えた画家だそうです。「口頭、記述、その他のあらゆる方法によって、思考の真の動きを表現しようとする純粋な心的オートマティスム。理性による監視をすべて排除し、美的・道徳的なすべての先入見から離れた、思考の書き取りを定義し、シュルレアリスムはジークムント・フロイトの精神分析とカール・マルクスの革命思想を思想的基盤とし、無意識の探求・表出による人間の全体性の回復を目指した」という難解な定義と歴史があるようですが、日本では1930年以降はブルトンが提唱した無意識の探求という本来の目的から離れ、「現実離れした奇抜で幻想的な芸術」という意味で「シュール」という日本独自の概念・表現が生まれることになったそうです。
 グリフィンのテナーとピアノの掛け合いの具合がちょうどよい。所謂モンク臭いピアノってあると思うんですが、結構いろんなモンクのアルバムを聴いてきてアルバムによってモンク臭さの度合いが違うことに気づいてきました。これはモンク臭さがかなり出ています。
 非常に簡単な旋律でありながら、印象的が強烈なタイトル曲「Misterioso」あまりに印象的すぎて一度聴いたら忘れられません。「misterioso(ミステリオーソ)」とは、「カンタービレ」「マエストーソ」と同様、音楽用語「発想標語」の一つであり、神秘的に奏でよという標語です。なるほど🎶🎹

Thelonious Monk : piano
Johnny Griffin : tenor sax
Ahmed Abdul Malik : bass
RoyHaynes : drums

producer : Orrin Keepnews
painting : Giorgio De Chirico
recorded at the Five Spot Café, New York City, July 9, 1958 & August 7, 1958

1. Nutty (Thelonious Monk)
2. Blkues Five Spot  (Thelonious Monk)
3. Let's Cool One  (Thelonious Monk)
4. In Walked Bud  (Thelonious Monk)
5. Just A Gigol (Irving Caesar, Leonello Casucci)
6. Misterioso  (Thelonious Monk)
7. 'Round Midnight  (Thelonious Monk)
8. Evidence  (Thelonious Monk)

Nutty



  

2020年6月27日土曜日

本日のCD Beck Bogert Appice


ジェフベック、ティムボガード、カーマインアピスのセッションバンド
1973年にジェフ・ベックが、元ヴァニラ・ファッジのボガート&アピスと
73年に結成し活動期間は約2年
高度な演奏技術とスケールが大きな楽曲、刺激的なロック・サウンドです


アルバムはこのスタジオ盤とライブの2枚だけですが
ベックもフェイセスとかも活動していた時代で骨太のギターリフ、
ワイルドなギター・テクニックが、これでもかと満載
この時代の音の流行りがわかる
タイトでわかりやすいリズム隊
全部カッコイイよくインパクトがあります
中古屋で見つけてなんて懐かしい!と購入

BLACK CAT MOAN
1'M SO PROUD
そしてなんと言っても、
重厚感あふれる SUPERSTITION
改めて聞きなしてもいいなア

guitar : Jeff Beck
bass : Tim Bogert
drums : Carmine Appice
piano : Jim Greenspoon (5)
piano, mellotron : Duane Hitchings (3)
backing vocals : Danny Hutton (5)

1. Black Cat Moan
2. Lady
3. Oh To Love You
4. Superstition
5. Sweet Sweet Surrender
6. Why Should I Care
7. Lose Myself With You
8. Livin' Alone
9. I'm So Proud

Jeff's Boogie

 Black Cat Moan

Lady

Oh To Love You

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